今日も暑い一日でした。
そんな金曜日、折り込みの日。
・・・あれ、組めちゃった。。。
ってことで、金曜なのに1回戦。
お昼休憩取らずに続行、14時帰宅となりました。
うーーーん、と思ったものの、今日は25日。
そう、集金開始日。
金曜だから、集金は明日からかなって思ってたから、これはラッキーってことにしておこう。


さて、では今日はこちらの感想です。



想望三國志 第四計 趙雲

ボイスは森川智之さん


では、では、いつものように、ネタばれは好きじゃないって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してくださいね。

























相変わらず、三国志に疎いまま聞き進めております。
そんな私のため?ってな感じでちょくちょく人間関係が説明されていて有り難い。

というわけで、この趙雲という人。
だいたい、読み方すら分かってませんでした。
作品内で、自分のことを『ちょううん』って言ってくれなかったら、『しょううん??』って思ってましたもん。
で、この趙雲。
想望三國志の1巻目で登場した諸葛亮と同軍なんですね。
えぇ、こんな基本的なところも分かってません。(苦笑)

さあ、ということは、当面の大敵は『曹操』となるわけですね。
冒頭にある『わたし』が巻き込まれるシーン。
趙雲たちと刀を交えているのは曹操軍、の下っ端みたい。
名のある武将の首を取ればのし上がっていける、ということなんでしょう。
街中でいきなり戦いを仕掛けてくる。
趙雲たちは街中だと一般人に被害が出るからと、街外へ誘導しようとするけれど、失敗。
せめてもと、部下に町民の避難誘導を任せ、1人刀を交える。

そこへ、逃げ遅れてしまった『わたしたち親子』。
曹操軍の刀が向けられる。
守ろうとしてくれた趙雲だけど、一歩及ばず・・・。
生き残ったのは、両親に庇われたわたしだけ。

残党が残っていて危険だからと安全な場所に誘う趙雲。
けれど、両親をこのまま放っていくわけには・・・いかない。
わたしの強固な意志を汲んで、弔うのを手伝ってくれる。

この人なら・・・・この人に・・・ついて行きたい。

『あなたのいる軍で働かせてほしい』

しばし黙り込む。
わたしのことを観察しているようだ。

「強く生きたいと望むのなら、俺と共に来い」



一応、趙雲の小姓ということになったけれど、それはわたしの身を案じてのこと。
自分の身の回りのことは自分でするから、わたしには違う仕事をしろと言う。

最初は気がつかなかったけれど、日が経つにつれ何となく分かってきた。
彼が自分の世話をしなくていいと言ったのは、わたしのためじゃない。
わたしを信用していないからだ。

どうしたら信用してもらえるんだろう。
もっと彼の役に立てるようになりたいのに。

わたしに話しかけてくれるし、何をしているのかとか気にもしてくれているみたいだけど・・・
信用しているからじゃなくて、信用していないからだなんて・・・

それでも、強くて優しい彼に惹かれていく。


そんなある日。
お酒にめっぽう強いという主君と酒を酌み交わし、しこたま酔っぱらった趙雲とバッタリ出会う。
わたしは自分で飲むために淹れたお茶を手に、お風呂上りということで髪の毛も少し濡れている。

わたしが自分のために淹れたお茶なら安全だろうと、そのお茶を持って趙雲の部屋へ来るように命ぜられる。

『酔ってない』っていう人ほど酔ってます。
完全に酔っ払いです。
お茶を飲みほし、風呂上がりなら短刀も持っていないだろうと押し倒される。
やっぱり、抵抗しますよね。

よし、今回は思いっきり抵抗してOK。
いくら好きな人でも、いや、好きな人だからこそ、こんな『酔った勢いで』なんて嫌。
しかも、薄々感じていた『信用していない』っていうことが、酔っぱらったあげくの一連のぶつぶつでハッキリした。

ちゃんとわたしのことを見てくれていない人に抱かれるなんて、嫌。

思いっきり彼の頬を平手打ち。


翌朝、やっぱりね、案の定、昨夜のことは何一つ覚えていない。
二日酔いで頭が痛いのは分かるけど、どうして左頬も痛いのかが分からないと言う。

一応、一生懸命思い出そうとするけれど・・・ダメ。
あんなことしたくせに忘れてるなんて!


わたしの様子から察して、潔く頭を下げてくれる。
やっぱり、こういうところ・・・好きだなぁ。



信用されてないってふてくされてはいない。
彼に信用されるように、誠心誠意尽くすのみ。
すぐには無理かもしれない。
けれど、ちゃんと周りのことを見ている人だから、わたしのことも分かってくれるに違いない。


彼の愛馬(名前忘れた:苦笑)に好かれたり、彼の怪我の手当てと看病をすることで、少しずつ少しずつわたしのことを信用しても良いかなって変わってくる。

わたしと彼の間にあった壁がいつしか塀になり、ようやく門の扉を見つけた。


戦況は思わしくない。
別の地に拠点を築くべく移動をする。

彼は武将。
常に戦いの中にいる。
わたしのことを守ると言い、絶対に死なないと言う。
わたしの作ったいびつなお守りがあるから大丈夫だ、と。

この最後のシーン。
途中ではぐれてしまった主君の奥方と子供を助けるために戦闘の最中に戻っていくシーンがある。
わたしは泣きながら見送るのだけど、このあと彼が無事で戻ってきたのかが分からない。

さすがに気になって、Wikiってみました。
どうやら、無事に奥方と子供を保護し、無事に戻ってるようですね。(良かった)

わたしのいびつなお守りの効果でしょうか。
それとも、2人で梅の花を見に行こうと約束したからでしょうか。


愛する人が出陣の度に、不安にかられ心配で胸を潰し、もう二度と会えないのかもしれないと思う。
こんな辛いことはない。
一日も早く平和な世の中に、と願い。
その平和な世にするために戦うのだという、パラドックス。




さて、今回、私の第一の寝かせ屋さんである森川さんが担当ということで、最後まで聞くのに何回繰り返すだろうと覚悟してました。
ところが、いざ聞き始めると全く眠気はこなくて、すんなり最後まで聞くことができました。
(先日のカルラといい、調子が良いぞw)

色っぽいシーンは酔っ払い趙雲に平手打ちするところと、行軍前夜の2人の気持ちが通ったところと2ヶ所になります。
私的には森川さんのリップ音ってわりと平然と聞いていられる方なんですね。
今作もわりとそんな感じで聞いていて、余裕あるわなんて感じ。
ところが、とある一ヶ所でやられてしまいました。

これってカルラの時もそうだったな。
カルラの時は『お許しが出た』時がスイッチの入るタイミング。
今回は、『耳』です。
耳が弱いなって自覚のある方は要注意です。
いきなり耳に来ますから!
ヘッドホンしてるのに、いやヘッドホンで聞いているのに、

『今、耳に触れたよね?!触れてるよね?現在進行形だよね?』
って、若干プチパニック。(笑)
そして、これがスイッチになったようで、ここから先は翻弄されっぱなしとなってしまいました。





さて、25日と言えば、アバンチュールの発売日なんですが、今回は雨枕とおまとめ発送にしているので、お迎えするのは30日。
なので、今回の感想ラッシュは間に挟まずにRejet作品だけ連続でいっちゃいますね。

残る2つ。
さあ、どっちにしようかな。






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