6月に入りましたね。
あと30日で上半期も終わり。(早いなぁ)

今朝、私にしてみると本当に珍しく、朝からシチュCDを聞くという行動に出てしまいました。
選んだものは【BAD MEDICINE】から葛葉先生を。
これは、やっぱりゲームが気になってるからなんでしょうね。
まだ、インストールしていません。
(ってか開封もしてません:苦笑)
ゲームが届いてからというもの、感想記事のUPにそれなりに時間がかかっていることと、その日の夜に聞くシチュCDの取り込み&枕元PCへの転送(枕元のNET-PCにはCDドライブが付いてない)なんてことをしているので、何となく時間が足りなくなって、ゲームまで手が回らない。
なんて、今日の日中にインストール済ませてしまえばいいのに、何だかんだでいつもの時間。(ブログを書く時間)
私…今日一日なにやってたんだろう…(遠い目…)

一つ言えることは、お昼ごろの集金時がとても暑くて…融けてしまっていたってことかな。(苦笑)

ということで、今日はこちらの感想を。



LIP ON MY PRINCE VOL.2 マホロ

ボイスは緑川光さん


ではでは、いつものように、ネタばれは好きじゃないのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























『幼馴染との恋』
王道のストーリー展開という作品になってます。
深く考えるのが嫌な時、本当に癒されるだけでいいと思う時に聞くと良い一枚になってます。


何て言うかな…本当に何も心配することなく気を抜いて聞けるっていうのかな。

オズのように自分の内面を深くえぐられるような、ある意味精神的にキツイものとは違うから。
『彼』が語っているというスタンスだからっていうのもあるのかもしれない。
作中の『わたし』と聞き手の『私』は同一化するけれど、それはピッタリと一致するようなのともちょっと違う感じがする。
例えば、ディアラバやセブンスやBADなどはピタリと一致する感覚がある。
多少のずれはあるけれど、『ほぼ』一致していけるというものもある。
これが作品数としては一番多いかな。

りっぽんや帝國スタアのように『彼』サイドの部分がけっこうあるから、同化したり俯瞰したりと気持ちの置きどころの移動が激しいものもある。
ドラマや小説に入り込んでいるのと近い感覚かな。

ということで、今回の眞帆路。
作品は眞帆路目線で描かれる部分が多いので、わたし目線で書いてみましょう。

『わたし』と眞帆路は幼馴染み。
家が隣同士で、学年は1学年違うけれど、お互いの家族を含めて仲良く接してきた。
あんなに毎日お互いの部屋を行き来していたのに、眞帆路が中学に上がると共に徐々に疎遠になっていった。

眞帆路とは高校も別になった。
いつしか彼は『王子様』と呼ばれる有名人になってしまう。
『眞帆路がカッコいいことなんて、小さいころから知ってる』
という、ある種の優越感を伴った思いと、もう手の届かない存在になってしまったという淋しさが同居する。

そんなある日、眞帆路が、イマイチ成績が伸び悩むわたしに勉強を教えてくれることになった。
これは親同士が決めたこと。
わたしたちが疎遠になっても、親同士は相変わらず仲良くお茶なんかしてるから。
きっと、その時に、わたしのテストの点数が悪かった話が出て、じゃあ眞帆路に教えさせようかなんて、軽いノリで決まったことに違いない。
(お母さんとおばさん、グッジョブ♪)
なんて思ってみたものの…やはりいざ二人きりになると緊張する。
見慣れているはずの眞帆路の部屋は、この数年で知らない顔を見せている。

そんな時、ふと目が止まる。
あれは…わたしがあげた『わたしの卒園アルバム』!
ちゃんと持っていてくれたんだ…。
こんな些細なことが嬉しい。
アルバムを切っ掛けに一気に空白の年月が埋まる。


実は、聞いていてどうしても分からなかったことがあります。
それは、『わたし』が眞帆路から告白された時の態度。
どうして、わたしは困惑したのだろう。
聞いているときも、こうやって『わたしサイド』で思いを語っていても、そこがどうしても分からない。

『わたし』はずっと眞帆路に恋をしてて、眞帆路もわたしを好きだと言ってくれた。
どこに悩む要素が?
わたしにも眞帆路にも他に恋愛対象はいないのだから、何の問題もない。
じゃあ、何故困る?
眞帆路がある種の有名人だから?
でも、いくら王子様扱いされているといっても、眞帆路は眞帆路でしかない。
『みんなの王子様だから独り占めはできない、だから困る』
ってのなのだとしたら、そんなに薄っぺらな思いでしかなかったのか、と突っ込んであげたい。

これが、『驚いて挙動不審になってしまった』というのなら、充分理解できるのだけど、『驚く』のと『困る』のとでは大きく違うからね。


と、少々謎の部分もありましたが(笑)

身構えずに、ホッとしたい時に聞ける、そんな作品です。
常に内面を探られる作品では疲れちゃいますからね。
こうやって安心してひと息つける優しい空気が漂う作品ってのも必要です。

あ、ちなみに、この2人、お互いが『初めて』ということで、サブタイトル~やさしい淡雪のKISS~が表すようなキスです。
私の好きなねっちょり系(笑)ではなく、爽やか系ですね。
ディープなものは苦手という方にもお勧めかな。



さあ、5月ラッシュも残すところ2作品。
あと二日間感想にお付き合いくださいね。

何て言ってたら…6日に届くものがありました(苦笑)






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