今日、例の生徒さんの娘さんから電話がありました。
(ん?何の話?って疑問な方は11月16日の記事を読んでくださいね。
記事の終わりに方に書いてあります)
今までは生徒さんからの一方的な話しと、
私が窺い知る様子でしかなかったのだけれど、
少しだけ、家族間の様子が分かってきました。
娘さんによると、初期の認知症と診断されたのは2ヶ月ほど前。
生徒さんが『最近診察室の中にも息子が入ってくる』と言っていたのが
ちょうど2ヶ月くらい前。
どうやら、生徒さん本人は認知症の検査を受けたこととか、
診断を受けたことは覚えていないとのこと。
今回の電話の用件は、次回から娘さんも一緒に受講したいということ。
娘さん曰く、不思議なことにビーズ教室のある日のことは忘れないらしい。
病院からも、自分で意欲を持ってることは極力させてあげるようにと
言われている、と。
うん、それは私もそう思ってた。
これだけビーズが好きで、私のことが好きで、これだけが楽しみって・・・
もう、彼女が来ると疲労困憊で、
この後何もできなくなるくらい気力も体力も奪われてしまうけど。。。
それでも・・・・やっぱり、『来ないで』っては言えないよな~って。
好きなことを止めた途端に悪化するって話もよく聞くし。
これはやっぱり・・・
最後まで・・・彼女がビーズ教室に来ることさえ忘れてしまうようになるまで・・・
付き合わなくちゃいけないかな、ってちょっと覚悟してた。
そこへ今日の電話。
娘さんにも、ビーズが大好き、そして私のことも大好きって言ってるんだって。
なんか嬉しいよね。
認知症で色々なことを忘れていくのに、私のことは忘れずにいてくれるって。
(ま、正直面倒なことも多いけど。それでもね)
で、息子さんと娘さん、二人の心配事は、
『ビーズ教室に行っている最中の母親の様子』
今回電話もらって、本当に良かった。
娘さんが電話口で『気が付いていると思うけど』と切り出してくれたので
実は・・・って話すことができたけど。
やっぱり、『あなたのお母さん認知症じゃないですか?』って
言えないですもん。
『ビーズはちゃんとやっているのかしら?』
「以前よりゆっくりな進み方だけど、ちゃんと仕上がっていってますよ」
これには、安心したようだけど、
次回、娘さんも一緒にとなると、電話の話も伝えておかなくては。
ご主人のお姉さんにもかけているんだから内緒にはしておけないものね。
(何の話?って人は2月7日と27日の記事を読んでね)
ということで、ざっと電話の様子を伝えたのだけど、
やはり家からかけられないようにしてあったみたい。
娘さんもお仕事持ってるから、月2回ってのが現実的なペースなのかな。
いつまで、この体制でいけるのか分からないけど、
とりあえず、私もひと安心。
娘さんも、今まで見れなくて不安に思ってた部分を
見ることができて安心するんじゃないかな。

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