昨日の記事(磔(はやにえ)第3巻の感想)、今日あらためて読み返してみたら・・・
もの凄く長かったのね!!
そんなに長かったのに、昨夜、ハピシュガ蘭々の後でもう一度聞いてみたら、『これはもしかして?』って思うところが出てきちゃった。
なので、蘭々の前にちょっとだけ書かせて。
記事内にも書きましたが、景は競馬をしてます。
いつも穴馬狙いだから当たった試しがない。
わたしに、『2つだけ好きなのを買って良いよ』。
1頭目の馬の名前は、景が息を乱しながら読みあげてる上に長いので(ということは私も息乱してるってことね)記憶できてませんが、2頭目の名前が・・・・「エンキル」。
この2頭は大穴なんだそうで、当たったら凄い金額になると。
景が浩一と戦ってくると宣言する直前。
この馬券が当たってることが分かりました。(どちらかなのか、どちらもなのかは不明)
そして、翌日。
浩一が婚約指輪を手に帰ってきたわけです。
浩一は、わたしと一緒に暮らすことで、『奨学金の返済が終わった』と言ってました。
将来のめどが立ったので、プロポーズということですね。
1回目に聞いた時、若干の引っかかりを感じたものの、浩一の言葉通りに受け取ってました。
が、2回目に聞いた時、『もしかしたら?』と思うところがありました。
景が働いてるわけじゃないし、銀行口座だって持っていないだろうから、馬券を買ったりするお金は当然浩一のものですよね。
そうすると、いくら寝ている間の記憶が無いとはいえ、使った覚えのない引き落としがあれば疑問に思うのが普通。
とすると、浩一は薄々景の存在に気が付いていたのではないか、と。
そして、今回は大穴馬券が当たったということで2億円の振り込みがあるわけです。
いくら前倒しで奨学金を返済していたとしても、30歳という年齢を考えると、奨学金返済にはこの2億円の一部を使ったと考えるのが自然。
さらに、わたしの誕生石の婚約指輪を買ってきているわけですから。
もし、景の存在に全く気が付いていなかったとしたら、お金の流れに疑問を持ったはず。
そして、そんな疑問のあるお金にすぐ手をつけるなんて考えにくい。
これらを考えると、浩一は景の存在も、自分が寝ている間の景の行動も、全て把握していたのかもしれない。
自分が戒律が枷になってできないことを、景に代わりにやってもらう。
自分は景ではなく、景は2個目の人格なのだから、自分には関係がない。
自分の知らないところで景が勝手にしていることだから、自分には責任が無い。
だから、浩一としての自分ができないことを、景にやらせればいい。
もし、本当に浩一がこう考えていたのだとしたら、結構ずるい人です。
でも、そんなずるさも悪くない、なんて思ってみた。
あんなにエッチばっかりしてるCDなのに、なんて中身の濃い作品なんだ!
もしかしたら、他にも伏線的なものがあるのかもしれない。
・・・・うん、あるような気がしてきた。(笑)
ということで、お待たせしました。

アイドルとふたりでトロけるCD
√HAPPY+SUGAR=IDOL 2nd 蘭々
ボイスは蒼井翔太さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
甘いハピシュガの中でも、ふわっふわに甘く柔らかい蘭々のターンです。
アイドルグループ『ハッピーシュガー』としてデビューしてます。
蘭々のソロ曲がテレビCMに起用されたりと、蘭々個人のお仕事も順調のようですね。
その分、カフェ『HAPPY+SUGAR』のシフトは激減。
『わたし』に会う回数もかなり減ってるようなので、学校へもあまり行けてなさそう。
ある日、マネージャーからビデオカメラを渡されました。
番組で『蘭々のお気に入り』のものを紹介するという企画があり、それを自分で撮って来るように、と。
そして、もう一つ。
HAPPY+SUGARのコンサートの開催が決定した、と。
わたしは蘭々に呼ばれて彼の部屋に。
『夜遅くにごめんね』
前よりも頻繁に会えなくなったから、こうして呼び出してくれるのは嬉しい。
忙しいの知ってるから、わたしからは『会いたい』って言いにくいから。。。
ギュッと抱きしめられて安心する。
わたしを呼んだ理由は、撮影を手伝って欲しいということ。
わたしがカメラを回す。
蘭々のお気に入り。
1つ目は、さとぅのぬいぐるみ。
何でも、本物と同じ感触のもふもふ感なんだそうで。
片手に収まるくらいというので小振りですね。
(もっと大きいのかと想像しちゃった)
2つ目はビタースイートのアルバム、初回限定生産版。
尊敬する大好きな先輩で目標なのだと語るのを聞きながら・・・・。
『わたし』は無反応というか、特に何も言ったりしてませんが、『私』が何だかもじもじもぞもぞしたい感じ。(笑)
これは蘭々のターンだから、『わたし』はさとぅの中の人が誰なのかは知らないはずだけど。。。
お兄ちゃんがビタースイートの一員だってのは、当然知ってるんだから。(笑)
こうやって自分の身内を褒められたり『尊敬してる、目標です』なんて言われたら、なんとなくくすぐったく感じちゃう。
お仕事が増えたことややりがいについて語っていたのに・・・・
忙しくなったことで、『大切な人』と会う時間が減ったことが寂しい、なんて言い出す。
そして、『一番大切な人を紹介します』と言ったかと思うと、わたしの手からカメラを奪い、わたしにレンズを向けてくる。
『大丈夫、ここはカットしてもらうから』
そ、そんなこと言われても・・・・
ここは放送されないにしても、スタッフの人は見るんだよね?いいの?
なんて、ドキドキ。
まあ、結局、お気に入り紹介ビデオは後で撮り直すことにしてくれたから良かったけど。
ここで、コンサート決定の話も聞いて・・・・・・
反応の無いわたしを見て、
『もしかして、もう誰かに聞いちゃった?』
自分が言うから、みんな言わないでって言っておいたのに・・・・とブツブツ。
単に、ビックリし過ぎて硬直してただけです。(笑)
思わずギュッと抱きついちゃって・・・・・キス。
蘭々の話し方はふわんふわんしてるのに、キス音は重め。
このギャップがたまりません。(ふふ)
お仕事がオフの日。
急にデートに誘われた。
ショッピングモールでお買い物。
一応、変装ってことで伊達メガネにシンプルめの服装。
いつもの蘭々とちょっと雰囲気が違う。
お買い物もしてパンケーキも食べて、エレベーターで降りようと乗りこむと、二人きり。
『エレベーターが着くまで』
抱きしめられて、何度もキス。
というところで、いきなりエレベーターが緊急停止。
(ある意味お約束?)笑
非常ボタンで連絡して、救出してもらうまでの間、床に座って後ろから抱きしめられながらのお喋り。(ハンカチ敷いてくれた)
キャストトークでも、ちょっと男らしく成長した蘭々を意識して、とあったのだけど、確かに話し方はいつも通りのふわんふわんだけど、ちょっとしたところで、『わたし』を支えようとするところが見えるかな。
一緒に登校した日のこと。
途中で蘭々のファンだという子たちに声をかけられた。
少し離れた場所から、ファンの子たちに囲まれている蘭々を見て・・・・・不安がつのる。
蘭々はアイドルとしてちゃんと成長してる。
わたしは?
全然変わってない、成長してない。
そんなわたしが、蘭々の隣にいても、本当に良いんだろうか。
蘭々も、そんなことないって言ってる。
わたしの励ましや優しい思いがあるから頑張ってこれたんだ、と。
わたしの存在が無ければ、投げ出していたこともたくさんある、と。
この時の蘭々の台詞がすごく良い。
『他の誰かの評価が必要?』
そうなの。
他の誰かの評価なんて必要ない。
大切なのは、2人の気持ちだけ。
どれだけ思いあっているのか、大切にしているのか。
それに伴う行動。
ただ、それだけ。
突然、蘭々が訪ねてきた。
いつもと様子が違う。
わたしの肩にもたれるように座る。
何か、あったのかな。。
少しでも落ち着くようにと髪を撫でてあげる。
『お願いがあるんだ』
いきなり押し倒され・・・
『いつもどんな表情で僕を見てるのか、教えて』
キス・・・
いつもと違う蘭々に思わず逃げようとするものの・・・
『ダメ。逃げないで』
『ごめん、もう一回だけ』
このシーン、好き。
いつものふわんふわんと飛んで行っちゃいそうな蘭々の声じゃない。
思いつめたような、切羽詰まったような、そんな声。
ちょっと強引で、少年ではなく男を感じさせる、そんなシーン。
(ここだけ3回ほどリピート)笑
蘭々の様子が変だったのは、歌詞に行き詰まっていたから。
初めての作詞作曲の曲をコンサートで歌うことになっている。
曲はできた。
歌詞もほぼできてる。
ただ、最後のワンフレーズが決まらない。
いくら考えても、いろんな言葉を入れてみても、しっくりこない。
『一緒に考えてほしい』
大切な曲だからこそ、一緒に考えてほしい、と。
結局は、わたしと話しているうちに閃いたから、わたしは直接どうこうしていないけど。
最後のワンフレーズは・・・・
『愛してる』
さて、今夜は追憶のフィアンセ。
明日も感想記事です。
お楽しみに~

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