明日からゴールデンウィークに突入!
ということで、今日は・・・・・・忙しかった~(汗)
明日は休みとなるために二日分の広告を作るのだけど、予想では2回戦と1回戦。
ところが・・・・
3回戦と1回戦に・・・・・。
ってことはですよ。
機械を4回動かすってことです。
しかも3回戦はまるまる回りの3回戦。
ザッと計算して合計20000部作ってきました。
帰宅したのは21時半。
その分、明日のんびり・・・したいところだけど、集金〆日の前日ということで、そんなことしてられない。
あぁ、楽曲チャージタイムが~、趣味時間が~(泣)
ということで、さくっと感想にいってしまいましょう。

In the room
ボイスは茶介さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは嫌いなのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
さて・・・・
実は、昨夜これを聞きながら、とても居心地の悪い感じに襲われてました。
この感覚は・・・・勿忘草血魂録の原田さんを聞いていた時に感じたものと同じタイプのもの。
いつものように、余分な情報は入れずに聞き始めています。
私が入れた情報はリーフレット内側に書かれていたあらすじと『プロローグ』。
『わたし』は母に言われてとある男性の家を訪ねることになりました。
わざわざタクシーで行く。
シマザキセイジさん。
母からは『わたしの先輩のアカネさんの弟さん』と聞かされている。
なんでもわたしと話したいことがあるのだとか。
記憶を辿っても先輩の弟さんの記憶は出てこない。
こうやって呼び出されるということは、何か大切な話なのだろうとは思う。
「でも、何の用事なんだろう?」
ここまではリーフレットの内容。
そして、ここからCDのストーリーが始まる。
豪華な洋館の前でタクシーは停まり、男性が出迎えてくれた。
話しやすそうで穏やかそうで、感じが良い人。
『さあ、中へ』
家の中へ入ったところで、至極当然のように耳元で囁かれた。
『キミのおうちの人にも内緒にしていることだけど・・・・僕はキミを抱くためにここに呼んだんだよ』
心臓が跳ね上がる。(私の)
いきなりこんなことを言われても、いったいどういうことなのか思考が追いついていかない。(わたし)
それでも、彼に誘(いざな)われ、彼の自室へと足を向ける。
というところで、先ほど書いた”居心地の悪い感じ”の理由を書きましょうか。
ここまでの間、彼とはどういう関係なのかとか、知り合いなのか、そうじゃないのかとか、そういうもろもろのことって書かれてないし、出てこない。
でも・・・・この時点で分かっちゃった。
『わたし』、記憶を失くしてる。
しかも、短期記憶が欠落するパターンだ。
物語が進むに従って、ちらちらと思わせぶりな台詞が散りばめられてくる。
確信はより強くなる。
でも、確信してるけど、実際に『そうだ』っていうものが出てきていないうちは『作中のわたし』=『聞いている私』は、この確信を抑え込まなくちゃいけない。
この『わたし』と『私』の葛藤が、居心地を悪くさせる。
(鈍感力を使えば良かった…)
わたしが自宅に帰ってから受けた『彼からの電話』で真実が語られる。
ここで、私の考えが正しかったことが証明された。
一つだけ予想外だったのは、『手術が可能』ということ。
あとは全て確信していた通りでした。
これ、2回目に聞くときには、『記憶できないわたし』に同化できると思うから、もやもやせずにスッキリと聞けるんだろうな。
そうすれば、茶介さんのリップ音にも思いっ切り浸れるに違いない。
そうなんです。
昨夜はもやもやしてるものだから、いつものようにリップ音に溺れることができなかったんですねぇ。(苦笑)
ということで、もう少し作品世界へ入ってみましょう。
この作品。
彼の部屋の中でのシーンというのが1トラックになってます。
1トラックで時間は42分33秒。
1トラックでこれだけの長さを・・・ってものは、ディアラバ無印くらいでしょうか。
(あれは全て1トラック構成でしたから)
何でも、これだけの長時間を1トラックにするというのは技術的に大変なんだそうです。(茶介さん情報)
それでも、『部屋の中の出来事』を途切れなく一つの時間の空気の流れで作りたいという作り手側のこだわりがあったんだそうです。
結局、前述のように私はもやもやしてしまったので、せっかくのこの42分を充分に堪能することはできず・・・・。
でもでも、次に聞くときには絶対に堪能してやる!と決意してますが。(笑)
作中の『わたし』。
短期記憶が持たなくなった理由というのは事故です。
わたしと彼は結婚してました。
ところが、この事故でわたしの記憶は混乱してしまった。
どうしてなのか・・・彼のことがすっぽりと抜け落ちている。
いつも何故かそばにいる”見知らぬ人”。
でも、実家のことは覚えてる。
先輩のことも覚えてる。
宝石の鑑定士になりたいということも覚えてる。(夢は叶えてる)
実家に帰り、古い記憶の中で生きる。
新しい出来事の記憶は続かない。
記憶していられる時間はどんどん短くなっていく。
彼はどんなに辛かったでしょう。
愛する人が、自分のことを『知らない人』だと言う。
顔を合わせるたびに、『初めまして』と挨拶される。
何度言っても、何度教えても、それは変わることはない。
認識されない辛さ。
自分のことを思い出してほしくて、忘れてほしくなくて・・・・・
わたしに触れ、キスをして、愛を刻む。
『ぼくをわすれないで』
彼に関する記憶は無い。
初めて顔を合わせる人なのに、わたしのことをよく知っている。
わたしのことだけでなく、母とも親密なようだ。
『知らない人』に抱き締められて・・・・・『いや』と言いながら、不思議な心地良さを感じている。
『知らない人』にキスされて・・・・戸惑いながらも、気持ちいいと感じている。
『知らない人』なのだから、突き飛ばして逃げればいいのに・・・・この腕から抜け出たいという気持ちは消えていく。
どうしてだろう。
彼は『知らない人』のはずなのに、不思議と懐かしい感じがする。
どうしてだろう。
こんな強引に物事を進めてくる人なのに、ものすごく寂しそうに見える。
どうしてだろう。
この人の手を払いのけ、思いを無視することは…わたしにはできない。
『もう、時間だ』
玄関のチャイムが鳴り、迎えのタクシーが到着したようだ。
その後の電話で、『意味が分からなくても良いから聞いて』と言われ真実が告げられる。
この電話の中で、手術の話が出てきます。
彼も母も、リスキーな手術だということは充分に承知したうえで手術を受けさせようと決めました。
ということは、記憶に関係する箇所に血種があって、その圧迫のために記憶障害が起きていたってことなんでしょう。
リスキーだということなので、その血種の場所はかなり難しい場所。
うまく取り除くことができれば元通りに。
失敗すると・・・・・。
5トラック目と6トラック目は分岐型になってます。
手術が失敗してしまったというのが5トラック目。
手術が成功したというのが6トラック目。
手術に失敗した『わたし』は記憶の混乱がさらに悪化してます。
もう自分の顔すら分からない。
鏡に映る女の子が自分だということすら分からない。
彼にそれを教えてもらっても、理解ができずに首をかしげるばかり。
手術に成功した『わたし』は記憶の全てを取り戻します。
彼に辛い思いをさせてしまったことも、手術のために家や財産を投げ打ってくれたことも知ることになる。
どちらのエンドも、彼の深い深い愛を感じることになります。
自分を認識されないって・・・・相当きついことだから。
誠二さんには幸せと思える道が開けるといいな、と思う。
さて、今夜はサークル❤カタログにします。
ホントは地獄温泉にしようと思ってたんだけど、2枚組だったので止めました。(笑)
明日の感想もお楽しみに~

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