感想の前に、ちょっとゲームの話。
昨日は加修先生のBADエンドを無事に拾えました。
が、『あ、今ミスった!』って、自分でも明らかにわかる選択ミス。
(だって、どっち選んだかって覚えてないもん)
たぶん、これのせいでアフター付きにならなかった。
『だから小まめにセーブして!』
って、声が聞こえてきそう。(苦笑)
さあ、そんなこんなで崩壊エンドに震えつつ、昨夜のお伴に選んだものは…

想望三國志 第参計 周瑜
ボイスは立花慎之介さん
ではでは、いつものように、ネタばれは嫌いなのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
さて、いつものことながら、三国志を全く知らないまっさらな状態で挑んでおります。
そして、今回、『あら!そうだったの?!』っていう、たぶん皆様には周知の事実ってヤツを知りました。
『諸葛亮も曹操も、そして周瑜も…みんな敵同士だったのね!』
諸葛亮は一時期手を組んだことがあったけど、曹操に至っては最初から最後まで間違いなく敵。
(へぇ…そうだったんだ…)
こういう関係性をセリフの中でさりげなく教えてくれてありがとうございます、ってな感じです。(苦笑)
さて、今回も出会いは街中での戦の後。
両親共に斬られて死んでいるのだけど、これは…どっちの軍勢の仕業?
周瑜が言うには、人を斬り慣れていないヤツの太刀筋だから、軍人ではなくこの街に住む人の仕業ではないかと推察する。
戦の異常な熱気にあてられ、恐怖に我を忘れてしまったんでしょうね。
『わたし』たちもこの街に住む人であったなら、斬られることもなかったかもしれないけれど、あいにくわたしたち親子は流れ歩く商人だから。
両親に山へ逃がされ生き延びたわたしだけど、腕にはひどい怪我をしている。
これは逃げる途中、枝で切ってしまったもの。
わたしが怪我をしているのに気がついた周瑜が『城で手当てしてあげる』と言ってくれる。
『キミって、ちゃんと目、見えてる?』
ん?
『わたし』って別に目には怪我してないよね???
どうやら、周瑜の顔を見て、目が❤マークにならない女っていうのは、とってもとってもとっても珍しいことらしい。
確かにね、見た目も話し方もとても優しげで見目麗しく……
よっぽど不思議だったと見えて、何度も『ホントに見えてる?』って尋ねられてる。(笑)
城で傷の手当てを受け、ここで働かせてもらえないかと尋ねてみた。
伝えておくといったん立ち去りかけた周瑜が戻ってきて言う。
『自分の小姓にする』
理由は簡単。
わたしが周瑜になびいていないから。
自分の身の回りの世話をする小姓が欲しいと思っていても、虎視眈々と狙いを定めているような女は願い下げ。
だったら、自分に興味を示さない『こいつ』なら、きっと適任に違いない。
小姓だと決まったその瞬間から周瑜の口調が変わる。
あんなに物腰柔らかで優しい口調だったのに、声もワントーン低くなりぶっきらぼうになる。
外で見せている優しい顔は全て『演技』なのだという。
『その方が何かと都合が良いから』
『この秘密を知ったからには、逃げ出すことも小姓をやめることも絶対に許さない』
小姓の仕事には『そういうこと』も含まれているんだと押し倒されたけど、わたしは必死の抵抗。
ここで、立花さんの凶悪なリップ音が炸裂します。
持っていかれたくないって私も必死の抵抗を試みるのだけど、あえなく撃沈。
(こういう攻防もいつものこと)
『私』はもうどうにでもして状態なんだけど、作中の『わたし』は頑張りました。
周瑜の唇を噛んで…しかも血が出るほど…逃げ出します。
(あ、逃げるんだってちょっとガッカリしたのはナイショの話w)
周瑜の方は、今まで居なかったタイプの女ということで、面白がってる。
物珍しいっていうのと、もう1つ。
素の自分を出せる相手だということ。
わたしとしても、私としても、嘘偽りの姿で接してくる人よりも、『本当の自分』を曝け出してくれる人の方がいい。
『きっと、これから僕のことを嫌いになっていくよ』
それは違ったな。
他の人に見せる温和な優しい顔と言葉よりも、彼の我儘なところ、子供っぽいところ、ちょっとだけ意地悪なところ、のほうがよっぽど魅力的。
『演技』だと言っていたけど、心根は本当に優しい人。
わたしを必要以上に近づけない日や、早く自室へ戻るように言いつける日が出てきた。
しばらく後に気がつくことになるけれど、この咳…そして喀血。
なんてこと…周瑜も労咳におかされているだなんて。。。
体調はどんどん悪化していく。
このまま死んでしまってもおかしくないくらいな勢いで。
(内心、あれ…せっかくの立花さんなのに唇噛んだキスだけで終わり?ってちょっと焦ってみたりw)
病状は一進一退を繰り返す。
これが最後かもしれない。
彼も思った。
わたしも思った。
私も思った。
自分の気持ちに…わたしのことを好きなのだという気持ちに真正面から向かい合う。
わたしを側においても、手を握っても、抱きしめても、何かが足りない。
もっと、もっと……
わたしの心に『僕がいなくても、今だけは…』
こんな切ない告白を受けて拒めるはずもない。
優しくて、無邪気で子供っぽくて、でもちゃんと大人で、武将としての仕事ぶりも素晴らしくて、わたしにだけいろんな顔を見せてくれる。
わたしはちゃんとあなたが好きだよ。
きっと、あなたが思っているよりもずっと。
これだけ激しかったのだから、意外とまだまだ体力あるんじゃないかっていう気持ちと、
『疲れたから眠りたい』
と、眠りに落ちる周瑜を見て、思わず、昼間に見たアニメ『ハンター×ハンター』を思い出した。
キメラ=アント編。
毒におかされたメルエム(キメラ=アントの王)が目の見えない人間のコムギと過ごした最後の時を思い出した。
伝染性のある毒、長いこと一緒にいたらコムギにも死が訪れる。
手を握り、『そこにいるか?』と訊かれ、「いますよ」と答える。
『少し眠りたい、すぐ起きるから』
「大丈夫、わたしもすぐにいきますから」
共に生き、共に死ぬ。
もちろん、自ら命を断つわけじゃないから死の時期はずれるだろうけど。
それでも『この人と共に生きたい。そしてできることなら死す時も一緒に』と思えるほどの強い気持ち。
こんな気持ちが胸の中に溢れ、涙も溢れてくる。
このまま、周瑜が目覚めなかったら…わたしはどうすればいいんだろう。
自分に訪れる死の瞬間まで、どう生きていけばいいのか。
生きてました。
なんだかとっても…元気です。
ちゃんと療養してるんですね。
もちろん、治ってるわけじゃないし、軍議に参加してるわけでもないけど。
でも、今すぐどうこうって感じじゃない。
瞬間、『私の涙、返してください』って思ったけど、何だか幸せそうな2人を見てたら『ま、いいか』って気になりました。(笑)
さて、今日は予告します。
明日の感想はオズに決定です。

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