今日は、ブロ友の野々宮さんの舞台を観に行ってきました。

この公演、明日も明後日もあるので、興味のある方は是非!!


場所は、両国のAir studio。(駅から2分程度で私でも迷わず行けるw)


今回は、私と息子と娘の3人で。

18時半開演。
ちょっと早めの17時に両国駅前のサンマルクカフェで娘と待ち合わせ。

娘と会ったのっていつ振りだっけ・・・・・・。

って、全然思い出せないくらい前だわ。(苦笑)

軽くパンとコーヒーを飲みながら、1時間ほどお喋り。

彼女自身はしっかりやってるようで、ひと安心。
一つ気掛かりなのが、友達とのトラブルが想像以上に根深かったこと。
何とか、今月いっぱいで解決できるように祈ろう。




さて、今回観てきたのは、これ。


毎日恋をする


毎日恋をする

『KEIKI~夏目漱石推理帳~』


時は明治時代。

夏目金之助(若き日の漱石)が鳥羽伏見の戦いから無血開城、
そして、今(明治)までの語られていない謎を解き明かすという

推理ドラマ。

夏目漱石、正岡子規、秋山真之、樋口一葉、与謝野晶子、
市村鉄之助の息子、勝海舟の7人が駿府(静岡)のとある旅館で出会い、
徳川慶喜について、あの時代に起きていたことの謎解きが始まる。



ってな感じ。

明治何年って言ってたかなぁ。
言ってたと思うんだけど・・・・・・・・明治20年くらいだったかなぁ。

前述の7人の中で架空の人物が一人。(だと思うけど)

市村鉄之助の息子・・・・・市村鉄之助って土方さんに最後までついていった人で
土方さんが自分の髪の毛と手紙や俳句などを託し、
土方さんの親戚に届けたとされる人。

土方さんのことを調べた時にもさらっと調べてみたんだけど、
死亡時期もハッキリしてない。
土方さんが鉄之助を逃がして数年後に病死という話もあるし
せっかく生かしてもらった命なのに、その後戦争で死亡という説もある。
どっちにしても、子供がいるっていうものは・・・
私には見つけられなかった。



鳥羽伏見の戦いで、徳川側が15000に対して薩長は5000。
それなのに、何故あれほどまでに敗北したのか。

その戦いの最中に、なぜ慶喜は大阪を後にして江戸に戻り謹慎生活に入ったのか。

なぜその後も寿命が来るまで生き延びることができたのか。


表向きの理由。。。

そして、隠されていた真実。。。




さあ、気になる人は劇場へGO!!!!

要予約なのでご注意を。
(予約先、方法が分からない人はコメントかメッセージ下さい)




さてさて、今回の舞台、けっこう考えさせられるものがありまして・・・。

コメディタッチでくすくす笑うシーンも多々あったのだけど、
近藤さん、土方さん、そして新撰組と会津藩が最後まで戦い続けた理由が
そういう解釈の仕方もあるかもと、妙に納得できる感じで。。。

真実の彼らの気持ちってのは分からないけれど、
それでも、彼らの死に思いを馳せた時、胸がギュッと苦しくなって・・・・
泣きました。


そして、舞台上で年老いている勝海舟が若い漱石たちに言った言葉。

(一言一句覚えてないから私が受け止めたものになるけど)

これからの時代を担っていく若者たち。
広く世界を見て、いろんな知識を得て、日本を動かしていくという
パワーと思いを持ってほしい。

これは、現代を生きている若者へのメッセージ。



幕末の動乱のあの時期、全員が全員先のことに思いを募らせていたわけじゃない。

その日一日が安全に何事もなく過ぎていくことだけを思っていた人だって
たくさんいたに違いない。

だけど、その割合はどうだろう?


自分の力はちっぽけなものかもしれない。
だけど、それでも、何とかしたい、何か方法はないのか・・・
そう思い、考え、行動できる気持ち。


これを忘れちゃいけない。

なにも日本をひっくり返すような大きなことを考えなくたっていい。

どんな小さいことでも、
『誰かがやってくれるから』
『そういうのは面倒だから』
ではなく、ちゃんと自分で考えて、自分で判断して、
分からなければ調べて、いろんな方向からの話を聞いたりして、
その時、その時で、最善だと思うことを模索していく。



自戒の念を込めて。







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