夜集金までフリータイムな今日。
家の雑用(家事とも言う)を手早く終わらせて(手抜きとも言う)、タロット探しをしてました。
探しているのは、このところアメーバ占いで見かける方が使っている白黒のタロット『フォルトゥーナタロット』。
78枚のフルデッキタイプのそれは全てのカードが白黒。
最初、画面上でこの白黒のカードを見た時は、『え?これで?』と思ったものの、占いで示されるカードの解説と私がカードから感じるものとの距離感が驚くほど近いんです。
それに、何となくだけど、必要な部分の色は出てきてくれそうな感じもする。
そこであちこちのタロット通販サイトを覗いてみたりしたんだけど・・・・見つからない。
確かに、このカードはこの占い師さんのオリジナルタロットなのだけど。。。。
ご自分用だけ作ったってことなのかな。
一般には売ってないのかな。
もちろん、アメーバ以外のサイト上でもこの方の占いはあるわけです。
無料占いや一部無料の占いなんかをしてみて、ちょっと驚いたことが。
こういうタロット系の占いってのは同じ質問は1日1回が基本ですよね。
引くたびに違ってきちゃったりするもんね。
それがね、今日はたまたまアメーバと他のサイトとって2回引くみたいなことになっちゃったわけです。
アメーバはスマホで見たし、他のサイトはPCで見たのだけど、なんと同じカードが出てきたんですよ。
PCで同じカードが出たものだから、別の質問(昨日アメーバで見た質問)をしてみたら・・・・
これまた同じものが。。。。
どういうこと?
って、これはもう、このカード是非ともお迎えしたい!
さて、気を取り直して、本日の本題はこちら。

耳が溶けちゃう❤神の囁きCD
パラダイスo'ウィスパー Vol.5 ナツメ
ボイスは木村良平さん。
ではでは、いつものようにネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
さあ、今回の彼は狩野ナツメくん。
世界を股にかける音楽プロデューサーの父を持つ彼は、幼いころから世界中を転々としていた。
そんな彼だけど、今は自分も芸能活動を始めたということもあって、彼だけ日本で暮らしている。
『カレが外に出るたびに100%雨が降る』
と噂されているほどの”雨男”。
ちょっとシャイな気配を潜ませながら、柔らかく対応をしているナツメくんだけど、そりゃ1人になりたいよね。
気を抜ける時間ってのは学校内でも必要だよね。
ここなら誰もいないだろうと思って入り込んだ体育館。
(イメージだと体育館の2階部分にある通路的なところ)
何やらボールの音がする。
ふと見てみると・・・・
『わたし』ボールをぶつけられてました。
『ちょっと、そこで何してるの?!』
イジメてる現場をナツメくんに見られて焦ったんでしょうね。
バタバタと逃げてく。
埃だらけになってるわたしに手を貸して立たせ・・・
『怪我はない?』
「助けてくれてありがとう」
ナツメくんは『わたし』のことが気になってしまっている。
他人と深く関わることはしないと心に決めているのに・・・・
それでも気になって仕方ない。
それは・・・たぶん・・・
いじめられている『あの子』と昔の『自分』が重なったから。
日本ではこうやってたくさんのファンに囲まれて華やかにしているけれど、外国ではそうはいかない。
『日本人』の自分はイジメの対象にされることはよくあった。
忙しくしている親に言うこともできず、気付いてももらえず・・・・苦しい日々を過ごしたから。
『けれど、これ以上関心を持っちゃいけない』
翌日。
雨の帰り道。
わたしは傘を盗られてしまいずぶ濡れで歩いていた。
そこにナツメくんが現れた。
ナツメくんも傘がないのか濡れている。
・・・・昨日と雰囲気が違う?
声もワントーン低い。
話し方も、昨日のような柔らかいそれではない。
有無を言わさぬ強引なもの言い。
そのまま、彼の家へと連れていかれる。
『どうしてアイツはこんな子に興味を持ったんだ?』
アイツって?
意味不明な言葉が並ぶ。
って、作中のわたしはわけが分からず混乱してるんだけど、聞いている私は物語の最初にある『現在』の甘い囁きのところから、『あぁ、そういうことなのね』って分かっちゃってます。
内心、一緒にしばらくの間は『どういうこと?』ってドキドキしてたかったなって思いつつ。(笑)
まあ、隠すつもりはないみたいだから仕方ないよね。
ナツメくんは”解離性同一性障害”です。
ひと昔の言い方だと”多重人格”ですね。
今回のナツメくんの場合は、別の人格というのは1人。
この人が、”今”目の前に出てきている”強引な彼”ということ。
そしてね、この彼の人格が表に出てくる切っ掛けってのが面白い。
濡れたら(注:冷水で)
雨だけじゃなくて、ペットボトルの水でも何でもいいんですけどね。
とにかく濡れたら出てくる。(笑)
キャストトークによると、表のナツメくんは白ナツメ、裏のナツメくんは黒ナツメと呼んでいたそうなのでそれにならって。(笑)
黒ナツメが出ている時間ってのは濡れている間だけなので、乾いてしまうと白ナツメに戻ります。(笑)
そして、お互いにお互いのことを認識してる。
全部が全部覚えているわけじゃないし、引っ込んでいる間は表に出いる人格が何をしようと止めることはできない。
入れ替わるタイミングってのもお互いに知ってるから、白ナツメの時はとにかく濡れないようにと頑張ってる。
それでも強烈な雨男のせいで外に出るとすごい確率で雨が降るけど。
でね、キャストトークでも言ってたんだけど、黒ナツメも何だかんだでフェアなヤツです。
自分は乾いたら引っ込んでしまうっての分かってるのに、追加で濡れようとはしないんです。(笑)
そんな感じで追加で濡れようとしなかったので自然乾燥。(笑)
黒ナツメから白ナツメへと変わります。
そう、わたしの目の前で。
この日は、ナツメくんの動揺が激しくて、詳しい説明は明日へと持ち越されることになりました。
翌日、覚悟を決めたナツメくんから『特異体質なんだ』と打ち明けられる。
どうやら、このことを知って受け入れてくれたのは神6の人たち。
これまで好きになったり興味を持ったりした相手は、このことを知ると距離を置く人ばかり。
だから、『わたし』も離れていくと思ってた。
そして、迷惑はかけられないとも思っていた。
「どっちのナツメくんもナツメくんに変わりはないから」
初めて好意を持った相手から認められる。
特に黒ナツメにしてみれば、強引でちょっと怖い自分をも認めてくれる人っていうのは驚き。
(黒ナツメの時に何度か壁ドンがありますが、本当に身体が竦み上がるほどの迫力でドキドキ感が半端ない)
このわたしの言葉を受けて、ナツメは決心をする。
『アイツを消す』
黒ナツメにしてみたらたまったものじゃない。
初めて自分を認めてくれて好きだと感じている相手を独り占めされるだけじゃなく、自分の存在そのものを消そうとするなんて。
『なんのためにオレが生まれたのか・・・・分かってないのか』
幼い頃。
海外を転々とし、イジメの対象になり、頼るべき親は忙しくて自分に見向きもしない。
寂しい・・・・寂しい・・・・寂しい・・・・寂しい・・・・・・
そんな潰れてしまいそうな幼い心を一緒に乗り越えるために、話し相手になるために生まれたというのに。
引っ込み思案なナツメの代わりに自分が表に立って繋いだものもある。
自分は強くあらねばと思ってきた。
アイツのために。。。。
一緒に乗り越えてきたはずなのに、その自分を消そうとしている。
『消えてやるよ。全部を道連れにして』
父が所有している機材などを置いている倉庫。
わたしをそこへ連れ込み、火を放つ。
本来ならまだ濡れているから白ナツメが出てこれる状態じゃない。
けれど、『わたし』を守りたい、絶対に死なせないという強い思いが彼を動かす。
ここで白ナツメと黒ナツメの対峙のシーンが入ります。
セリフが交互に、しかも瞬時に出てくる緊迫のシーン。
ここの演技は圧巻ですね。
声のトーンも話し口調も違うから、この短いスパンで変えてくるのはさぞ大変だろうと。
下手すると、どちらかに引き摺られてしまうんじゃないかと思うところを、ビシッと決めてくる。
うーん、さすがです。
黒と白のナツメくんは無事に融合ということになったようです。
消滅ではなく、融合なんでしょう。
ナツメくんの中には確かに『彼』の存在理由と思いが残ってますから。
さあ、2月中に届いたCDも残り1枚になりました。
今夜は我が掌で眠れ。
明日の感想もお楽しみに。

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