今日は夕方の集金までフリータイムということで、期日的にギリギリになってきている用事を一つ片付けに行ってきました。
移動手段は自転車。
バスでもよかったんだけど、時間も有るし天気も良いし。
初めて走る道だけど、大通りだけで行ける所だから迷子になる心配はない、はずだし。

ということで、見慣れない景色を見つつ、ゆっくりめに自転車を走らせて♪

往復で50分くらいになるのかな。
(時計見なかったから正確な時間は分からないけど)
お昼前に帰宅して・・・・・問題発生。(笑)

集金ウィークのためにここ連日自転車に乗ってたわけです。
しかも、細かく乗ったり降りたりを繰り返しながら。
これね、身体の柔らかい人なら問題にはならないんだと思うんだけど・・・。
もともと身体が固い上に、思い出した時にしていたストレッチも・・・・考えてみたら半年以上全くしてない。

そのせいでしょうか。
左の股関節がパキパキいいます。(苦笑)

慌ててお風呂上りにストレッチしてみると・・・・・
今までだって、笑っちゃうくらい固かったのに、それが輪をかけて固くなってる!
これはもう本当にヤバいレベル。(汗)

今日から本気モードでストレッチします!




というところで、本日の本題はこちら。



本能の果実 ver4.0 同期仲間と友達以上恋人未満編

ボイスは蒼井夕真さん。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























まず、この本能の果実シリーズはこの巻で終わりです。
今回、この謎に包まれた『果実』たちの本当の意味が語られてますから。

そして、私同様、ステラワースで購入しようと思ってる方。
ショートストーリーが付いてくるはずですが、それは本編を聞くまでは絶対に読まないこと。
本編中に語られる『真実』がここにも書かれてます。
どうせ真実を知るなら『声』で知りたいでしょ?

って書いておきながら、ここでガッツリネタばれで感想書いちゃうから。(笑)

ネタばれOKって思ってた方でも、やっぱり・・・・・と思ったなら、今すぐ回れ右して!
















と、珍しく2段構えにしてみました。
ここから先、思いっ切りよくネタばれしていきますからね?
覚悟を決めた方だけ、読み進んでくださいね。


今回の彼は『わたし』と同じ劇団に所属している人で、ほぼ同じ時期に入団した『同期』です。
柔らかいもの言いで何かと優しくて、好きなものや考え方も似ていて、とても頼りになる人。

そうだな・・・。
好きって言われたことないけど、もし付き合うならこういう人が恋人ならいいのになって思ったりもする。


そんなある日。
レッスンは終わったけれど、少し残って自主練をしていた。
そこへ、彼がやってきた。

『電気が点いてたから、まだ誰かいるんだと思って』

話しをしているうちに、自分たちが周りからどう見られてるか知ってる?と尋ねられた。

『いつも一緒にいるし仲良さそうだから、みんな付き合ってるって思ってるみたいだよ』

とっさに謝ったわたしに、謝らないでよと言う。

そして・・・・

『その噂、本当のことにしちゃおうか。。。キミのことが好きだよ』

「わたしも・・・好き」

抱きしめられて、キスされて・・・・・段々と熱のこもったキスに変わる。

ここはレッスン室。
夜で誰もいないとはいえ・・・・。

『ごめん・・・止められない』



この辺りで聞いている私としては気になることがあるわけです。

いったい、いつになったらあの『果実』が出てくるのかってこと。
あの果実を口にして本能が剥き出しになるということは、この穏やかだけでちょっと強引な彼ってのがどう変わるのかってところが気になる。
さっき、演技のレッスンの時に見せたような低めの声で強引なオレ様風になるんだろうか。
(蒼井夕真さん、こんな声も出せるんだってドキドキしちゃった)

蒼井さんのキス音に溺れながら、頭の片隅では『まだ~?』なんて思ってる。

そこへきました!(笑)
差し入れにもらった桃を取り出す。

『オレはまだ食べてないんだけど、キミが食べて』

カプリとひと口。
心臓が跳ね上がり身体が熱くなる、あの反応が始まります。


・・・・・・あれ?
食べるのは『わたし』だけ?
疑問が頭を過ったものの・・・・・

リップ音は激しさを増すし、レッスン室から仮眠室へと場所を移したりしてるし。


結局、彼はこの桃を口にしないまま・・・・
『車で来てるから送ってあげる』

車の中の彼は上機嫌。
鼻歌なんか歌ったりしてる。

「あ、今の信号・・・・・」

『あぁ、今のところを曲がって10分くらい走ったところの白いマンションだよね。知ってるよ』

何だろう。
彼の雰囲気がいつもと違う気がする。。。
恋人同士になったんだから、不安に思うことなんてないはずなのに。。。。
不思議と心の片隅で小さく警報が鳴ってるような気がする。

少し走らせた先にある公園。
ここに車を停めて、再び彼が迫ってくる。
微かに警報が聞こえるものの、彼に触れられると簡単に体温が上がってく。

この時はまだ例の果実の効力が残っているから、簡単に追い上げられちゃうということらしい。
そして・・・・ブラックアウト―――……。


目を覚ますと・・・・。

「ここは・・・どこ?」

『あれから2時間くらい眠ってたんだよ』

気を失ったわたしは彼の家に運ばれていた。
普段と違う?という違和感はどんどん大きくなる。

彼が何を話しているのか、理解が追いつかない。



彼はとあるラボに勤めていた。
両親はすでに他界していて、もともと人と付き合うのが苦手だったから、余計に人との関わりがなくなっていった。
そんなある日。
コンビニでバイトをしているわたしと出会った。
もちろん、わたしは彼に会ったという認識は無い。
彼は、その日からわたしのことを調べ始めた。

わたしの住んでいるマンションも。
わたしが女優になりたいという夢を持っていることも。
実現に向けて劇団に入ったことも。

そして、彼はわたしと知り合うために劇団に入ってきた。

それと同時に、ラボで秘密の開発を進める。

それは『本能』を表面化させるもの。

彼曰く、あくまでもその人が持っている本能を表面化するものだから、『好き』という気持ちが無ければ『好き』とは思わないのだと。
『抱かれたい』という気持ちがなければ『抱かれることはない』のだと。

いきなり、この薬をわたしに使うわけにもいかず、幾度も実験を重ねデータを取ってきた。
それが、このCDシリーズの1巻目のリンゴ、2巻目のザクロ、3巻目のサクランボ。


『この薬はね、時間が経つと効果が薄れてくるんだ』

わたしの顔に広がっている恐怖を感じ取って彼が言う。

『さあ、オレの分も食べて』

彼もひと口食べたけど、ほとんどが口移しでわたしが食べることとなる。

ストーキングされていたということを知っても、彼の異常な粘着性を知っても、この果実を食べたわたしが彼の熱を受け入れているということは、『わたし』の本能はこんな彼でも『好き』だと思ってるってことなのかな。

それとも『好きという気持ちが無ければ受け入れない』という彼の言葉を信じてしまったから、なのかな。

彼のことが怖いと、異常だと、病んでると思ってるのに、彼の手から逃れられない。

本能は彼を求めているんだという彼の言葉が真実なのか、たんに与えられる快楽に流されているのか。

もう、自分で自分の心の真実が分からない。




彼の話の流れからして、このあとわたしは監禁されることになると思う。
ずっと、この彼の家に。。。

ショートストーリーでは、この物語のスタートであるレッスン室へ彼が顔を出す1時間前の話が書かれてます。

全ては計画通りに・・・・。





こんな感じで、あの果実の謎が種明かしされるとは思ってませんでした。
何となく、人知を超えたところから与えられた心の真実を明かすものって思ってたのが、ラボで作られたものだったなんて。
2巻目のザクロは持っていないので分かりませんが、その他の2枚(リンゴとさくらんぼ)は本能が剥き出しになったことで、新しい関係が生まれたり、良い方向へ進んで行ったりしてるわけですよ。

まさか、こんな歪んだ考えから生まれたものだとは思いもせず・・・・・・



ストーリー的には久しぶりに病んだものに出会ったな、という感じ。

そして、蒼井夕真さんの柔らかい声だからこそ、この病んでいる恐さってのがより際立ってるって感じました。

そして、なんといっても、あのリップ音と吐息////

今、思い出してもドキドキしちゃう。





さて、今夜はミッドナイトキョンシーにしましょう。
今回は下野紘くんですからね。
これはしっかりと覚悟をしておかないと。
(まあ、覚悟してても持っていかれちゃうとは思うけど、一応ね)←いや、持っていかれて良いんだけどww

明日の感想もお楽しみに~








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