さて、今日届くCDがあったよね。
ということで、ポストを見たけど不在票は無し。
良かった、間に合った。
ほどなく、ピンポーン。




『溺恋元カレ』と『狂愛元カレ』

ボイスは魁皇楽さん。

ステラワースで購入なので、ステラワース特典CDの『渇愛トラップ』が付属してます。

これの感想は、Rejet作品の感想がひと段落してからにしましょうか。

ということで、今日はこちらの感想を。




LIP ON MY PRINCE VOL.1 セイヤ ~はげしい炎のKISS~

ボイスは浪川大輔さん。

そうそう、昨夜、諏訪部さんが呟いてましたね。
『緑の人の録音』をしたそうです。(笑)
ダミーヘッドマイクと共に、この呟き。
これはもう、間違えることなく『りっぽん』の那雲旭くんですね。
ふむふむ、なるほど。
ということは、スケジュールの関係で多少前後はするだろうけど、発売の約2ヶ月前に録るんですね。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は、
このまま回れ右してお帰りくださいね。
























さて、『今夜は泣きたくない』っていう理由で選んだりっぽん。
まさか、これでも泣かされたりして?
先に結果から言うと、大丈夫でした♪
キュンキュンしながらも、ほっこりほこほこ暖かくなる、そんな作品です。


では、LIP ON MY PRINCEの世界へ入ってみましょう。


とある街。
目の前には…・…
この人、知ってる…北乃聖也くんだ。
驚きで、思考回路がショートしたみたい。
だって、だって、この人って、赤波高校のプリンス的な人だよ。

友達が赤波高校の人に誘われたって、一人じゃ嫌だから、ダブルデートってことで、一緒に来てよって連れてこられた。
まさか、相手が連れてくる友達が北乃聖也くんだなんて…想像もしてなかった。


こんな感じの『偶然』で出会った。
『デートっての二人でするもんだろ?』
という、彼の持論。(笑)
わざとはぐれたフリをして、友達たちから離れる。
めちゃめちゃ緊張するけど、やっぱり噂通り、カッコいいなぁ。
話しも面白い。
ポンポン言葉が飛び出してくる。

『いいところに連れてく』
と、来たところは…
差し出されたのは『ストロベリーシェイク』。
ここのお店が一番美味しんだって。
そうそう、ブックレットは香り付き。
このときのストロベリーシェイクのイチゴの香りが付いてます。
CDに香りを…というのはさすがに叶わなかったようですが、シーンのセリフが書かれているページから香ってくるって、すごくイイと思います。



友達のデートに巻き込まれてしまった仲間=友達

という図式が彼の中にはあるようだ。
それでも、この日はこのまま解散。

再び、彼と会う機会がやってきた。
またしても、ダブルデート。
今度は遊園地。

もう、こうなったら……思いっきり楽しんで遊び倒してやる!(笑)


わたしたちの関係が、少し変化したのは、この遊園地から。
コースター系が好きな聖也くん。
わたしだって、負けてない。

次のジェットコースターのファストパスの時間まで、ここに入ろうと来たのは。。。。おばけやしき。。。
強がってはみたものの…やっぱり怖い!
手を繋いで、なんとか脱出。
…手は握られたまま。

この日にケイタイの番号とメアドを交換。
夜になって、聖也くんから電話がかかってくる。
少しだけ話して、すぐ切ったけど…。
これは舞い上がってもいいんだろうか、それとも…。

この日を境に頻繁に電話もメールもある。
週末ごとに会ったりもする。
けど……。
優しくされればされるほど、怖くなる、意味が分からなくなる、混乱する。

会話の中で、『好き』って言われてる。
だけど…その好きの意味は?

わたしの存在は、何なんだろう。
気が合って、仲良く遊べる『友達』?

彼が積極的になればなるほど、怖くなる。
ついつい、距離を取ってしまう。

だって、わたしがあなたのことを『好き』って思ってるのと、『好き』の種類が違ったら…。



聖也くん、本当にいい子。
サイトのプロフィールでは『お勉強ができない、おバカちゃん』ってことになってるけど(笑)、人の気持ちをちゃんとくみ取ることができる。
相手の気持ちを想像することも、思いやることもできる。
わたしが勝手に不安に思ってグジグジしてるのも、ちゃんと分かってる。


でも、だからって、わたしの高校までやってきて、みんなの前で大声で告るってのは止めて!(恥ずかしいから)
それでなくても、聖也くんは有名人なんだから。
慌てて聖也くんを掴んで(笑)、その場を立ち去る。
ぶつけられる彼のわたしへの想い。
そして、本気のキス。


ここまでの流れ、わたしサイドで書きましたが、CDでは聖也サイドで描かれてます。

わたしとのデート中、わたしが洋服を買うからと試着室に入っている間に、聖也が思い出していた『出会いのころ』という回想。
彼の回想なので、ところどころに、その時の聖也の気持ち、思いが散りばめられている。

確か、公式ブログでだったと思うんだけど、うっかり(笑)その情報を読んじゃった。
で、本当は聞こえるはずの無い彼の気持ちが聞けちゃうって…どうなんだろうと思った。
私はわたしと同化するわけだけど、そういう状況でうまく同化ってできるんだろうか。

実際に聞いてみて、『今までの立ち位置とはちょっと違うな自分』という感じです。
私とわたしが完全に同化するのではなくて、そうだなぁ…10センチの距離があるって感じ?
って、余計に分かりにくいかもしれないけど(苦笑)
あぁ、そうだ。
幽体離脱ってしたことないけど、そういうイメージに近いかも。

まあ、とにかく!
この10センチがあるおかげで、聖也サイドで語られても違和感も嫌な感じもしないわけです。
彼の行動や思いから、上記のような『わたしサイド』が『わたしの記憶』として出来上がっていく。

この『記憶』ができていくっていう感覚が面白い。


サブタイトルに『KISS』の文字があることから想像つくように、キスの量は多いです。

けれど、ただ『キス音』 『リップ音』を楽しむだけのものにしない、という思いを感じるシナリオになってます。

熱い思いと甘いキスに胸をキュンキュンさせながら、ほっこりとした幸せを味わいました。




さあ、残るは2枚。
どちらを聞くのかはもう決めてあります。

オズ、いきます!
これはどんな世界を見せてくれるんでしょう。
感想は明日。
お楽しみに!







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