今日の雷雨、凄かった!
そんな今日は実はうっかり連発でした。
朝、ウエザ―ニューズで天気をチェックしたら夕方から雨。
これはどうやらゲリラ豪雨的なものらしい。
『今は晴れてるから、雨晴れ兼用の日傘を差していこう』
そう思っていたのに、カバンを背負ってサングラスをしてウォークマンを持って・・・・そのまま出てきちゃった。
日傘忘れたって気がついたのは、隣の棟の前に差しかかったころ。
ギリギリに出てるから取りに戻るってことはできない。
(階段上がるの嫌だし・・・)
『いざってときは置き傘があるし』
そう思って・・・・・ふと玄関の様子を思い出す。。。。
『あれ、置き傘用の折り畳み傘・・・・玄関にあったような・・・』
いつもの『宇宙さんに質問』の場所に差しかかり、質問。
『帰りに雨に降られちゃうなら、青い車を5台見せて』
期限の大通りの交差点に出るまでの裏道で目にする車のほとんどがお店の駐車場だというのに・・・・
あっという間に7台に。
大通りに出て交差点で足を止めた時点でさらに3台プラス。
『これって、確実に雨に降られるってこと?傘ないのに・・・』
15時くらいから・・・・・もしかして雷?
あっという間に、ざーーーー!
『こんな中歩いたら溺れちゃう』
それ以前に、雷が途切れなく鳴るので怖いし危険。
ということで、同じ方向の自転車組の同僚と2人、お店の車に乗せてもらうことに。
エントランスの目の前まで乗りつけてくれたので濡れずに済みました。
ベランダの洗濯物も、風向きの関係で全く濡れず。
(かなりの降り方だったから、多少はベランダに入ってるんじゃないかって覚悟してたんだけど)
カーテンを閉める時に空を見上げたら、金星は雲の中で見えなかったけれど、ハーフムーン(上弦の月)が見えました。
というところで、今日はこちらの感想です。

大正偶像浪漫「帝國スタア」キネマトグラフ 四番星 不二
ボイスは木村良平さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
前作のラスト。
2人で大陸に渡り、新たなスタートを切ったはず・・・・だよね?
2人で戻ってきてました。
そして、戻ったところで、再び帝國劇場に関わってくれないかと声がかかってました。
『わたし』は再びオーナーとして。
不二は帝國スタア四番星として。
呼び戻されたんじゃないんですね。
帰国したことを知って声がかかった。
どうして帰国したんだろう?
それもこんなに早くに。
答えは、慣れない土地で『わたし』が体調を崩したこと。
そして、政治不安。
まあ、生活様式も違うし、言葉も違うし。
ストレスは溜まりますよね。
そこへ不安なことが起これば・・・更に。
四番星として舞台に復帰した不二ですが、あの震災の時に足を痛めたこと覚えてますか?
あの時、『もう舞台には立てない』と言っていたけれど。
どうやら、無理さえしなければ舞台の上で動くことも立ち回りもできるくらいには治ってるみたい。
(良かった)
わたしと不二は同じ家で暮らしているけれど、職場(帝國劇場)では大っぴらにしてるわけではないみたい。
お互いの立場を考えてのことなんでしょう。
前作の不二は誰かから命令されたことを遂行する、というまるでロボットのような人でした。
そんな彼が心を取り戻すかのように、自分の意思で行動し始める。
自分にとって一番大切な人『オーナー』のために。
良い男になってきたなってのが前回までのところ。
今回は、その『一番大切な人』を思い過ぎるために、ある種歪みが生じてしまったっていう感じでしょうか。
オーナーとして動いているわたしは確かに毎日とても忙しい。
忙しさで言ったら、舞台も務め、各種取材に応じ、稽古をつけ、さらにわたしの手伝いも買って出てる不二もそうとう忙しいはず。
それでも不二にとって大切なのはわたし。
この強迫観念すら感じているんじゃないかというのは、大陸でわたしが体調を崩したことも影響してるんじゃないかな。
わたしを守りたかったのに力が足りずに守れなかったという負い目。
決して不二のせいではないというのに。
それでも、自分が悪かったのだと、力及ばなかった自分が不甲斐ないと。
そんな思いが不二を暴走させる。
食事の支度も買い物も、全て不二が自分がすると言い張る。
『その代わりに欲しいものが有ります』
そう言ってキスされることで、わたしの方もつい任せてしまっているのだけど。
と、キスが出てきたので、ここでちょっとキスの話題。
相変わらずの甘美なキスです。
なんて言うかな、湿度が高いとか、ネッチョリ系とかっていうのとは違うんですね。
水分多めではないのに、とっても『重い』キスなんです。
この『重いキス』ってのは、他に蒼井翔太さんもこのタイプですね。
とっても重くて深みのあるキス音が身体の奥まで入ってく。
そんな感じ。
次の公演の稽古が始まる日。
『見に来ませんか?』
と、誘いを受け、覗きに行くことにした。
前回の公演の時には足の状態も大丈夫だったようだけど、まだ完全じゃない状態だから心配ってのもある。
それに、このところ、以前にも増して無理してるように感じるから・・・・・。
ちょうど若手劇団員に動きの指導をしているところ。
こういう風に・・・と演じて見せているところで、足を捻ったのか転んでしまう。
きっと、痛めた方の足で踏ん張りが効かずに変に力が入って捻ったと思われる。
慌てて駆け寄ったわたしを見て、滑っただけだからと強がってみせるけれど・・・・激痛。
不二に肩を貸し、楽屋へ。
救急箱があるはずだから・・・・。
不二は包帯で固定しておけば大丈夫と言い張る。
本当は医者に診せたいところだけど・・・・
とりあえず、わたしが包帯を巻いてあげる。
手際が良いと褒めてくる不二の言葉に、そう言えば、わたしってこういうのはお手のものだったっけ(笑)。
(医者の娘だから)
この怪我だけでなく、不二は風邪まで引いちゃいます。
そりゃね、あれだけ休息も取らずに動き回っていたら、体力だって無くなるし、治るものも治らないよ。
自分のことは二の次三の次。
常に一番に考えるのは『わたし』のこと。
結局、熱を出して倒れて、不二を主役にした演目は延期。
別の演目に変更となる。
『こんな風邪、一日で治してみせます』
こんな感じのセリフ、前回もあったよね。
せっかくロボットを脱却して、人間らしくなったのに。
別方向への暴走が・・・・・。
よく考えてみれば、まだ若い不二。
震災から復興してきているとはいえ、そんなに年月が経ってるわけじゃない。
長年積み重なってきたものが一朝一夕で改善されるわけがない。
前回は『自分の意思で動く』ことを教えた。
今回は『2人で力を合わせて動く』ことを教えなくちゃダメなのね。
片方だけが無理をするのではなく、2人で何でも分け合いながらということを。
お互いに手が足りないところは助け合いながら。
2人でできることは、2人一緒に。
辛い時には助けを求め弱さを見せることだって必要なのだと。
ラスト、お昼の支度のために買い物へ行こうとするわたしを引きとめ・・・・
『一緒に行こう』
これで、不二もまたひと回り大きくなったかな。
さて、明日はもっとりっぽんの感想記事の予定です。
明日もお楽しみに~

人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加中
うちの方は雨降らなかったって人も
凄かったよね!怖かったよね!って人も
よかったら、ポチっとしてあげてくださいな