今日も35度の猛暑日を記録したとーこエリア。
週間予報を見るたびに猛暑日予想の日が延びてます。
現段階だと木曜日まで。
そこで終わりとなるのか・・・・まだまだ続くのか・・・・

そういえば、昨夜遅くなってから以前捻挫した右足のくるぶしの下辺りがかなり痛みまして・・・
気圧が大きく変化するときなどに違和感を感じることがあっても、ここまではっきりと『痛み』として認知するのは珍しい。
おまけに、気圧の変化もしてないよね?
去年買った気休めの(笑)ひんやりシートの上に右足首を乗せて、何となく冷やして眠り・・・・
今朝には痛みも違和感も無くなってました。
何だったんだろう・・・?
(ま、暑いからね)笑




そして、予告。
この暑さも相まって、なかなか進めていけてなかったレシピ書き。
当初の一週間遅れでぼちぼち完成。
早ければ明日、遅くても明後日には『愛のファタモルガーナ』イメージのアクセサリーの公開です。






ということで、本日のお題はこちら。



ラクリモサ-七つの罪(あい)- Vol.4 怠惰の章 キリル

ボイスは野島健児さん。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























今回の怠惰の章。
物語の始まりは・・・・・キリルの寝息から。(笑)

もう、これに代表されるかのように、あちこちにキリルの寝息が散りばめてあります。
そして、野島さんの寝息がとっても、とっても、とっても、気持ち良さそうで・・・・ついつい・・・・・意識が・・・・・・・
何だか、寝息が聞こえてくるたびに、私も眠りに引き込まれてたみたいで。(笑)
それでも30分オーバーくらいで聞き終えてるから、致命的なことにはならずに済みました。



彼、キリルの武器は弓矢ということで、接近戦には不向き。
どうやら、過去の千年戦争の時にも敵国へ潜入して、距離のあるところからの暗殺ということをしていたようです。
命じられるままに敵国の要人を暗殺。
それがいつしか・・・王家にとっての邪魔者の暗殺へと範囲が広がってきた。
でも、そのころには周囲のことに関心を失くし、ただ暗殺の日々を過ごしているだけとなっていた。

そんな時に逆賊という汚名を着せられ塔に封印されることになった。
全てのことに関心を失くし、自分のことすらどうでもいいと感じている。
不死者で自分で死ぬことも殺されることもない我が身にとって、『封印』というのが一番良い道だとすら思ったくらい。

そして、626年後。
『わたし』がその封印を解いてしまうこととなる。


7人の騎士たちって、それぞれの個室ではなくて、どこかの一室で封印されていたんでしょう。(たぶん)
封印が解かれ、どういう状況にあるのかを話しあったりしたんでしょうね。

どうすれば封印が解けるかってことも知らされていたのかな。
『わたし』を見つけ次第、人質にするから摑まえておくようにということが決まったようなので、きっとある程度のことは知らされていたのかな。


塔の中に足を踏み入れた『わたし』。

誰もいない。

いえ、何となく人の気配があるから、きっとどこかに誰かいるはず。

ここはどうして立ち入ってはいけない『禁忌の塔』と呼ばれているのか。
いつも城の中にいて、こんな探検なんて初めてのこと。
怖さよりも好奇心の方が勝る。

ふと、ひときわ人の気配がある部屋を見つけ、そっとドアを開けてみた。
バルコニーのあるその部屋のベッドに、誰かが寝ている。
そっと近寄っても寝息が乱れることは無い。

この人は・・・誰なんだろう?
どうしてここに居るんだろう?

『人の部屋にノックもしないで入ってくるとは礼儀知らずだ』

少しきつい目をした端正な顔立ちの青年。
出ていけと言われ、これ以上話すことを諦め部屋を出ようとした時、

『やはり、待て』

侵入者を見つけ次第摑まえることになっているから、ここで逃がしたとなったら、後が面倒だというのが理由。
けれど、きっと理由はそれだけじゃない。
この時、キリル自身も気が付いていないけれど、心が死んでいるかのようにどんなことにも興味を示すことの無かったのに、『わたし』に『心』が動いたのだと思う。

ここでわたしを追い出せば、塔の中にいる他の仲間に見つかり捕えられる。
自分以外の誰かが『この女』にどういう接触をするのか分からないが・・・・。

自分の傍に置くなんて、普通に考えれば面倒なことなのに。
それでも、この手を離すのは惜しいと・・・思った。



『わたし』としても、他にもっと乱暴なものや、すぐに殺してしまおうとするヤツがいるなんて聞かされ、『俺の傍にいるのが安全だ』なんて言われたら、さっきまで歩き回っていた廊下へ出るのが怖くなった。

大丈夫、いざという時にはこのナイフがあるから。

王家に代々伝わるナイフ。
護身用として常に持ち歩いている。
この人は武器を持っていないみたいだし・・・・・。

まあ、あっという間に奪われてしまいましたけどね。(苦笑)

そして、この王家のナイフは唯一自分を殺せるものだと言い・・・・あろうことかバルコニーから外へ投げ捨ててしまった。



冒頭でも書きましたが、本当にあちこちにキリルの寝息が入ってます。
いつでもどこでも寝てるんじゃないかっていうくらい。

そして、その寝息と共に多いなと感じたのが、耳元での囁きとキス。

このシリーズ、『官能シチュエーションCD』っていうことで『官能』って付けてるわりには・・・・
肩透かし、とか
子供騙し、とか
っていう印象が大きかったのだけど(笑)
今作は、お世辞にも『たっぷり』とは言えないけれど、『そこそこ』にはなってます。
まあ、それでも『官能』って付けるのはどうかと思うくらいの量なわけですが。

うーん、2枚組で時間はたっぷりとあるはずなのに、どうして時間が足りないのかなって感じちゃうのかな。
エピソードを盛り込み過ぎ?
いえいえ、どのエピソードもあった方が良いと思うというものばかりだし、時間の無駄も無さそう。
だけど、せっかくのリップ音だし、せっかくのドキドキシーンなんだから、『これでもか!』ってくらいたっぷりあってOKです。
っていうか、そうあって欲しい。

あ、そういえば。
今回のリップ音の一部が金属音ぽく聞こえたのは私の耳のせいでしょうか?




さて、物語に話を戻しましょう。



ある日のこと。
わたしを魚釣りに連れだしたキリル。
でも、釣竿は1本。
はい、魚釣りするのはわたしで、キリルはお昼寝。(笑)
しかも、わたしの膝を枕にして。
基本面倒くさがりなのに、こうしてわたしを気遣ってくれたり、甘えてくるようなところがあったり。
人質という立場など、吹き飛んでしまったかのような関係がちょっと嬉しい。

と、キリルが誰かの気配を感じた。
かなり強い殺気を放っているとかで、
『様子を見てくるから、ここを動かずにイイ子にしてろ』

殺気の主は暗殺者。
どうやら、今作では人質となった姫であるわたしを取り戻そうとしているようです。
暗殺者の放った矢はキリルに刺さる。
動くなと言われたけど、心配で気になって・・・・こっそり様子を見に行ったら!

『不死者だから、こんな傷はしばらくすると塞がる』

とはいっても、けっこう血が出てるし・・・・
痛みはあるんだよね?

わたしのハンカチで止血して急いで塔に戻ったのだけど、この遭遇は云わば様子見。
人数を増やしキリルの部屋のバルコニーへ。

『接近戦には向かない』

と言いながらも弓矢で応戦。
敵わないと思ったのか、思いの他早くに撤退していく。

そう、これは罠。

全員が撤退したと見せかけて、1人がナイフを手に襲ってくる。

『そんな小さなナイフで・・・』

ところが、このナイフは『わたし』が持っていた王家のナイフ。
バルコニーから捨てた、あのナイフ。
きっと、中の様子を窺うために塔の周りを徘徊していた時にでも見つけたんでしょう。
切りつけられた傷は致命傷にはならないが、明らかにダメージを与えている。


ここで作中のわたし、聞いている私と同じ行動をしました。

『これ以上、あなたに傷ついてほしくない』

彼を庇い、ナイフはわたしを貫く。


ひん死のわたしは、いつか行きたいと言っていた彼の故郷へと連れて行ってもらう。
死はすぐそこまで来ているのに。
苦しい、痛い。。。
もう楽になりたい。。。。

わたしの最後の願いを聞き入れて、首へ手をかける。
故郷の中で一番好きな場所。
そこは空に一番近い場所。
わたしをそこへ運び、あのナイフで・・・・・・暗転。




やはり今回も悲しいお話でした。
あと少し、『何かが』違えば、別の人生を送れたのに。

そう思いながらも、普通の人間のわたしと、不死者である彼とが、同じ時代を生き、同じ時代に終わりを迎えるには、この道しかないという思いもある。

短い日々だったけど、最期の時を愛する人の腕の中で迎えるってことは最高に幸せ、なのかもしれない。








さて、今夜はお待たせしましたの佐和真中さん。(笑)
明日はでーとびよりの感想です。
お楽しみに~









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