いろいろと心配いただいている例の生徒さん。

今日、娘さんと共にいらっしゃいました。

『娘が来るって聞いてなかったのよ』

と言っていたけれど、実際にどうだったのかは分からない。


娘さんもビーズを習いたいという名目で来ているから、
娘さんもネックレスの材料を揃えてスタート。

『娘も一緒に習いに来れてとっても幸せ』

と、とても嬉しそう。

「良かったですね~」

私もかなり気が楽になって嬉しい。


娘さんが一緒でも、『娘がね、息子がね、お兄さんがね、幼馴染がね』
と、いろいろ話してくれる。
もちろん、もう何度も聞いたことのある話ばかりだけど。

それを聞いた娘さん。
『私の恥ずかしい話ししないでよ~』
『なんだか、娘の私よりもいろんなことを詳しそうですね』

ハイ、確かに。
そうかもしれないってか、そうだと思う。(笑)



娘さんが一緒だからなのか、ちょっと安定している感じがしたのもつかの間・・・。

いきなり頭をボリボリと掻き始め・・・・・・膝の上にパラパラと。。。

これを床に落としてはいけないという意識はあるようで。。。。

ベランダに出て払ってもらったのだけど、その様子を目の当たりにした娘さん。

『こんなに酷い状態だなんて・・・』

と、絶句気味。

「いえ、こんなことは初めてですよ」

うん、実際に初めてだし、正直私もビックリしたから、
娘さんのショックは想像に余りある。



15時が近くなったころ、

『電話を貸してくださいね』

と、始まった。

(娘さんに伝えておいて良かった)

娘さんが、今電話しなくても大丈夫とか、あとで自分の携帯を貸すからとか、
いろいろ言ってみるけど、ダメ。

どうしてもかけるの一点張り。

電話をかけると立ちあがり、娘さんが腕を掴んで引きとめる。

うーん、身内だからこそわがままにというか意固地にというか・・・そんな感じ。


『3時に電話するって言ってあるから、電話待ってるから』

もちろん、前回の電話の様子ではそんなことはない。
しかたない。
私もここで加勢することに。


「この間の電話の時、そういう話は出てなかったですよ。
 調べられないということだったから、前の住所にお手紙を出してみるって
 ことになったじゃないですか」

『あら、そうだったかしら・・・・』


よほど電話をかけることに意識がいっているのか、
この後も5分10分経つごとに、

『電話をかけなくちゃ。貸してくださいね』


そのたびに娘さんは『後で私の電話貸してあげるから』。

『3時って約束だから今かけなくちゃ』


これを二人がかりで、電話しなくても大丈夫と抑える。



娘さんがビーズに集中している隙を狙って、私に目配せしてくるのだけど、
それはたぶん、

『こうやって電話使えなくするの、酷いでしょ』

という、意味合いに感じた。


しっかりしてるんだか、してないんだか・・・・・・。



娘さんがお仕事のお休みを取るために、4月からのスケジュールを調整。

とりあえず、4月は第1第3木曜日は確実にある。

月2回にするか、3回にするか。

本人は月3回やる気満々。

私も娘さんが必ず付き添ってくれるなら月3回でもいいけれど、
娘さんも3回でも大丈夫だと言っていたけれど。
これからいつまで続くかわからないし、
うちに来る時だけでなく、頻繁に顔を出すことになってくるだろう娘さんの
負担を考えると、月2回が妥当な線かなと思う。

途中で家族にダウンされては私も困る。

余裕のある日程で抑えておいた方が後々のため。

お互いのため。



自分の性格的に、迷惑だから来ないでくれ、とは言えない。

どんなに言いたくても言えない。

しかも言ったら言ったで、
「あぁ、あんなこと言っちゃった」ってメチャクチャ落ち込むのが目に見えてる。


だったら、ここまで関わってしまった(家族内のいろいろな事情も聞いてるし)
のも何かの縁。

彼女が『ビーズ教室に行く』ということを忘れてしまうまで、
外出することが無理となるまで付き合う覚悟で・・・・・・・・


が、がんばれ、とーこ!!







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