通常だと第2土曜がお休みなんだけど、今月はワークショップのために先週休みをもらったので、今日は出勤日。
新聞休刊日前の土曜に出勤ってのは久しぶり。
仕事が始まって少ししたころ。
広告の束を開梱している時に店の前の道路に車が停まった。
何やら女性が2人、車の後ろ(トランク付近)で話してる。
最初、持ち込みの広告を持ってきたのかなって思ったんです。
道路に停めないで店の前の駐車スペースに入れれば良いのにって。
作業しながら見ていると・・・・
あ、違う。
この人たち…事故したんだ!
幸い軽く接触した程度のようで、遠目に見る限りはそんなに大きく凹んだりって風には見えない。
呼んだのも警察だけでしたね。
年末が近づくと、特に何もなくても気忙しくなってしまうもの。
車の運転をされる方は普段以上に気をつけて、時間にも心にも余裕を忘れずに。
ということで、本日の本題はこちら。
カレと48時間で脱出するCD
クリミナーレ!X Vol.2 ダンテ
ボイスは野島健児さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
前作のクリミナーレ!Fで新しく加わったダンテです。
前作では敵方のスナイパーだったわけですが、ラストで言っていたように、無事にアンフィスバエナに転職することができました。(笑)
どうやら新ファーザーであるジェラルドが快く仲間に迎え入れたようです。
さて、『ダンテのターン』では『わたし』はダンテの恋人となるわけですね。
そして、今回の舞台はドイツ。
”カルチョ”観戦のためにドイツを訪れました。
・・・・カルチョ?
これってサッカーのことで良かったんだよね?
ってことでWikiってみた。
そうしたらありましたよ、カルチョ・フィオレンティノっていうイタリア起源の競技が。
具体的にルールとかはよく分からないけど・・・
《パンチや肘撃に首絞めといった戦術が許されている》
なんて風に恐ろしげな戦術が普通に存在するもののようです。
・・・・・でもサッカーのことで良いんだよね。。。。(苦笑)
聞き始める前に読んだジャケット裏から、こーんな話に発展してしまったわけですが。(笑)
『わたし』とダンテはスタジアムで入場の列にいます。
長い列ができているのだけど、このゲートのところで『わたし』は拘束されてしまう。
手錠をかけられ連行されそうになるのはわたしだけ。
ここでダンテはわたしだけが連れ去られないようにと、わたしにかけられた手錠の反対側を自分にかける。
無理矢理一緒に(自ら)連行ということなんですが・・・・・・。
実は気になっていることがあります。
今回のクリミナーレ、ライターさんが変わりましたか?
Vol.1のジェラルドを聞いた時にも感じた違和感。
もっとも、この時の違和感ってのは、作中の”水”で私の感覚がおかしくなっているからなのかもしれないっていう思いがあったんですが。
ジェラルドの感想を読んだ人はなんとなく気がついてるかもしれないけど、いつもの感想と空気感が全然違ったでしょ?
これは”水”が影響して上滑りしてしまったからに違いないって思ってました。
ところが、今回のダンテを聞いて・・・・。
・・・シナリオのせいだ
設定にも筋書きにも”無理矢理”ってのを感じてしまう。
『わたし』の言ったであろう台詞を”繰り返す”っていう昔あった手法を多用してるし。
こんなことしなくても、わたしが何を言ったのかってちゃんと分かるような台詞回しってのができるはずです。
しかも、繰り返さなかった部分では、結局何を言ったのかが判断つかないという事態が起きてます。
それと、必然の流れってのが無いんです。
手錠の話からしてそうです。
一般人であるわたしが国際指名手配をかけられたってのも無理のある話ですが、そこは100歩譲って『インターポール側に何らかの意図がある』ってことで納得したことにしましょう。
手錠をかけられたわたし。
その手錠の反対側を自分でかけたダンテ。
でも、普通に考えて『手錠』を持っていたインターポール側の人間ってのは『手錠の鍵』も持ってるわけですよね。
一緒に連れていく必要のないダンテを『そのまま同行させる』。
到着したインターポールの監獄では、男女別々に投獄するからということで、インターポール側が鎖を切ろうと工具を出してくる。
・・・・鍵は?
この手錠が他の誰かにかけられたものだったり、ダンテが用意していたものだったなら、インターポールが鍵がなくて切ろうとするってのも頷けるけど。
仕方なく監獄にダンテも連れてくるってのも有りかって思うけど。
とにかく手錠で繋がらないことにはこの話は始まらない、とばかりの感じがするんですよね。
今までの、『わたしに逃げられないように』とか『2人一緒に捕える』とか『動きを封じるための』とかっていうある種の必然がない。
手錠が外れない原因も、今までだと『敵が鍵を持ってる』とか『鍵を落としちゃった(てへ)』とか『わざと外さない』とかって、やっぱりちゃんとした理由があった。
うーん・・・
とりあえず、この手錠の部分は『気にしない』方向で・・・・
と、意識から切り離してみました。
ところが・・・・
・・・・インターポールって馬鹿なの?
これが日本の警察みたいに、よほどのことがなければ発砲しちゃいけないってのなら、この状況になるかもしれない。
ところが、銃を持ち対峙してるだけじゃなく、ちゃんと発砲もしてるというのに1発も当たらないってどいういうこと?
ここでも100歩譲って『ダンテは怪我をしない』ってことにしたとしても・・・・
この監獄のボスなる人物と面と向かっての対峙シーンが・・・・(あり得ない)
いや、だいたい、ダンテがゴチャゴチャ喋ってる間、撃ちもせず黙って大人しく聞いてるって・・・・(みんなお行儀が良いんだから)苦笑
ツッコミどころが満載なうえに・・・・
・・・・ダンテ、銃の腕が落ちましたか?
確か、スナイパーであるダンテは撃ちまくるテンペスタと違って『1発必中』だったと記憶してるのですが。
なんて言うかな・・・・。
48時間というタイムリミットと、手錠に繋がれ離れたくても離れならないという状況と、2人をぐいぐい追い込んでくる”敵”。
もう駄目かもしれないと思うくらいの緊迫感で、その先を聞くのが苦しくなる。
そのピンと張りつめた緊迫感がふっと緩む甘いシーン。
そういうのが魅力の『クリミナーレ』なわけです。
過去作には、それがちゃんとあったんです。
(誰のターンでも)
今回は、苦しくなるほどの緊迫感ってのを感じなかった。(ラストですら)
(どっちかというとダラダラという感じ)
緊迫感が無いから気が緩んだままでの甘いシーン。
甘いシーンではひそひそ話系が多かったから、耳に密着した距離感は良かったけど。
あと良かったといえば、野島さんも気に入っていたようですが、車の好きなダンテが車の展示場みたいなところで大はしゃぎするシーン。
あそこの空気感は良かった。
(手錠で繋がってるんだから、とても不自然な乗り方をするはずですが…とても自然な対応を受けてるという不自然さがあるけど)苦笑
まあ、ダンテがとっても可愛かったので、その可愛さに免じて許す。(笑)
好きなことに目の色変えて熱く語ったりはしゃいだりする人って良いですよね~。
こういうタイプって好きです。
(そういう自分もシチュCDや楽曲や声優さんというキーワードで同じ状態になりますが)笑
状況設定と理由付けが甘い。
そのために、ネタ切れですか?って思わせてしまう。
ライターさんのお仕事情報から、クリミナーレは複数のライターさんが担当しているようなので、次回は『質』が上がっていることを期待します。
さて、今夜はこのカレ要注意にしましょう。
明日も感想記事でお会いしましょう。
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