今日は前置き無しでとっとと書いてしまいましょう。
ということで、こちらの感想です。

DIABOLIK LOVERS MORE BLOOD Vol.1 逆巻アヤト
ボイスは緑川光さん。
では、いつものように内容は知らないままで聞きたいのって人や
この手のものに興味ないんだって人は、このまま回れ右してお帰りくださいね。
もう、どこから書けばいいのか・・・・・
こうやって書き始めても・・・・悩んでます。
でも、それは『嫌い』な部類だったからではなくて、
『とってもとっても好き』な部類だったから。。。。。
今回のディアラバMORE BLOODシリーズ。
アヤトを筆頭に毎月1枚ずつ発売されますが、
来月から4人連続で登場するのが、新キャラクターたち。
この4人も兄弟でヴァンパイア。
どんな人たちなんだろうって思ってたら、
今回のを聞いて何となく・・・・・・・わかったような・・・・。
新キャラの名字は『無神』。
どういう読みをさせるんでしょうね?
どうやら、この無神兄弟は逆巻兄弟と敵対する間柄のよう。
彼らは何を企んでいるんだろう?
CDの始まりは、どこかでアヤトとわたしが鎖で繋がれている。
いくら油断していたからと言って、いくら4対1だったからと言って、
あのアヤトが・・・・・・ボコボコにされただなんて。。。。。。
気を失っていたアヤトの意識が戻り・・・
でも、記憶がハッキリしないみたい。
ここはどこなのか。
どうしてここにいるのか。
なぜ鎖で繋がれているのか。
作中のわたしは多くを語ろうとしない。
(何故なんだろう)
でも、『わたし』は知ってる。
誰がこんなことをしたのか。
ここが牢獄だということも。
そして、こんなことをした意味も・・・知っている・・・・・・。
(そんな気がする)
徐々に記憶が戻ってきたアヤトは4人くらいの誰だか知らない奴に
ボコボコにされたことを思い出す。
心当たりがあるのか、ないのか。。。
ディアラバのゲーム発売前に発売されたCD『DIABOLIK LOVERS』。
あれの作品の『明度』が蛍光灯だとすると、
今回の『MORE BLOOD』は・・・・・ロウソクの灯り。
それだけ暗さを、暗闇を感じる。
キス音や耳元での囁きでキャーキャー言って『照れるぅ』とか『キュンとするぅ』とか
『あたしってMだからさぁ、ドSな男って好きぃ』とか
そういう風に上っ面だけを楽しんで聞く人には向かない作品。
自分の中にある黒い部分やマゾヒズムな部分を充分に理解して
彼のサディズムな言動の裏にある愛情を心と身体で感じ取れる人向きの作品。
出勤途中、つらつら考えた。
『子供には聞かせたくないな』
でも、こんな風に考え直した。
『この深さは子供には理解不能だ』
だとしたら、『聞くな』と言わなくても自分から手を出さなくなるに違いない。
『心の深淵』を理解できなければ、この作品は聞いてても面白くないでしょう。
それだけ、この作品の闇は濃い。
話を戻そうか。
意識を取り戻したアヤトの『飢え』は凄まじいものになっている。
飢えのせいで力も出せない。
そのせいだろうか、それとも何か細工が施されているのか、
わたしとアヤトを繋いでいる鎖は切れない。
アヤトは自分が今どれだけヤバい状態になっているのか、充分に把握している。
渇きが大き過ぎて、この状態で血を飲めば自制できないと分かっている。
わたしにも私にも、それは分かる。
だけど・・・・・・・
作中のわたしは、こんなアヤトが『かわいそう』だと言う。
でも、私は違う。
『かわいそう』だから血を飲んでもらいたいのではなくて、
『助けたい』から血を吸ってもらいたいんだ。
こんな誰の策略かわからない罠にはまって、
こんな牢獄にいつまでも居させるわけにはいかない。
こんなところにアヤトは居ちゃ駄目。
私には何もできない。
私にできることといったら、アヤトの力になる『血』を差し出すことだけ。
アヤトがここから出て生き延びることができるなら・・・・・
一滴残さず吸い尽くされたって後悔しない。
それなのに、アヤトは優しいんだ。
わたしを気遣って加減しながら飲む。
(ダメだよ、そんなんじゃいつもの力は戻らない・・・・)
わたしの血にも奴らが何か細工したらしい。
飲んでも飲んでも渇きは止まらない。
力も戻ってないんだろうな。
2人を繋いでいる妙に短い鎖が切れないもの。
残された手段は・・・・鎖に繋がれているわたしの足をねじ切ること、だけ。
この時、私の脳裏にあったことは、
ちぎれた足はヴァンパイアの力でくっつけられる?
つかないとしたら、歩けなくなっちゃう。
となると、アヤトと一緒に学校へ行ったり街を歩いたりってできなくなっちゃう。
私の考えを読んだかのように、アヤトが言う。
『どこへでも抱いて連れて行く』 と。
嬉しい。
嬉しいよ。
だけど、ここから逃げる時に歩けないわたしが足手まといになるなら
ここへ置いていって、捨てて行って。
私はどうなっても、アヤトだけは生き延びてほしいから。
足を引きちぎる段になっても、わたしが苦痛を感じないようにと
最高の快楽へと導いてくれる。
前にも言ってたよね。
心臓の近くの血が美味しいって。
そして、とうとう心臓からの吸血。
今回のCD全編を通して、これでもかというほど吸血されていて、
最後は血だまりの中にいる状態。
アヤトに怒鳴られビクつき、
吸血されて身体が震え、
心臓からの吸血で身体が跳ねて叫んでしまい、
右の足首から先が痺れた。
(引きちぎられた足は・・・どっちだったんだろう?)
まさに、極限の吸愛・・・デスエクスタシー。
逆巻兄弟の中では3番目に好きなアヤトでこの反応。
一番好きなシュウだったら・・・・どんなことになっちゃうんだろう。

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