今年の仕事始めは変則的です。
明日の月曜は折り込みだけど、今週は教室をお休みにするので、火水はオフ日で金土と折り込み。
そして、15時前に息子が帰っていきました。
一人になると、お正月が終わった~って気分になりますね。
昨夜、息子に持たせるための干支チャーム完成させました。

レシピだと鯛を持ってるんだけど、鯛パーツはないので・・・・
ポケモン好きな息子は”コイキング”みたいだと言いながら、部屋の中をがさごそ。
見つけてきたのは”ナエトル”のチャーム。
ってことで、おさるさんがナエトルGETだぜ!(笑)
さて、今日は久しぶりにシチュCDの感想。
去年からの持ち越し分です。

耳が溶けちゃう❤神の囁きCD
パラダイスo'ウィスパー Vol.3 きらる
ボイスは下野紘さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
今回のきらる。
聞き始めて早い段階で混乱し始めました。
聞いている『私』にはきらるの内の声ってのも聞いてるわけです。
作中の『わたし』より情報は多いんだから、混乱することもないだろうと思うのに・・・・
それなのに混乱する。
収まるべきところへ収まっていないっていうもやもや感なのかな。
このもやもや感、どうやらきらるの感情に引き摺られていたようです。
きらるとの出会いはわたしにとって最悪なシーン。
水をかけられたりと苛められてる現場に偶然通りかかったのがきらる。
助けて・・・・くれたわけじゃなく。
きらるが通りかかったのに気がついたイジメっ子たちがきらるに黄色い声援を送っている隙に逃げ出したってもの。
次の再会も同じく苛められてるシーン。
きらるはわたしを助ける気があるのか、ないのか。
面倒だから助けたくない。
けど・・・・放ってもおけない。
放っておけないっていうのは正義感からではなくて・・・・・イライラするから。
しかもイライラする相手は苛めてる側ではなくて、苛められてるわたしに対して。
わたしのことを助けてあげようかと言いつつ、ブラウスをはだけキスマークをつけた画像を撮る。
『これをばら撒かれたらもっと苛められちゃうよね。秘密にして欲しかったらオレの奴隷になりな』
それ以来、呼び出されては限定シュークリームを買って来いとか、折り込み広告で見たジュースを買って来いとか。
彼に使われて動き回るわたしを見て、またイライラがつのる。
きらるは歌活動の他にバラエティやドラマの仕事と引っ張りだこ。
きらる自身は歌ってる時が一番マシだと思ってる。
わたしもきらるの歌が好き。
ところが、きらるはその言葉を信じない。
芸能界の裏側・・・汚い部分をたくさん見てきたから。
心のこもっていない賛辞をたくさん浴びせられたから。
自分は本当に誰かに必要とされているのだろうか。。。。
そんなある日。
わたしの目の前で、脅しに使っていた画像をプリントしたものも画像データも全て削除。
『これで脅されて言いなりになる理由は無くなった』
『この後も言いなりになったら「きらるが歌う歌が好き」っていう言葉を信じてあげてもイイよ』
きらるは人を信じられなくなってる。
けれど、『あいつ』のことは信じたいっていう気持ちが出てきてる。
楽屋から電話する。
『今すぐ来て』
来るわけない・・・・・
そのまま楽屋でうたた寝していると・・・・何やら廊下が騒がしい。
わたし、きらるの共演者に迫られてました。
その声を聞きつけたきらるが切れた。
『人のものに手を出すな!』
共演者をぼこぼこにするのだけど、きらるってこんな顔してて強い。(笑)
たぶん・・・ケンカ慣れしてる。
騒動に気がついたスタッフから逃げて・・・・街中を走り・・・・
きらるは過去の自分語りをしてくれた。
きらるは米軍の父と日本人の母との間に生まれた子。
父は帰国し、母に虐待されてた。
そのためにきらるは施設に預けられ、そこで育った。
そんなきらるの唯一の心の支えは歌うこと。
米軍兵士が集まるバーで歌ったのが自分にとってのスタートライン。
歌うことが全て。
聞き始めてすぐ感じた混乱。
収まるところに収まっていないもやもや感。
これは、苛められているわたしに向けたきらるの視線や思いというものが、きらる本人の過去に絡まっていたから。
ただ隠しているだけで、何も消化できていなかった思い。
きらる自身が収まっていない状態だったから、の混乱ともやもや感だったんだな。
あの騒ぎの後、きらるは無期限の自宅謹慎を言い渡されてます。
そりゃね、理由はどうあれ共演者をぼこぼこにして、撮影も放って、街中を割烹着を着た女の子連れて走って(わたしバイト中でした)、それをSNSで拡散されちゃったんだから。
その後、わたしと一緒にいる時に、社長から電話が入った。
『解雇通告』
歌いたい。
たった一人でも気持ちが通じた人(わたし)のために歌いたい。
そんな思いで胸が一杯になったときだったのに・・・・
きらるの精神の均衡が崩れる。
わたしの言葉も届かない。
きらるの台詞で、わたしが何かを言っているのだけど、『その言葉の意味が分からない』という。
心が壊れるって、こういうことなのか・・・・と怖くなる。
気が付くと、駅のホーム。
わたしの声はするみたいだけど、やはり意味は分からない。
『これで終わりにできる』
線路に飛び込もうとするきらるに縋りつき・・・一緒に落ちた。
一緒に落ちたわたしを見て、瞬時に我を取り戻す。
そう・・・今まで繋がっていなかった回路が突然繋がったように。
ある日。
わたしはある計画を実行に移します。
きらるの生まれ育った街へ。
そして、きらるの原点である米軍兵士たちが集まるバーへ。
わたしはこのバーを探し出し、マスターにお願いして、きらるの歌を聞いていた兵士たちを集めてもらった。
彼の歌が聞きたいから。
彼に歌の道を進んでもらいたいから。
それがどんな形の道であっても。
そこへ社長が現れた。
マスターに、きらるがここで歌うことがあったら連絡してもらうようにお願いしていたのだとか。
『歌うことが好き』
本来あるべき気持ちを取り戻した今、もう一度歌うチャンスを。
キャストトークで下野さんも言ってましたが、きらるの過去はキツイものでした。
『無条件で愛されるという経験』
これは親が子供に与えてあげられる最初の贈りもの。
それがきらるには無かったってことですね。
理屈なんて関係なくて、見返りも何も必要のない、ただ愛を与えられるということ。
愛と人を信じるということについて一歩も二歩も引いたところにいる。
さらに自分の心の傷もある。
そんなきらるが人を愛するということと人を信じるということを学ぶまでの間、ずっと漂っていたのが何度も書いてますが『混乱』と『もやもや感』。
きらるの気持ちがぱきっと固まるエンディング近くまで、ずっとこの混乱ともやもやの空気の中でした。
あまりにも『私』が混乱するものだから、途中でうっかり眠ってしまって聞いていない部分があるのかと思ってしまったくらい。
そこで、確認の意味もあって流しながら書いてたのですが、聞き逃してる部分はありませんでした。
ということは、あの空気を演出した下野さん、『すごい!』ってことですね。
このシリーズのキャストトークでは最後に『とっておきの囁きでメッセージを』というのがお題としてあるんです。
下野さんの耳元での囁きって覚悟してても持っていかれるものがありますから。(笑)
気を引き締めて・・・・ダ、ダメだ・・・・
気を引き締めてても、思わず肩をすくめて・・・・
普通のことしか言ってないのに。(笑)
さあ、今夜は蜜恋ライアー!?です。
明日の感想記事もお楽しみに~

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