今日は1回目の〆日。
朝のうちにお店に届けて・・・・・・無事にノルマ達成です。
で、恒例のノルマ達成ご褒美で、今日の集金はお休み~(笑)
午前中の教室の後は、久しぶりにのんびり。
時間を気にしつつ行動しなくていいっていうのは、なんて楽なんだ♪

そんな今日のリフレッシュタイムに伴うお昼寝(笑)
夢を見ました。
眠りに落ちる前に、シオンとアポロンにお願いごとはしたんだけど・・・
それの答えになるんだろうか?

夢の中で、夜にどこかの敷地へ入ったのだけど、門を入ってすぐの左手には礼拝堂がある。
そういえば、ここに礼拝堂があったんだっけなんて思いながら、その横を通り抜ける時に、なにかお祈りをしたのね。
そうしたら、私の足もとでコインくらいの大きさのものがキラリと光った。(辺りはようやく物影が見える程度の闇)
とっさに、返事が返ってきたって思って、すごく嬉しくて暖かい気持ちになったのを覚えてる。




というところで、今日の本題はこちら。



そこは狂った夢の淵

ボイスは三楽章さん。

ではでは、いつものように、ネタばれは嫌いなのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























検索で来てくださってた方、お待たせしました。


『その愛は病にいたる』
覚えてますか?
病みCDと呼ばれるものの走りで、私が佐和真中さんの作品に触れた最初のものです。
(ということは、裏名シチュCDの走りでもありますね)

この『そこは狂った夢の淵』は『その愛は病にいたる』とリンクしています。
(こういうのって大好き)

本作の彼は『間宮定継』(まみやさだつぐ)。
『その愛』に出てきた『間宮叶衛』(まみやかのえ)とは親戚筋になります。
定継は間宮の本家の跡取り。
なんでも、代々後継者には『定継』という名前がつけられるのだとか。

そして、定継の親友2人のうちの1人は『その愛』に出ていた『島野春人』(しまのはると)。
作中、昔からつるんでいる3人として、もう1人の名前が出てきています。
知らないうちに、その人のものも発売されてたのかと思って、サイトを見てみたのですが・・・・
どうやら無さそう。
ということは、もしかすると、これから作られるってことなのかな?と期待してます。

でもね、ここのサイトってもの凄く見にくい。
製品情報を見ても『その愛』は載ってないし。
『そこは狂った・・・』のページを開いても、どこにも『その愛』との繋がりは書いてない。
ただ一つ、引っかかったのが物語紹介で書かれていた・・・

『青い扉を開けてはいけない。
 そこは狂った夢の淵ー染まれれば二度と、戻れない。』

青い扉・・・・に引っかかったんです。
春人さんの家にもありましたよね。
絶対に開けてはいけないと言われていた、あの『青い扉』です。
でも、どこにも繋がりは書いてないから・・・・昨夜聞いていて、聞き覚えのあるBGMと『叶衛』と『春人』の名前が出たことで確信したってことなんですけどね。



今作の『わたし』は定継の妹。
ただし、わたしが8歳の時に養女として間宮家に迎えられた。
どういう繋がりなのか、どういう経緯なのかは分からない。
ただ、この当時わたしはとても身体が弱くて、放っておくと簡単に死んでしまうほど弱かった。

父と母は間宮が経営する大企業の重役で、いつも家にはいない。
定継は幼少の時からのそんな生活に寂しさを感じていたものの、『悪い仲間』とつるむようになっていた。
そんな時、祖父がわたしを連れてきて・・・

『この子の世話は定継がすることとする。他のものの手出しは一切許さない』

定継とわたしは何歳離れているんだろう。
たぶん言明していないと思うけれど、5,6歳離れている感じだろうか。



この物語の時期ですが、作中で叶衛から定継に電話が入ります。
その時の会話に『手紙』と『眠れない』というワードが出ているので、『その愛』での分岐前だと思われる。
間宮家は製薬会社との繋がりもあるようで、薬を手に入れるのも簡単なよう。
叶衛は定継に『睡眠薬』が欲しいと言っている。
確かに、あの頃の叶衛は眠れてないしね。
まあ、定継は・・・『本当に自分で飲むのかな』と言ってるところをみると、もしかすると『その愛』のわたしにも睡眠薬が使われたことがあったのかもしれない・・・なんて思ってしまう。

わたしは大学生。
引き取られてから”10年後”とあるので、わたしは18歳。
春人と定継が5,6歳上だとすると、23,4歳ということでしょうか。
もう少し上っていうイメージなんだけどな。(25,6歳ってイメージ)
『その愛』の”わたし”と叶衛も18歳だけど、高校3年生でしたね。
”10年”ってのも繋がってますね。
(春人があの事件を起こしたのが10年前ですから)

兄と親友たちとの飲み会にも行ってみたいと言ってます。
『あいつらは変態なクズだからダメ』
と、許可は出ませんでしたが。

「どうして、そういう人と親友なの?」

『俺も、クズだからだよ』


わたしは昔ほどの病弱体質ではなくなっているけれど、相変わらず過保護にされてます。
間宮家は名家ですから、ちゃんとお手伝いさんもいるんだけど、昔からの流れで兄がわたしの世話を焼きたがる。
血の繋がりはないけれど、カッコよくて頭もよくて、誰もが羨ましがる自慢の兄。
大好きなお兄ちゃん。
小さい頃は『お兄ちゃんと結婚する』なんて言っていたけれど、それは子供の頃の話。
ちゃんと彼氏が欲しいと思ってる。
だけど、兄はそれを許さない。

『俺と父さんとで選んだ相手と結婚すればいいんだ』

そんな、理不尽な!
もしかしたら、自分が間宮家に引き取られたのには将来の『政略結婚』というものがあったのかもしれない、、とすら思ってしまう。

わたしが怒りにまかせて扉を思いっ切り『バン!!』と閉めた時に、『青い塗装』が剥がれたのだという。
海外からの輸入品のこの扉。
直すのにも苦労したようで。(苦笑)
あろうことか、『わたし』が『元通りの青い扉』を望んでる。

『皮肉なものだ・・・』

定継が思い出して呟く。
もしかすると、この時がわたしが定継から逃げられる最後のチャンスだったのかもしれない。

最初のチャンスは、定継が高校3年の時。
妹への異常な愛情に耐えられなくなり自殺しようとした。
歩道橋の上、まさに足をかけようとしたその時に、わたしから電話が入った。

『振られちゃった。お兄ちゃん、早く帰ってきて』

もっとも、どちらも『わたし』には何の意図もないのだけど。。。。



さて、今作のスタート。
響き渡るのは定継の吐息、囁くような声、そして・・・・舐められキスされる音。

それらの音は反響するように作られている。

わたしは・・・・眠っているから。

兄は囁く・・・・これは夢だと。。。。


翌朝、あまりにも淫らな夢を見てしまったことに戸惑い、現実なのか夢なのか分からずに混乱する。
でも、兄の態度を見ていたら・・・・
あれはやっぱり夢なのだろうと思う。

一人になった定継が呟く。

『薬の量を間違えたかな。まあいいや』


わたしは兄には勉強会と偽って合コンに参加した。
そのことが兄に知られてしまうとも思わずに。。。

かろうじて均衡を保っていた定継が壊れていく。
自分以外の男を求める『妹』。
自分に内緒で春人に進路の相談に行く『妹』。

絶対に許さない。
この子は自分のものなのだから。


わたし、1年もの間、薬を盛られてました。
眠っている間の愛撫は、昨日今日始まったものではなかった。

激しく揺さぶられる感覚に、ふと目が覚める。
目の前には・・・・兄・定継が。。。。



もう、薬は要らない。

変態と罵ろうが、頬を引っかこうが、わたしを抱くことを止めない。

彼の手には1年間の記録と称して、わたしの姿が画像で残ってる。
先日のは動画だった。

逃げようと思えば逃げられるのかもしれない。

それでも、わたしは・・・・兄の定継の元へと戻ってしまう。



そこは狂った夢の淵----染まれば二度と、戻れない。




『その愛』と違って、ベストエンド・バッドエンドという分岐はありません。

全ての道は一つ、『狂った夢の底』へと繋がっていく。





久しぶりに病みCDの新作を聞いたって感じです。

ジャケット背帯の裏に、こんなことが書かれていました。


その愛は病にいたり、
狂った夢の淵に沈む。



定継と春人さん、そしてもう1人。
彼らの間でどんな会話が展開されているのか、ちょっと気になりました。
きっと、春人のやったことを定継は知ってるんだろうな、とか。
(春人との電話でそれを匂わせる会話有り)
定継がこの1年の間にしてきたことを春人も知ってるんだろうか、とか。



昨夜、感想を書かなくちゃいけないからって、気を張って少し離れた位置に意識を持っていたから、ぎりぎり狂気の淵から落ちることはなかったけど・・・・
2回目に聞くときは完全に意識を中に入れるから、狂気の中へと落ちることになるんだろうな。
完全に落ちたら、『わたし』の気持ちってのがハッキリするのかもしれない。
今は、絡まってる感じだから。






さて、今夜は我が掌で眠れにしましょう。
明日も感想記事です。
お楽しみに。









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