折り込み同僚とのお喋りで、『手を繋いで歩くか?』というのが話題に上りました。
昨日出社の4人中3人は、昔(結婚前とか新婚時代とか)は手を繋いだけど、今は全く繋がないと言う。
ご主人が嫌がるというよりも、自分たちが照れくさかったり、今さらっていう気持ちがあるからなのだとか。(ふむ)
残りの1人。
これ、私です。(笑)
今はパートナーがいないから、手を繋ぎたくても繋げないけど。(笑)
でも、手を繋ぐの好きだし、腕組むのも好きだし。
例えば、混雑した駅のホームなんかだと彼の服(後ろウエスト辺り)に掴まったりするし、隣に座れば膝を寄せるとかって、スキンシップ大好きのどちらかというとベタベタ派です。
さて、今日は午前中のうちに残りのカレンダー配布全て完了。
集計はこれからだけど・・・・ノルマ達成してますように。(CD1枚分がかかってるw)
今朝から、右腕が妙にだるかったり痛かったりするなって思ってたら・・・
どうやら筋肉痛のようです。(苦笑)
自転車のハンドル両方にカレンダーをぶら下げて歩いていて気が付きました。
自転車の左側に立ってるから、左手は添える程度しか力使ってないけど、右腕はバランス取ったり方向決めたりとかなり酷使してる。
おまけにほぼピンと伸ばした状態でだから、それこそ腕全体から手の甲までの筋肉を満遍なく使ってる。
そうだよね~、4日間酷使したんだもんね。
そんな集金の最中、なぜかダンデビ・レムのキャラソンがエンドレスリピート。
や、やめて・・・・おつりの計算間違えちゃう。(苦笑)
というところで、今日の本題はこちら。

恋する編集者シリーズ
かけ引き
ボイスは柊三太さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは嫌いなのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
恋する編集者シリーズの3枚目となります。
けど、私が持ってるのは1枚目の『はつ恋』。
2枚目は聞いたことのない声の方だったことと、密集していた9月発売だったこともあって見送り。
これから先のものはキャスト買いしたい人が控えていることもあって・・・・
どこかのタイミングで2枚目も買うことになりそうな予感がしてます。
さ、今作『かけ引き』の彼は『石橋空』(いしばしそら)。
元モデルで、4年前、舞台ロミオとジュリエットで俳優デビュー。
その時のロミオのイメージのまま、『王子様』キャラで人気に。
この舞台が『空』の代表作になっているのだけど、それ以降、鳴かず飛ばずといった感じ。
どうやら最初にできてしまった『王子様』というイメージが邪魔をして、彼の活躍の場を狭めているみたい。
『わたし』はサイレント出版社の編集者。
『俳優石橋空』の写真集を企画制作をした。
打ち合わせで数を合わせたものの、実際の作業は空の所属事務所の担当者と空の母親とで行われた。
彼の代表作である【ロミオとジュリエット】がメインではあるけれど、彼の子供時代の写真なども提供してもらっている。
発売日。
写真集のお渡し会が開かれた。
彼は珍しく一人。
マネジャーさんは別件があるとかで一緒ではないのだと言う。
サイレント出版側からもわたし一人。
完成品をまだじっくり見ていないと言う彼に写真集を手渡した。
パラリパラリと中を見て・・・・
彼の子供時代の一枚の写真に目を留めた。
その写真は、空と彼の姉の入浴シーン。
彼のお母様から提供してもらったもの。
写真の添え書きに、『幼い日の姉と空』と書かれている。(ちょっぴりうろ覚え)
その写真を指さし・・・・
『これ・・・姉じゃないです。近所の幼なじみですよ』
「!!!!」
サイトのあらすじに『重大な画像ミス』とあったのはこれか!
作中のわたしも青くなってますが、聞いている私も血の気が引いてく。
これって本当に重大なこと。
肖像権の問題もからんでくる。
対策を考えようと思っても、これはわたし一人でどうにかなる問題じゃない。
「上司に・・・・」
ところが、もうすでにお渡し会の開場時間になり、お客さんが続々と入ってきてる。
どうしよう、どうすればいい?
血の気が引いてオロオロしているわたしに、空が囁く。
『僕がなんとかします。大丈夫』
お渡し会は無事に終わった。
けれど・・・・・
今日はこれから、写真集出版のお食事会が企画されていた。
『あなたも食事という気分じゃないでしょう。僕も今の役のためにダイエットの最中なので食事は遠慮したいところなんです』
『2人でこれからの対策を考えませんか』
彼の行きつけだという会員制のバーに来るように誘われた。
わたしはミスのことを上司に言えず、彼の指定したバーへと向かう。
そこは、ホテル内にあるバーだった。
考えつく対策は2つ。
この対策は空が口にしたことだけど、わたしも(私も)同じことを考えていた。
1つは修正シールで1冊ずつ修正する。
もう1つは回収して印刷し直す、または黒く塗りつぶす。
空は黒く塗りつぶすのは見栄え的に嫌だという。
当たり前だよね。
いずれにしても、出版社にとっては莫大な損失を出してしまう。
ここで、空が一つの提案を出す。
『今夜、あなたが身体を自由にさせてくれたら、どんなクレームが来たとしてもあの写真は姉だと言い切って見せますよ』
悪魔の誘い。
『上に部屋を取ってあります』
この作品、作中のわたしと聞いている私のシンクロ率が高かった。
性格がっていうよりも、彼の問いに答えたものが。
大きな一致として、このバーで飲み物はいらないと言ったわたしに、アルコールが入ってる方が良いと思うよと勧めてきて、それじゃあと頼んだものが一致しました・・・
モスコミュール
彼がわたしの職場の前に車で乗り付けるシーンもあるのだけど、
『何階にいるの?』
「3階」
と、これも一致。
さて、結局覚悟を決めて部屋へ。
王子様イメージはあくまでもイメージでしかない。
本来の彼は、かなり腹黒。
とはいえ、気持ちよくしてほしいタイプではなく、気持ちよくしてあげたいタイプだというので乱暴なことは一切しないし無茶もしない。
そしてね、昨日の淫魔で耳攻めが少なかったって嘆いたからなのか(違)、もの凄く耳攻めが多かった!
しかも、私好みの右耳の方が多く////
この1回だけで終わるのだと思っていたら・・・
『今夜だけ、とは言ってないよ』
・・・・やっぱり黒い。
ある夜。
空から電話が入る。
『クレームあった?』
幸い、誰からもクレームは入っていない。
あの幼なじみとは音信不通と言っていたけれど、この写真集を見ていないのかもしれない。
それならいいけど・・・・
ここで、前述の『何階?』があるわけです。
下に降りて来いと言われて、車に乗り込む。
何でも、今撮影中の『哀愁のカルナバル』の原作者からの差し入れで『かりんとうまんじゅう』をもらったのだけど、役のためのダイエットは続いているから・・・
『おまえにあげる』
その時、車の中でキスをされるのだけど、このシーンを写真に撮られてしまう。
後日、職場近くの喫茶店に呼び出されたわたしはフリーカメラマンの男と対峙していた。
なんでも焦って撮ったせいでぶれてしまい、写真週刊誌に売り込みに行ったものの買い取ってもらえなかったのだとか。
それで、わたしに買えという。
確かにぶれているけれど・・・・
彼だということとは判別つきそう。
1枚5万で3枚あるから合計15万。
そこに空が現れた。
この間のかりんとうまんじゅうを出版社に差し入れに来てみたら、わたしは打ち合わせで外に出ていると聞いて来てみたのだという。
ここで、カメラマンそっちのけで告白。
『自分は別に公になっても構わないんだけど』
それでもわたしが嫌がるから。
これからロケでブラジルに行かなくてはいけなくて、すでにブラジルの通貨レアルに交換しているけれど、とお金を渡す。
カメラごと買う、と。
『80万くらいにはなるんじゃないか』
そんな大金?!
カメラマンは大喜びで去って行ったけど・・・・
実はカメラマンに渡したのは2000レアル。
8万円程度。
(ちなみに、今現在だと約64000円)
でも、確か・・・20000レアルって言ったと思うんだけど?
『確認しなかったあいつが悪い』
やっぱり、空は黒いです。
この後すぐ、ブラジルロケへと旅立ち・・・・
帰国したというメールももらったけど・・・・
彼が出ているインタビュー番組を見た。
ブラジルから帰国し、映画『哀愁のカルナバル』も完成。
この映画の宣伝のためのインタビュー番組。
いつもの王子様『石橋空』の爽やかな話し方。
そこで語られたものに、ロミオのイメージから抜け出せずにいた自分に、『そのままの自分を出せばいい』と言ってくれた人がいて、その言葉のおかげで肩の力が抜けたという。
そう、これはわたしのこと。
だけど、わたしは・・・
彼が時々口にする、『勉強になった』という言葉。
彼の言葉で、行動で、わたしがどう反応するのかを見て言う言葉。
電話が鳴る。
空だ・・・・
空がわたしに嘘をついていたことを知ってる。
写真集のミスなんて、そもそも無かった。
あれは間違いなく空の姉。
それを確認したのは、空と3回目に会った後。
具体的に3回目がいつなのかは描かれていない。
(でも、写真を撮られる前だと思う)
わたしは真実を知った後も、彼に呼び出されては会っていた。
彼の気持ちがどこにあるのかは分からない。
でも、わたしは・・・・間違いなく空に惹かれている。
『10分で行く』
聞いてる私は逃げるなよ!わたし!
って思ってたけど、『わたし』は逃げませんでしたね。
っていうか、そもそも本当に10分で来るとは思ってなかったフシがある。
この時、わたしは辞表を書いてました。
彼との接点が無くなれば、終わるはずだから。
『オレ、言ったこと無かったっけ』
ここで初めて『好き』という言葉をもらいました。
一番最初、打ち合わせで顔を合わせた時に一目惚れして、どう落とそうか考えた挙句のあのミス騒動のでっち上げ。
だけど、どれを信じたらいいの?
『本気であんたが好きなんだよ。そこは信じろよ』
空は22歳。
わたしは一つの企画を任されているということは新人ではないはずだから、少なくても3歳は年上なのかな。
うん、この手の黒い人には年上彼女が合うようなきがする。(笑)
さて、明日の感想はRejet作のどれかにしようかと思ってたんだけど・・・・
昨日の検索ワードで、約20個も来ていたので・・・・
明日の感想は『そこは狂った夢の淵』にします。
お楽しみに~。

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