月曜日は新聞休刊日ということで、今日の仕事は1日分。
お昼には終わって、午後からはのんびり・・・・・
のんびりお昼寝に当てました。(笑)
もちろん、午後中寝ていたわけじゃないけど。(笑)
行き帰りに気をつけて回りを見てみると、私のアレルギーの元になる洋菊があちこち満開。
鼻は出たり詰まったりを繰り返し、喘息っぽい咳まで出てくる始末。
再び半身を起こして寝る”もたれかかり寝”をしているけど、眠気が来ると同時に咳が出るってのは勘弁してほしい。
ってな感じで、急激な体力低下に見舞われてます。
(早く咲ききって散ってくれないかな)
と、こんな状況でも、これだけは外せない!(笑)
今日はこちらの感想です。

カレと迎えるメリーバッド官能シチュエーションCD
ラクリモサ-七つの罪(あい)-Vol.7 色欲の章 クロエ
ボイスは甲斐田ゆきさん。
ではでは、いつものようにネタばれは嫌いなのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
ラクリモサ、最終巻となりました。
とても、悲しい悲しい悲しい物語でした。
今回が一番悲しかったんじゃないかな。
今までの6巻って、最後には2人とも死んでしまうけど、死しか選ぶ道がなかったけど・・・・
それでも、どこか2人は幸せなんじゃないかって気がしてた。
心を通わせ、真実の愛を知り・・・・
2人手に手を取って・・・
この色欲の章は・・・・・苦しい・・・・胸が痛くなる。。。。
今まで同様、わたしが禁忌の塔に足を踏み入れたことで、彼ら七翼の騎士の封印は解かれた。
わたしが塔の内部を彷徨っている間に、目覚めた彼らの間で話し合いが行われたらしい。
『わたし』と出会ったとき、クロエは知らぬふりをしてますが、この封印を解けるのは『王家の姫』だけ。
自分たちの封印が解けたということは、塔の中に入り込んでいるのは王家の血筋を引いた姫ということになる。
626年もの長い長い封印だったから、目覚めてすぐ元の力を取り戻せるわけじゃない。
力を取り戻し、王家への復讐を始めるまでの間、自分たちに簡単に手出しをさせないために『人質』が必要。
『わたし』を見つけ次第、塔の最上階の部屋へ監禁するということが決められた。
迷い込んでしまった塔の中。
ひと気はなく・・・・シンと静まりかえっている。
響くのは自分の足音だけ・・・・。
そんな時、ふいに声をかけられた。
涼やかな目元に柔らかい口調の男性。
『ここに入ってはいけない』
早く出ていくようにと言われたけれど、わたしが姫だと知ると・・・・
『申し訳ないが、キミにはここに残ってもらはなければならない』
連れて行かれたのは塔の一番上の部屋。
王国全体が見渡せる。
あぁ、城も見える。
ざっと事情を説明してもらって、わたしは人質となることに納得しました。
わたしが知らなかった過去の戦争の話、濡れ衣を着せられた話、王家との交渉のためにわたしが必要だということ。
なによりも、彼クロエが信じるに値する人だと感じたから。
わたしが人質となったことは城に知らされたということだけど、無事だということを父たちに知らせたい。
手紙を書きたいと言ったわたしに、最初は渋っていたクロエだけど
『2人だけの秘密だよ』
『ただし、内容をチェックさせてもらう』
わたしのすぐ側に座り、手紙を書くわたしを見つめる。
彼の視線がくすぐったく照れくさく・・・・
わたしの手に跳ねてしまったインクを・・・舐め取られる。
ここで、ちょっと声とリップ音のお話を。
今回はキャストが女性の方ということで、どうなるんだろう?と自分でも分からずにいたわけですが。
全くの杞憂に終わりました。
この『手を舐められる』以外にもキスや耳元の囁きなどあるわけですが、ものの見事に持って行かれてしまってます。
何て言うかな。
甲斐田ゆきさん、やっぱり上手い。上手すぎる!
ってことなんでしょうね。(エロさじゃないですよ、演技がってことですよ)
作品への引き込み方っていうのかな。
声の周りの空気っていうんですかね。
今から城へ届けてくると馬を走らせているクロエを塔の窓から見つめる。
ところが・・・・
『ここまで来れば、塔からは見えない』
彼が言ったことは嘘。
わたしの手紙を城に届ける気など最初からなかった。
全ては自分を信用させ、その上で裏切り、貶めるため。
そんなこととは露とも知らず、わたしはクロエに惹かれていく。
そんなある日の夜。
クロエがうなされている。
声をかけ、身体に触れる。
『私に触れるな!』
真実が告げられる。
処刑人の家系に生まれた自分は後継ぎになるべく『男子』として育てられたこと。
当時の国王の目に留まり、慰みものになったこと。
国王だけでなく側近からも『不死者』ゆえに強度の拷問を受けたこと。
千年戦争の後、そのことが露見しないようにと封印されてしまったこと。
本来、復讐したい相手は、すでにこの世にいない。
行き場の無い怒り、恨み・・・・
クロエの真実を知っても、わたしは嫌いになんかなれなかった。
ううん、できることなら、クロエを癒したいと、支えたいと思った。
『わたしはあなたを裏切らない』と、信じてほしかった。
どうすれば信じてもらえる?
だから、どんなことを言われても、酷いことをされても、あなたの望むままでいようと思ったの。
そして、訪れてしまった最後の日。
仲間の騎士たちが城を落とし、その残党が塔を取り囲んだ。
姫を奪還し、それを足がかりに王国を再建しようということのようだ。
だから、わたしが殺されることはない。
クロエにしても『あの剣』でなければ死ぬことはない。
ただ、2人バラバラに生きる道しかない、ということ。
ようやく、共に生きようと誓ったというのに。
クロエが望んだのは、死。
本当の自分、ありのままの自分を受け入れてくれた姫と共に生きることができないのなら・・・・・
クロエは『一緒に死のう』とは言ってくれなかった。
ただ、『自分の首をはねてくれ』・・・と。
兵士たちが塔の内部へと入ってきた音がする。
もう、時間は残されていない。
・・・・決断、しなければ。
クロエの首を切り、自分も後を追う。
大好きな人を殺してしまったという事実。
手に残る感触。
そして・・・・絶望。
この結末までクロエの思惑通りだったのかもしれない。
愛しい人と思いながらも、消し切れない恨みがある。
処刑人として、騎士として、手を血で染めてきた自分。
性別も思いも、何から何まで偽りの中にいた自分。
対して、まるで聖女のように清らかで正直で素直な姫。
穢れている自分はキミのようにはなれないから・・・・
だから、キミが私のところまで堕ちておいで。
クロエの過去の話も悲しかったけど、ラストも悲しかった。
クロエを変えられた、救えたかもしれないと思ったものが崩れ去ったから。
クロエは『共に死のう』とは言わなかった。
『生きろ』とも言わなかったけど。
クロエにとってはどっちでも良かったのかな。
わたしが生きる道を選んだとしたら、愛する人をこの手で殺したという贖罪を胸に生きなくてはいけないのだから。
これで、今回の感想ラッシュは終わり。
長かったですね~(笑)
次の感想記事は19日以降です。
お付き合いいただきありがとうございました。
明日からしばらくは通常記事を・・・・
って、10日間しかないのか!(笑)
感想記事を書いている間は情報を拾いに行っていなかったので、試聴も含めてちょっと情報収集しなくちゃ。

人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加中
次の感想記事待ってますって人も
うん、たまには通常記事もねって人も
よかったら、ポチっとしてあげてくださいな