杉花粉の飛散量が格段に増えてきたかなと感じた今日。
思えば、この花粉症の時期っていうのは何となく体調がすぐれない。
どこがっていうのは無いんですよね。
何となく、どこかがって感じ。(苦笑)
これは身体が花粉に余計な対抗を仕掛けているからなのかな。
本来なら余るはずのエネルギーがそっちに無駄に使われてしまっているから、とか?
なんてことを思いつつ、折り込みと集金の隙間に取れた1時間ちょっとのリフレッシュタイム。
何か夢を見たんです。
うん、見た・・・よね。
でも、キレイさっぱり忘れちゃった。
カードに夢の中にメッセージが含まれてるから受け取ってって言われてたのに。(苦笑)
(今夜もう一度お願いします)
ということで、本日の本題はこちら。

ラブユーブング 宿谷聡編
ボイスは茶介さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
このラブユーブングシリーズは4枚発売ということで、今回の宿谷聡さんが4枚目ということになります。
私はといえば、今シリーズはキャスト買いということで、2作目の佐和真中さんと今作の茶介さんを選択。
18歳以上推奨の裏名作品でまさかの号泣となってしまった作品であります。
当然、今回も泣かされることを覚悟しつつ・・・・・。
結果ですか?
えぇ、そりゃあもちろん・・・・泣かされてしまいましたよ!
覚悟してたのに・・・・
今作でラブユーブングシリーズの終了ということで、少々種明かし的なところがありました。
それから、ステラワース特典のショートストーリーでも。
まずはストーリーに入ってみましょう。
今作の『わたし』は一軒家に一人暮らし。
といっても、両親は仕事の関係で、兄は結婚のために家を出てしまっていて、わたしだけ残ってるっていう状況ですが。
ラブグッズの通販サイトでポチったものは遠隔操作型のローター。
契約書を持って目の前に現れたのは宿谷聡と名乗る大人っぽい雰囲気の男性。
何かと命令調でちょっと冷たい口調の彼は遠隔ローターの”オプション”なのだと言う。
「人がオプション?」
彼は人の形をしてはいるけれど、人間ではない。
もともとは”もののけ”とか”あやかし”とか・・・・
『悪霊とか、な』
花梅神社の神が、それらのものたちをラブグッズに宿らせた。
恋に疲れ、身体も心も傷ついてしまった女性たちを、次の恋を始められるように癒し、再び愛を信じられるようになるように。
それが、彼らの役目。
今作の彼、宿谷聡はことさら『自分は道具である』ことを強調する。
自分はラブグッズであり、それ以上でも以下でもないのだと。
実際、彼の言葉は少し冷たい。
人であるわたしと物である彼というように、一線を引いているように感じる。
彼がわたしの家に来て1ヶ月が経っても、この彼との距離は縮まらない。
わたしの心は、どんどん彼に惹かれていっているというのに・・・・。
聞こえてると思うのに、わたしが発する『好き』という言葉は聞こえないかのように無視される。
彼が言う。
『物として扱う限り、ずっとそばに居れる』
彼をただの物として扱うのなら、わたしが普通に人と恋に落ちても、ずっとそばに居られる。
それは、ラブグッズ・・・・物だから―――…。
彼はこれまでの3巻のラブグッズたちとは立場が違う。
花梅神社の神に最初に作られたのが宿谷聡。
そして、神の補佐として1巻の駆、2巻の颯太、3巻の海斗の世話を焼いたり、神様から言いつけられた雑用を片付けたりしていたんだそうです。
なんと、この時に運転免許も取ったということで。(笑)
ステラワース特典ではわたしの職場まで忘れてしまったお弁当を届けてくれて、ついでにお昼休憩の1時間を濃密なものに変えてしまうという・・・・・。
いやいや、午後の仕事だって・・・・わたしよく耐えたね!って褒めてあげたくなるような事態になっちゃいましたけどね。
(ほら、彼って遠隔ローターのオプションですから)///
ここでちょっと音周りの話でもしておきましょうか。
えーと、颯太編ではどうだったかな?ってチラッと思ったんだけど。(まだ確かめてません)
こちらの作品、音はとってもキレイ。
無音は限りなく無音で、耳に残るサー音なんてものもありません。
でね、効果音も控えめなのね。
ちょっと控え過ぎてるかもって思うくらい。
えーと、日常で聞こえる音に即していて、とても耳馴染みが良いんです。
歩く音も、他の作品では家の中でそんなにゆっくり足を踏みしめながら歩くものなの?っていうのが大半の中、少し早目でテンポ良く歩いてる。
まあ、シーンによっては歩くテンポって違うのが普通だから、全部同じように早めのテンポってのも気になるっていえば気になるんだけど。
けどね、そんなところよりももっと気になったのは・・・・
エッチの最中の効果音がとっても少ないってところ。
全く無いわけじゃなく音がつけられている箇所もある。
この音もイイ感じのものがつけられてる。
それなら、茶介さんの吐息と息遣いに”音”を被せて欲しかったな。
現実感というのは耳から入る音だけという世界ですからね。
どうせなら、本来聞こえるであろうありとあらゆる音というものを聞かせてほしい。
(もっとも、一番重要な声と音のタイミングがバラバラで興がそがれるってのは御免ですけど)←中にはあるんですよーこういうの
茶介さんといえば、わたしが一番最初に手にしたのは『男ともだち』。
忘れもしません。
スタートした直後に聞こえたのは茶介さんの激しい吐息。(////)
スタート直後にクライマックス。(笑)
まだ何の準備もできてませんけど!って思いっ切り焦ったのもつかの間。
あっという間に持っていかれてしまったという。(苦笑)
(あれ以来、この手のパターンが増えて、今では焦らなくなりました)笑
そして、今作。。。。
リップ音の始まりは、右耳からです。
わたし、今回ので自覚しました。
もともと右耳が弱いという自覚はありましたが。。。
左が80%だとすると、右は120%ってよく分からない比較ですけどw(雰囲気で察して)
左からのスタートだとある程度意識を冷静に保っていられるんだけど、右からのスタートだと一瞬で意識がぶっ飛んでしまうってことに、今さらながら気が付きました。
颯太編も今回の聡編もですが。
2人とも神に抗いたい気持ちが生まれてます。
聞いている『私』も理不尽だと思ってた。
物としてのラブグッズである彼らだけど、恋をしたっていいじゃないかって。
しかも『わたし』も彼のことが好きで両思いなんだからって。
それなのにお互いに気持ちが通じた時点でラブグッズとしての彼らが消滅してしまうなんて・・・そんなの酷いって思ってた。
でも、違うんだってのが分かった。
(折り込み仕事中にふと思い浮かんだ)←仕事中に何を考えてるんだっていうツッコミは無しにしてあげて(笑
彼らラブユーブングは、もともとは『もののけ』、『あやかし』、そして『悪霊』の類。
云わば、輪廻の輪から外れてしまっているものたち。
神は、恋に疲れ苦しみ傷ついた女性たちを救うのと同時に迷っている彼らも救ってるんだ。
彼らが『人』に恋をして、相手を慈しむ心、愛おしく思う気持ち、大切にしたいという思い。
そして何よりも、例え自分が無に帰したとしても、愛した彼女の幸せを願える広くて大きな愛情を持てるように。
そうした『学び』を得た時に、『人』として新しい人生を与えようとしてるんじゃないかな。
輪廻の輪の中にちゃんと入れるように。
作中では、この後本当に再び出会えるのかということには触れられていない。
けれど、一度繋いだ心は、思いは、絶対に再び繋げられると信じたい。
さて、今夜はミッドナイトキョンシーにします。
明日の感想もお楽しみに。

人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加中
杉花粉のダメージが大きいですって人も
とうとう杉花粉デビューしてしまいました(涙)って人も
よかったら、ポチっとしてあげてくださいな