今日はこの間の土曜日と同じメンツでの折り込み仕事。
この間はあんなに多かったのに…。
今日は普通の状態に戻ってる。
さっさと終わらせて帰ろうを合言葉に。
幸い紙質も変なものはないし。
予定通りお昼に終わって、1軒集金に回って・・・・留守だった。。。。
夕方、日が暮れる前にもう1回行こうかな・・・
と、職場から電話が入りました。
もしかして集金関係の?と思ったら・・・・・
カレンダーだって!
店着したので今日のうちに運んでしまいたいということで。。。。
やってきました。
100組入っている大きな段ボールが3箱。
うちの店のカレンダーって超大判。
これが100組入っているダンボールってメチャクチャ重い。
仕事柄、重いものを持ったりするけど、これは無理。
玄関先まで入れてもらって・・・(よく5階まで持ってきたよねって感心しちゃう)
玄関の目の前の部屋に入れるだけでひと苦労。
絶対に持ち上がらないからずるずる引き摺ったり押したり。
積み上げるのも大変。
少し持ち上げて端を乗せたら、反対側を持ちあげて…押す!
3個目は立てた状態でずるずる運んで…そのまま重なるように倒す!
今年も怪我がないように気をつけて配布しなくちゃ。
(ってか約3週間、部屋のスペースを占領されて・・・とても邪魔)苦笑
というところで、本日の本題はこちら。
迷蝶(パンタレイ)3巻-明けの星は相ともに歌い-
ボイスは深川緑さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
迷蝶のラスト巻がやってきました。
サイトであらすじを読んだ時にぶっ飛んだ・・・・・・触手ものです。(笑)
いったいどんなことになるのやら…?
期待と疑問がぐーるぐるの状態で聞き始め・・・・。
前の2つの物語、それにリーフレット内に書かれていた『蜘蛛と蝶』というお話。
これらが全て繋がり絡まりあって…
とってもとっても良いお話に仕上がってました。
単純に『触手もの』だって、『ぶっ飛んだ設定を持ってきた』って、笑いふざける代物じゃない。
とてもピュアな気持ちが詰まった良い作品でした。
まず、今回の彼はソーヴ・ブラン。
彼は月で生まれ育った『月の民』。
かなり未来のお話になりますね。
異星間交流が普通にできるくらいの未来です。
彼ソーヴは脚本家であり演出家。
地球の古典演劇に興味があり、地球に来て活動をしている。
姿かたちは『人間』に似せているけれど、自由に形を変えられる『高エネルギー生命体』。
『触手』と呼ばれる伸縮自在の突起物を出すことができる。
この触手を使う時の効果音ですが、ぴゅるぴゅるとか…ちょっと文字にするのが難しい音を使ってます。
物語は、わたしと彼が結婚して1ヶ月後のお話。
レストランで食事をして帰宅。
1ヶ月のお祝いだからと、家でもワインを開け・・・・
彼からプレゼントをもらいました。
繊細な蝶の形をしたネックレス。
これは特注だそうで、実はペアネックレスなんだけど、制作が間に合わなくて、今手元にあるのはわたしへプレゼントしてくれたコレだけ。
この蝶のモチーフは彼のエネルギーを注ぐと羽ばたく。
(なるほど、これなら作るのにかなりの時間を要しそう)
実は、わたしも彼にプレゼントを用意してました。
それは、童話『蜘蛛と蝶』。
あらすじは・・・・
空を飛ぶ”青い蝶”に一目惚れしてしまった蜘蛛。
木の枝の陰から青い蝶を見つめていると・・・
あろうことか蝶は”ヒバリ”に掴まってしまう。
青い翅(はね)が…細かくちぎれ…舞い落ちてくる。
『この童話、知っているよ』
「もしかして、持ってる?」
『いや、持ってはいない』
そうそう。
月に関して、とても素敵な解釈がありました。
個人的に採用したい。
満月を見上げながら、月にお願いするという話に不思議そうに首を傾げた『わたし』。
『キミたちは流れ星にお願いするんだったね』
『月にお願いをすると本当に叶うんだよ』
「満月にお願いするの?」
『いつでもいいんだよ。どんな形の月でもそこにあることに変わりはないからね』
これを聞いて『私』がハッとした。
そうだね、『新月』とか『満月』とかって気にしてお願い(アファメーション)をしたりするけど、輝いて見えないだけで『月』は”そこ”にあるんだよね。
エネルギーの大きい小さいはあるかもしれないけど、どんな形の月にでも願いを託していいんだよね。
彼の腕と触手に抱かれ、眠りにつく。
眠るわたしを見ながら、彼は語り続ける。
『本当に願いは叶うんだよ』
『”あの時”、もう一度キミに会いたいと願ったんだ』
『ずっと願い続けていたんだよ。・・・・ロイだった時もリュカオンだった時も』
『唯一、キミと出会えずに生を終えたのは童話作家だった時』
『わたし』と一番最初に出会った時は、『蝶』と『蜘蛛』だった。
彼の願いにより、”人”の姿で出会うことになった。
人と吸血鬼。
人と人狼。
そして、再び願った。
『同じ”種”として生まれたい』・・・と。
『キミと出会うための条件が”異種”であることに気がつかなかったんだ』
同じ”人”として生まれた時には『わたし』を探し出すことができなかった。
そして、今。
人と異星人という”種”の違いを超えて出会い共に人生を歩むことができた。
生まれ変わるたびに以前の記憶が無くなってしまう『わたし』。
全ての記憶を持ったまま生まれ変わる『彼』。
『どんなに顔かたちが違っていても、僕にはキミが分かるんだよ』
迷蝶1と2を聞いていて湧き上がってきていた『生まれ変わったらわたしを見つけて』という思い。
感じ取ったこの思いは、作品の根底に流れているものでした。
このメッセージを無意識のうちに受け取っていたんですね。
あからさまにしていないのに、メッセージを潜ませていたシナリオってのも脱帽ものの素晴らしさ。
ただのキワモノじゃない、とってもとっても素敵なお話でした。
これ、本当に買って良かった。
そして、買おうかどうしようか悩んでるとか、キャスト買いしようかと思ってる方には、3巻購入をお勧めします。
もちろん、それぞれ完全に単独の作品なんだけど、全部聞いた方が根底に漂うメッセージを感じやすいんじゃないかな。
こんなにも強く思われているという幸福感も感じやすいと思う。
というところで、声のお話。
深川緑さんといえば、磔(はやにえ)の1巻目にご出演の方。
私は、これが2枚目ってことになります。
ダブリルムーンさん、磔のときにはあったサー音もキレイに無くなり、声の位置関係も的確になり、余計なストレスを感じずに聞けるようになりましたね。
そして、なんといっても、今回の『触手』。
この触手、どんな使い方をしてくるのかと思ったら・・・
まずはお姫様抱っこ。(笑)
重いからと気にするわたしに・・・・
『腕がたくさんあるようなものだから』
って言葉に笑わされ・・・・
腕と触手に抱き締められる力強さに苦しくなり・・・(それ力入れ過ぎです)苦笑
そして、左耳から始まった触手による耳攻め。
なにしろ触手は長さも形も動かし方も自由自在ですから。
実際には深川さんの耳攻めリップ音ですが、密着して・・・あるいは直接耳の中へ放り込まれるリップ音と『耳の中へ入ってる』という暗示効果が相まって・・・・(/////)
これはね~
左耳から始まって、右耳へ移動して・・・・たっぷりと。
・・・なんて強烈なんだ―――(悶絶状態)
ダブリルムーンさん。
次にどんなシリーズを持ってきてくれるのかな。
楽しみに待ちたいと思います。
さあ、今夜はCHU❤LDKを聞きます。
Rejetさんの新シリーズだけど、聞く前に2枚目以降打ち切りにしちゃったんですけどね。(苦笑)
『これはっ!』ってなれば、”キャスト買い”にレベルアップするかも?
明日も感想記事でお会いしましょう。
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