HAPPY★バレンタイン
パートナーがいる人は、より深い絆ができるように。
好きな人がいないって人は、恋する相手が見つかるように。
想い人がいる人は、想いが届いて最高にHAPPYなミラクルが起きますように。
↑
私、これ
さて、街のあちこちで❤ラブが飛び交っているだろう今日。
私の想い人への手紙は・・・きっと事務所に着いてるはず。
でも、どうやら今日は事務所に顔を出していない様子。
いったい、いつ手にしてくれるのか。
だいたい、たくさん届いているお手紙やプレゼントの山から
私の手紙がいつ開封されるのか。。。
いや、あんな恥ずかしい手紙・・・いっそのこと取り返してしまいたい。
とまあ、昨夜もぐちゃぐちゃ考えながら、
いつものように部屋を真っ暗にして、ヘッドホンを装着。
ベッドに横になり、再生スタート!
再生したものは・・・・・・・

こちら
禁断吸血鬼~黒薔薇ノ皇帝
ボイスは津田健次郎さん
では、いつものように、シチュエーションCDに興味のない人や
内容や感想をを知らないで聞きたいのよって人は
このまま、回れ右してお帰りくださいね。
ではでは、みなさま。
覚悟はよろしいですね?
禁断吸血鬼のファンの方なら、このジャケ絵を見て・・・・・・ん?んん??!!
と思っていたはず。
今までの作品の中に散りばめられている『他のヴァンパイア』の存在。
それらがどう関わってくるのか?
ヒロインであるわたしについてもビックリだったのだけど、
さすがにこれはネタばれするには大き過ぎるので・・・口チャック←(古っww)
今までの作品。
血族といえども、始祖であると言っていたマクシミリアン様(紅)とは
ちょっとお顔立ちが違う人たちが・・・・。
それなのに、それなのに、どうしてここまでマクシミリアン様に似ているのか。
紅薔薇ノ王の時、ヒロインが街でマクシミリアン様にそっくりな人を見かけ
それに対してマクシミリアン様が動揺し・・・
『そんなことがあるわけがない』
と、思考から切り離してしまった相手。
それが、今回の黒薔薇ノ皇帝アレクサンダー様なのでは?
お姿が公開になり、イラストを・・・特にカラーイラストを見た時に
上記の疑惑は確信に変わった。
もちろん、本編の中でこの辺りのことも語ってくれている。
これだけ似ているのだから、かなり濃い血の流れだと思っていた。
兄弟だろうな。
うん、確かにそうでした。
ただし、もっともっと濃い繋がり。
双子
双子の兄のアレクサンダー様、そして弟のマクシミリアン様。
『黒』の名の通り、影のようにマクシミリアン様を、
そしてその後、連綿と続いていく血の流れを組む血族たちを
守り、助け、見続けてきたアレクサンダー様。
昔語りの中で語られたのは、
ヴァイセヘルデンブルク一族のみなが感じていた苦しみ、
そして愛するものを手にした幸福。
自分の過ちで『吸血鬼』という一族を作ってしまったという
激しい苦しみと後悔。
自分も他の一族と同じように愛する人と共に生き、
腕に抱きたいと思いながらも、
罪の元凶である自分にはそんな資格はないと思っている。
確かに、なんて大きな罪なんだろう。
でも、その罪を償うにはあまりにも長すぎる時空の流れ。
始祖の一人であり、純粋な能力が強いアレクサンダー様は
よく言われる『銀の弾』でも死ぬことはない。
どんなに死にたくても死ねない。
彼にとっての『銀の弾』は人間としての理性を失わせ、
『吸血鬼』としての本能だけが前面にくる魔物になってしまう。
どんなに気に入っている相手であろうが、愛している相手であろうが、
その衝動に囚われたら逃れる術はない。
なんて、過酷な罰なんだろう。
でも、神はそんな彼にも、一族のみんなにも、
一つの光の道を残している。
それは、吸血鬼という忌み嫌われる存在の自分のことを心から愛してくれて
永劫に続く時を共に歩んでくれる人と出会えた時。
それまでの孤独や後悔など自分を苦しめてきたことから
解き放たれ、幸福の中へ進んでいけるということ。
進んでもいいのだ、ということ。
このシリーズの中でずっと1位をキープしていたマクシミリアン様。
今、私の中ではマクシミリアン様とアレクサンダー様は同率1位になってます。
どちらも欠けるわけにはいかない。
マクシミリアン様がいるからこそ、アレクサンダー様に心惹かれ、
アレクサンダー様の計らいを感じて、マクシミリアン様に心を寄せる。
そして、恒例の『言ってもらいたい台詞募集』。
もちろん、応募しました。
この時、年末進行に引っかかってしまったのか、
〆切がとっても短かったんですよね。
自分の応募の台詞を確認するために自分のツイートを遡って・・・
そうしたら、私ってば折り込みの仕事中に台詞を考えてる。
おまけに、手を離せない状況だからメモするわけにもいかなくて、
必死に思いついた台詞を記憶しようとしてるんだけど、
所詮はザル頭・・・・・・覚えてられるわけがない。
なーんて四苦八苦して、2つだけ応募。
まずは一つ目の台詞が全文採用♪
しかも『言ってもらいたい台詞コーナー』のトップ!
二つ目の台詞は『アレクサンダー様からのメッセージ』の中で
半分だけ採用。
他の方の応募作と合わさってという形でした。
これはやっぱり嬉しくて、またしても大切な一枚になりました。
惜しむのは、どうしてマクシミリアン様の時に応募しなかったのかってこと。
あぁ、悔やんでも悔やみきれない・・・・・。
技術的なこと&キャスティング。
これはもう申し分ありません。
キャスティングも見事。
津田さんの演技も見事。
始祖として一番古くから全てのことを見てきた彼の孤独、悲しみ、苦しさ、
恋慕・・・そして諦め。
これらが、津田さんの気だるげな低い声にピッタリ。
音質も申し分ない。
とってもとっても声が近いのに音割れすることもなくて
技術的にも素晴らしい。
耳の中に吐息を感じる。
吐息の熱まで感じる。
もっとも、この熱はすっぽり布団に埋もれている自分の息が
布団の隙間から自分の耳近くに流れてるだけなんだけど(爆)
BGMや効果音も必要な分だけ、必要な個所に効果的に入る。
今回、特にBGMでマクシミリアン様のことを心に浮かべることが多々あり
余計に切なくなったり、キュンとしたり。
吸血鬼は吸血するというエロティックなシーンばかりクローズアップされたり
吸血シーンが売りになったりする。
もちろん、そういうエロいモノも大好きだ。(声を大に言ってみる)
だけど、この禁断吸血鬼は、ちょっと違う。
確かに、吸血シーンはエロティックでドキドキするわけだけど、
一番大切なのは、吸血鬼である彼らの心。
孤独と苦しみに囚われている彼らの凍った心を一緒に味わい、
ヒロインである『わたし』がその心を愛で融かし、
幸せという光の中へ共に進んで、愛おしさと幸福を体感する。
これは、吸血体験CDではなくて、
永遠の愛の体験CDなんだ。

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