毎年のことだけど、12月の教室のある最後の週というのは予約が立て込みます。
一番の密集日が今日ってことになるのかな。
午前&午後の2本立てとなりました。

午後に来た生徒さんたち。
この人たちは以前、楽曲名を書いてあるラフ画を見た時に『これが作品のタイトル?』と突っ込んでくれた方たち。
その時に、『実は…』と話してある。
先日出来上がった惡の華のネックレスを見て、『これも曲から?』。

もう、いっそのこと聞かせちゃえ!(笑)

ってことで、惡の華を流しながらRejetコーナーに飾ってあるシャイとキラのイラストを指さして・・・

『この人たちが歌ってるの♪』


何だか、もろもろの繋がりがみんな『素直』を指してる。
今日のカードたちも、昨日の記事も。
『素直』ってのを別の言い方に変えた『ありのままの自分』だと友達のブログにも。

そして、昨夜聞いたシチュCDにも・・・・。






ということで、【3日連続佐和真中】の2日目、いってみましょう。




純愛-パラフィリア- 生徒会長 有原玲央 編

ボイスは佐和真中さん。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























この純愛パラフィリアは、実は3枚同時発売になってます。
『わたし』は一人。
3人の中の誰かと恋に落ちるというものですが、他の作品に出てくる人たちの気配を感じることはありません。
全くの独立したお話を考えて良さそうです。

そして、私は3枚中、この生徒会長編しか買っていません。

理由は、他の2枚が私の嗜好に合わなかったから。

生徒会長編は、わたしがMで彼がS。
教師編は、わたしがSで彼がM。
教育実習生編は、彼はとあるフェチズムを持っていて、それが満足できるならSでもMでもどっちでもいい的な・・・・。
で、ちょうど試聴になってたところがわたしが攻める的な様相だったので、パスということに。

自分の嗜好に関してみると、いくら好みで積極的に追っている佐和真中さんといえども・・・・・・無理。
買っても聞かなくなる可能性が100%のものは、いくら追っていても買えません。



さて、今作の彼『有原玲央』(ありはられお)は、真面目で人当たりの良い優等生で生徒会長。
女子の憧れの的であり、代議士の長子として厳しい生活を送っている。
後継ぎとしての教育に、学校の行き帰りは送り迎え付き。
幼いころからの抑圧された生活。
そんな自分の均衡を保つために二面性を持つようになった。

好きな女の子を苛めて困った顔をさせたり泣き顔を見たいというもの。


『わたし』。
わたしは彼の後輩。
優しくて誠実そうな彼に惹かれていた。
そんなわたしの家庭。
門限が16時とか、普通では考えられないくらいの厳しさがある。
いつも決まった時間に母親から電話が入る。
自分の進路も親が決める。
本当はやりたいこと、進みたい道があるけれど・・・・・・
それは、自分には許されない。
親に反発なんて・・・できっこない。


ある日。
生徒会の書記が病欠のために、わたしが代わりを勤めることになった。(3日間)
常に自分を押し殺して生きてきたわたしにとって、憧れの先輩と過ごすととができた幸せなひと時。

今日が代理書記最終日という日。
わたしは彼と二人きりになれた。
わたしの仕事ぶりを褒めてくれたりして、ちょっと・・・・ううん、かなり嬉しい。

ふと、彼の雰囲気が変わる。
ゆっくりと・・・・ゆっくりと・・・・変化していく。

『君は俺と似た者同士なんだよ』

『抑圧され押し込められている本当の自分を曝け出してごらん』

何を言われているのか、よく分からない。
彼の雰囲気の変化にも頭が付いていかない。
いったい何がどうなってるの?

そんなぐるぐるの状態の中、どうやら強制的に・・・・となったようです。

”ようです”っていうのは、そのシーンは描かれていないから。

このシーンは回想として出て来ます。



CDの始まりは、わたしが先生に頼まれたノートを運んでいるところを立ち話していた彼に見つかり・・・
手伝ってあげるというのを思いっ切り拒否しているところから。
落としてしまったノートを拾おうとする彼の手を叩き払ってしまうくらいの拒絶反応。
これの原因は上記のシーンにある、ということですね。

ただ、完全に彼を拒否しきれない理由がある。
それは画像。
彼の顔は写っていないけれど、わたしの顔はばっちり写ってる。

呼び出されれば、渋々ではあるけれど彼の元へ行く。
もう何度、こうして呼び出されて身体を重ねてきたんだろう。





事前情報として『冷酷なサディスト』ってのがあったんです。
『過激なプレイ』というのもね。
そこで、どこまでサディスティックなのか、どこまで過激なのかってわくわくドキドキしてたわけです。(///)
結果は・・・・
「え?たいしたことないじゃん」
っていう、私がとっても腐ってるっていうものとなりました。(苦笑)

確かにね、手錠で拘束ってのはあったけど・・・・・手首の拘束程度なら某アヤトに頻繁にされてるし(笑)
某カナトみたいに怒鳴られることもなく、某シュウみたいにナイフで切りつけられることもなく、某レイジみたいに鞭で脅されることもなく。
某コウくんみたいに首を絞められることもなく、某ルキみたいにどこにも逃げ場がなくなり示された1択しかないどん詰まりまで精神的に追い込まれることもなく。


下着をつけないでのデートっていう露出プレイもどきはありましたけど。
自分に露出趣味が無いせいか、特別ドキドキもせず。(苦笑)


そんな感じなので、噛まれ慣れてなかったり痛いのが苦手とか限界まで追い込んでほしくないっていう人には良い具合のサディズムなのかも。

えーと、ソフトSMとか、軽い言葉攻め的な感じって思っておくといいかな。
要するに、私みたいに期待過剰にならないでってことね。(笑)

『過激な』ってのを頭から外しておくと、とってもとってもイイ///ですから。



『俺の前では、ありのままの自分をさらけ出せ』

こう言って、わたしの欲望を引き出し、わたしに纏わりついている枷を外そうとしてくれる。
わたしに選ばせるのだけど、ちゃんと2択なの。(笑)
彼に囚われる道と、彼に囚われずにいる今までの道ってのも示される。

わたしは彼の胸に飛び込んで彼に囚われる道を選ぶ。

聞いている私も、もちろん!と思ったものの・・・・

これ、ものすごく勇気がいることだなって思ったの。

『私』は3秒でそれを選ぶことができるだろうか・・・って。


ユーマのように何度も何度も手を引いてもらわないとダメかもしれない。

ルキのように選択肢はたくさんあれど『これ』しか選べないという状況に追い込まれ逃げ場はないのだと示されなければダメかもしれない。

シュウのようにどの道を選んでも必ず彼の元に戻ることになるのだと分からなければダメかもしれない。


そう考えると、誰かに手を引いてもらったり、背中を押してもらったりということがなければ、私はまだまだ全てを曝け出していない(素直になりきれていない)ってことなのかな。

一歩を踏み出す勇気。

自分の意思をしっかりと持ち、恐れずに前に進む。

言葉で書くと簡単だけど、やっぱり難しいことだよね。

日常に押し流されて、つい忘れがちになることだし。


『自分自身しか自分を助けられない』

誰か(何か)が切っ掛けになったとしても。。。。







つい深く考え事をしてしまった。(苦笑)
さて今夜は今年11枚目の佐和真中さん、ラブユーブング。
明日の感想もお楽しみに~








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