連休中日の今日。
2月にWOWWOWで放送されたラブライブのライブ。
2日分のライブを5時間少しにぎゅぎゅっと・・・・詰めてないよね。(笑)
なんでも息子が言うにはセットリストがけっこう違ってるということで、2日分をたっぷりと編集してくれたみたいです。
(ちなみに息子は両日ともライブビューイングに参戦してました)
とまあ、その録画しておいたものを午前中からぶっ通しで5時間強、見せられてました。(笑)
私自身はラブライブのものは初めて見聞きするということで、ちょこちょこ説明を受けながら。(笑)
うん、なかなか楽しかった♪
午後からはこれを作ってました。
(ようやくできた趣味時間)

前回からの作りかけの黒い花を仕上げて、友達のブログにあった『クローバー』の言葉にヒントをもらってのクローバー。
(乾かし途中)
というところで、本日の本題はこちら。

甘い夜を声で奏でるCD
夜伽HoLiC 第一奏 ミカヅキ
ボイスは前野智昭さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
こちらもRejetさんの新作新シリーズ。
さて、こちら・・・設定からして『ヤバい』。
なにせ、作中の『わたし』を寝かしつけてるCDなんですもん!
そして・・・・もの凄い敗北感。。。。(苦笑)
もうね、何度意識を失くして(寝落ちて)、何度再生を繰り返したことか!
ふと気がつくとキャストトーク。
とりあえず、キャストトークを聞いて・・・・・・明日の朝、もう一度聞き直そう。。。
6時半、ばっちり目が覚めたから大丈夫だと思っていたのに・・・・朝でも負ける。(なんか悔しい)
一応、繰り返してみて抜けがないようにはしたつもり。(ちょっと不安)
今回の彼は夜伽家の次男。
107代目三日月の名を襲名したミカヅキ。
どうやら彼は高校3年みたいですね。
そして、『わたし』は1年か2年。
夜伽家というのは、かつて高貴な身分の女性を相手に夜を数えたと言われる一族。
眠りへ誘うことに長けている彼らの『お役目』は、安心して眠れるように手助けをすること。
そして『わたし』。
彼らと同じ高校に通っていて、学校の有名人である夜伽兄弟のことはもちろん知ってる。
眠れなくなってしまった『わたし』は、誰に紹介されたのか、どういう伝手があったのか分かりませんが、夜伽家のお世話になることになりました。
わたしが夜伽家を訪ねると、出迎えてくれたのは・・・・
「ミカヅキ先輩?!」
『あれ、オレのこと知ってるの?』
それはもちろん。
なにせ、有名人ですから。
『あとで行くから』
パジャマに着替え、あとは寝るだけ・・・・。
でも、自分の家でさえ眠れないのだから、よその家ですんなり眠れるはずもない。
そこへ・・・・ミカヅキがやってきた。
ごくごく自然に、至極当たり前のように、ベッドの中へと入ってくる。
そう、寝かしつけるといえば・・・『添い寝』。
なんでも『お役目』能力が高いということで、あんなに眠れずにいたはずの私だけれど、すんなりと眠りの中へ。
『・・・・・もしかして、眠った?』
『眠ったのならオレのお役目は終了だな』
ここで、彼の本音が零れ出る。
『人に気を遣いながら接するって疲れるんだよな』
この言葉、『わたし』は聞いていたのかな。
それとも、本当に眠っていたのかな。
あれからずっとわたしは夜伽家に滞在しているけれど、眠れないのは相変わらず。
それもそのはず、彼に添い寝してもらっていないから。
『毎日、こっちから押しかけるのもなんだし、基本呼ばれて添い寝する方針なんだけど』
『キミはあれから眠れてないんでしょ?』
男の人に添い寝してもらうっていうのも充分気が引けることなんだけど・・・・。
ここで、『私』は、もしかしたらあの時の彼の独り言を聞いていたのかもしれないって思っちゃった。
いくら添い寝するのが彼の『お役目』だといっても、あの言葉を聞いてしまったら、気軽に『寝かしつけてください』なんて言いにくいもの。
彼の方に変化が出てきた。
自分を頼ってくれない『わたし』のことが気になる。
眠れない辛さからここへ来たはずなのに、相変わらず眠れない毎日が続いているというのに。
意地を張っているわけでもなく、問いかければ素直に答える。
段々、放っておけなくなってくる。
ある日。
2人で映画に行くことに。
『失敗した。この映画、面白くないだろ』
確かに面白くないみたいだけど(笑)
彼の発した『デート』という言葉に驚いた。
「え?デート?」
『オレはデートのつもりでいたけど?』
薄暗い映画館の中、カップルシートだから周りのこともあまり気にならない。
『お互いの顔もよく見えないし、こういう中ならひとり言の感覚で話せることだってあるだろ?』
彼が尋ねてきたのは、『わたし』が眠れなくなった理由。
そうだね、ここなら・・・・自分の気持ちを吐き出せるかもしれない。
作中では、ここでわたしが悩み辛く思っていることを吐露します。
でも、それは何を言ったのかは聞き手側である私たちには分からない。
彼の繰り返しの言葉も、それに対するアドバイス的な言葉や同意するような言葉もないから。
ここは、それぞれリスナーである私たちが『悩みを打ち明ける』っていうスタンスで行けそうです。
話を聞いてくれたミカヅキは、『よく頑張ったね』って褒めてくれますから。
よしよしってしてくれますから。
解決策のアドバイスじゃなくて、ただ『頑張ったね』って褒めてもらいたい時ってあるもの。
『大変だったね』って受け止めてくれるだけで満足するってことあるもの。
このシーンを聞きながら、眠れないまでいかなくても、心に重みがかかって苦しくなってしまった時なんかは、このシーンで慰めてもらうっていう使い方もイイなって思ってみた。
彼に話を聞いてもらって少し楽になったのか、それともこれこそがミカヅキの能力なのか。
ぼんやりと眠たくなってきた。
『寝てイイよ。映画が終わったら起こしてあげる』
わたしに対する『好き』の気持ちを自覚したミカヅキはスキンシップが”さらに”多くなります。
言葉の端々に『好き』ということを仄めかしてくるから、『私』は彼の気持ちがどんどん伝わってきてドキドキするのだけど、どうも作中の『わたし』は鈍いタイプのようです。
仄めかす程度じゃ分からない。
ハッキリ言わないと。
『キミはオレのことどう思ってるの?』
「今はまだわからない。けど、好きになるんじゃないかと思う。だから、気持ちがハッキリするまで待ってて欲しい」
・・・・なんかね、『小悪魔かっ!』って思わずツッコミを入れてしまいました←私が
あ、そうそう。
このお話のスタートは”現在”。
出会うシーンから順に辿ってくるというものです。(パラダイスo'ウィスパータイプ)
このタイプのスタート、Rejetさんは多いですね。
お気に入りの構成なんでしょうかね。
まあ、先にどういう関係に発展してるのかっていうを分かった上で話が進んでいくから、変に不安になったりしないで良いと言えば良いんだけど。
このシリーズは、別に『今』を最初に持ってこなくても良いんじゃないかな?って思ってみたり。
かえって、どういう関係に進むのかって分かっていない方が、よりドキドキして聞けるような感じがします。
それから、今シーズンのシリーズの中で、これが一番リップ音が多い作品になるのかな?
印象としてだけど(数えてないから)、FRESH KISSよりも多いような感覚になりました。
まあ、なんにしろ、作品世界の流れる空間はとても静かでゆったりとしていて。
ほんわりと暖かく柔らかい空気に包まれているような感じ。
この感じがあるから、気を張っていても眠っちゃったんだろうな・・・・・・。
なんとなく、第一回戦は負けちゃった気分。
2巻目は勝ちを目指して・・・・・・が、がんばろう。

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