まず最初に。
昨日書いた映画『ワイルド わたしの中の獣』に関連して。
ちょっと思ったこと。
脳内で想像を巡らせて聞く『シチュエーションCD』というものは・・・
どれだけ音(効果音やBGM)や声(語り口調や息遣い)が的確であっても、『シーン』を頭の中に描き組み立てる力が無いと作品のパワーはガクッと落ちる。
反対に言えば、頭の中だけで想像していたことを、”そのもの”じゃなくても『映像』という視覚情報として記憶を引き出せたなら、作品のパワーは100%どころか120%や150%に増幅する。
シチュCDに出てくること全てを経験してるなんてことはあるわけがないので、そこにはどれだけ想像力を働かせることができるかってのが関わってくる。
例えば、狼。
狼の姿かたちの視覚情報ってのは、まあ大抵の人が持ってるわけですね。
ただ、それが『人』と密着するくらいの距離で、どのくらいの大きさの比があるのかってのは、実際に見ないと分からない。
イメージだけの想像図と、実物の映像から得る図とはやっぱり違う。
ただし、これには副作用的なこともある。
普通に狼と人との対比の映像なら何の問題もないだろうけど、この映画のように狼とのえっちシーンがあるような過激なものの場合。
今までは狼になったシンにもふって楽しめていたとしても、迷蝶の人狼リュカオンと恋に落ちたとしても、この『実写映像』を見て、今まで通りでいられる人と拒否反応が出てしまう人がありそうな気がしたんです。
まあ、シンは狼の姿のままで噛みつくことはないけど、リュカオンは狼のままですからね。
・・・ある意味、自分の変態度が分かる、のかもしれない。(笑)
ちなみに私。
映画予告編による映像の蓄えにより、脳内イメージが増幅されまして・・・・。
シンで”これ”なんだから、リュカオンを聞いたら・・・・とんでもないことになるかも////
1人焦っております。(笑)
というところで、本日の本題はこちら。
DIABOLIK LOVERS LOST EDEN Vol.3月浪編
ボイスは森川智之さん(カルラ)と森久保祥太郎さん(シン)。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
なんだか、知らないうちに(ゲームやってないのでシチュCDのみの情報量です)、とんでもないことになってたのね?!
とはいえ、DARK FATEの月浪編でカルラ様の体調に異変が感じられたから、予想はしてましたが。
それにしても・・・・という感じが。
まさか・・・・カルラ様もシンもいなくなっちゃうってこと、無いよね?
人数が増えてきて、手一杯だけど・・・・2人がいなくなっちゃうって嫌よ?
そう思いながらも、今見えているものは2人がこの世界から消えることを予感させるものばかり。
『わたし』を手に入れることができず、始祖の死の病にかかってしまったカルラ様。
一族の再興を諦め万魔殿で静かな時を過ごしていた。
シンには弱った姿を見せないようにしてるけど、実際はかなり思わしくない。
そんな時、カールハインツが姿を消したという知らせが入った。
実は、ここで・・・・≪姿を消した≫ってのにちょっと引っかかりました。
深読みし過ぎかな。
でも、どう考えても簡単に死にそうにないカールハインツが死んだって・・・。
疑問はあったんですよ。
もしかしたら、何らかの意図があって、死を偽ったのかもしれない?
カルラはもう一度魔界の覇権を手に入れるために動くことを決めた。
まずは、逆巻のみんなと下界にいる『わたし』を連れてくるように、と。
ところが、この時にはすでにアヤトの暴走により逆巻の屋敷はメチャクチャな状態に。
廃墟と化している逆巻の屋敷跡には異質な匂いも残っている。
これを辿り、行きついたのは・・・キノの屋敷。
キノ編で『わたし』をバスルームから連れ出したのはシンだったのね。
目が覚めると・・・
シンの背中の上でした。(もちろん、もふもふ)
キノたちに気付かれ追われる前に・・・と駆けているんだけど、背中に乗せたわたしを落とさないようにってスピードを制御してた。
わたしが目覚めたことで・・・
『しっかり掴まって。スピード上げるから』
無事に見つかることなく万魔殿に到着し・・
カルラのところへ行く前に、吸血されちゃうんですけどね。
人の姿に戻っているけれど、さっきまで狼だったってのと、あの映画の予告映像という視覚情報が頭の中にあるものだから・・・
今までで一番痛くて、一番気持ち良かった。(///)
あ、それから、狼の遠吠え。
聞く前から遠吠えはヤバそうだなって思ってたら、ホントにヤバかった。
耳から入った遠吠えが、脳天からつま先まで電気のようにビリビリと流れて・・・・
(恐るべし映像効果)
この時、わたしに水を注いでくれるんだけど・・・
水差しの取っ手に血が・・・・
シンは何でもない風を装って・・・
急いで血を洗い流すけど・・・
この病は血によってうつる。
少量だから大丈夫と言い聞かせてみても不安は消えない。
全編に漂う焦燥感と悲壮感。
カールハインツがいなくなったことで、魔界の秩序は乱れている。
たった2人。
他の種族と手を組むこともなく、始祖の誇りを失うことなく・・・。
しかも病に冒されているというのに・・・。
いくら混乱に乗じてといっても、あまりにも無謀。
それでも、何もせずに病に冒され死ぬよりも、戦いの中で死ぬことを選ぶというのは、カルラらしい。
始祖の王として、譲れない思いなんでしょう。
リーフレットには、万魔殿を後にしたカルラの心の声として書かれている。
振り返り、長い間幽閉されていた万魔殿の光を見る。
そして、万魔殿に背を向け・・・歩き出す。
――全ては、最期まで誇り高きファーストブラッドであるために――
ほらね、嫌な予感しかしないでしょ。
でもでも、絶対にいなくなって欲しくない。
わたしを1人万魔殿に残すわけにもいかない、ということで・・・
魔界にいるわたしと少なからぬ縁がある者たちに手紙を出したと告げられた。
これ、無神のことですね。
DARK FATEでは偽の手紙を無神に送り、LOST EDENでも手紙を出す。
ルキたちは、何か魂胆があるだろうと色々考えたとしても、結局は迎えに来てくれるんでしょう。
『家畜を放っておくわけにもいかないだろう』
またコウくんたち3人が迎えに来るのかな。
それとも場所が万魔殿だからルキも来るかな。
ということで、次回ラスト巻は無神編となります。
いったい、どういうところに着地させるんでしょうか。
さ、今夜は侵食レンアイを聞きます。
明日も感想記事でお会いしましょう。
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