ブロ友さんの記事を読んで、少々思うところがあって・・・・。


思えば、『大きな選択』ってのは過去にいくつかしてきている。

大学に行こうか、専門学校にしようか。
この人と結婚するのか、しないのか。
仕事を続けていくのか、専業主婦になるのか。

そして、最大の選択は、『離婚』。


離婚の考えが浮かんでから、
いや、浮かぶたびに何度も何度も自問した。

そして、3回目の大きな波で決意した。

それこそ、生活が全て変わる。

彼の意向もあってずっと専業主婦だった私。

昔、OL時代にプログラマーをやってたとはいえ、
今(離婚当時)と昔じゃ、全然違う。
私のやってたことなんて、何の意味もなさない。
(だって、あの頃ってマウスも無かったんだから)

住む場所については、そのまま住んでいていいという約束だったから
とりあえずの心配はない。
養育費ももらえる。
だけど、当然、そんなくらいじゃ足りるわけがない。

フルタイムで働ける近場を探して面接。
ところが、まだ小学生の子供がいるのに実家が遠くて頼れないというのが
ネックになる。
フルタイムのところはことごとくダメ。

離婚届提出予定日が決まっても、私の仕事は決まらない。

離婚届が受理されても、私の仕事は決まらない。

この先、子供二人を育て、中学、高校、そして大学へと進ませることができるのか。

不安で不安でたまらない。

何度も思った。

私が我慢し続ければいいだけの話だったんじゃないだろうか。

私1人の問題ではなくて、子供の人生にも関わってくることなのに。

親が不仲になったからといって、子供たちを巻き込んでいいのか。




だけど、一歩踏み出してしまったのだから。

踏み出したからには後戻りはできない。

前へと進むだけ。




友は、『愛することを知らない』と言う。

だけど、本当は知ってるんだよ、と言いたい。

それに気がついていないだけ。


『愛』っていうととっても大層なものに感じたり、
『男女の愛』っていう風に、人生のパートナーといったものが頭に浮かぶけど、
『愛』も『恋』も本当に色々な姿があるものだと思ってる。

道端に咲く小さな花を見て、『可愛い』と思い『きれい』と感じる。
これも、『愛』。

キレイな夕焼けを見て『感動』する。
これも『愛』。

犬や猫など、自分の好きな動物を見て『可愛い』と撫でる。
これも『愛』。

自分の子供の寝顔を見て一日の疲れが取れるほどの『癒し』をもらう。
これも『愛』。

恋人などの人生を共にしようとするパートナーへの愛しい思い。
もちろん、『愛』。


これらのことを感じている時、これをどうこうしたいと思う?

道端の花はただただキレイで、猫ちゃんはただただ可愛くて。
愛しい人はただただ愛しくて愛しくてたまらない。


可愛い、キレイ、感動、癒し、そして愛しいと思う気持ち。

これを感じた時点で、愛を感じて受け入れてるんだと思うんだ。



自分が言われて嫌だと感じたこと。
耳をふさいでしまいたいと思うこと。

そして、耳をふさぎ、目を瞑る。

これだって、立派に自分を守ってる行為。
自分自身を大切にするということの第一歩。


そこを受け入れる準備がまだできていないから、
今はまだ見なかったことにする、と自分を守る。

ただ、ずっと見ないままでは成長はしない。
先へは進めない。

だから、どうしてそう感じたんだろう。
どうして拒否反応がでたんだろうって、心の奥底を覗いてみる。
凄く怖いけどね。
何が潜んでいるのか・・・ホントに分からなくて。。。

でも、そうやって一進一退を繰り返しながらでも
自分の心の奥底を覗いて、自分を理解してあげるっていう行為こそが
『自分自身を大切にする』っていうことだと思うんだ。







『愛』と『恋』ってちょっと違う。

どこがどう違うのかってのはちょっと説明が難しい。

けど、漢字を組合わせるとニュアンスとして分かりやすいかも。

愛しい(いとしい)
愛しむ(いつくしむ)
無償の愛

ん~与える感じかな。
押しつけるのではなくて・・・・
ふんわりと控えめに存在して与え続けるもの。



恋しい気持ち
恋焦がれる

自分の気持ちの問題、かな。
追い求めるってのが根底にあるって感じか。





恋人やパートナーに限定して言えば、
『愛』と『恋』が両方存在してる。

この人のことが気になって、気になって。

あるいは尊敬の念を持っていて。

恋しくて恋しくて・・・・
本当に文字通り心が焦げてしまいそうなくらい
求めて求めて・・・・・

でも、求めるだけじゃなくて、いろんなものを与えたいと思う。

ホッとできる空間。

安らぎと抱きしめる腕。

何があっても支えていくという強い気持ち。


もちろん、これらを与えるだけじゃなくて与えられたいとも思う。




片思いの辛いところは、与えられないところじゃない。


与えたくても、与えられる立場にいないことが辛いんだ。


毎日の激務で、どう考えても疲れてるだろうなって感じても、


片思いの私の立場じゃ、

『お疲れさま』って・・・

画面に向かって声をかけることしかできないから。










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