今日はアメブロで仲良くさせてもらってる野々宮楓さんの舞台の初日。
今回は娘と一緒に行ってきました。
(息子はこの時間ゼミのため同行できず)
場所は両国。
総武線両国駅からわずか徒歩1分。
(野々宮さんのブログのおかげで迷子にならずに着けましたv)
『美しすぎない女』

これは、現在も係争中の刑事事件を題材にしたもの。
もしかして・・・あの事件かな?って思っていた通りでした。
最近ではすっかりニュースやドキュメンタリーで
取り上げられることのなくなったあの事件。
板橋の練炭を使った連続殺人事件
これで、『あぁ!』って分かってもらえますよね。
場面は裁判中の『今』と、事件が起きた『過去』とが交錯する。
『今』は裁判中の様子と、取材している記者たちの様子が。
『過去』は事件の被害者たちとの出会いと狡猾にお金を引き出す様子と、
本命と言われる男性や一緒に暮らしていたという妹との生活の一部が。
まだ、事件の全容が明らかになっていない係争中の事案なので
謎がたくさん残されている。
被告の心理も、被害者たちの心理もわからないことがたくさんある。
決して美人ではない彼女のどこにどんな魅力を感じていたのか。
被告が裁判中にした発言も、そのまま信じていいものなのか。
上演時間は約1時間半。
観終わってから、秋葉原に移動して、息子と合流。
晩ご飯を食べながら、ふたたびこの事件について話した。
大学では心理学を専攻していた娘。
やはり、人の心理に興味があるようだ。
実際の事件と、この舞台と、どのくらいの違いがあるんだろう?
ってことで、さっそく検索。
事件と被告の詳細についてを記載している記事をみつけた。
事実には、舞台では割愛されているエピソードなどもある。
昔から(中学くらい)盗癖があったり、虚言癖があったり。
虚言癖。
彼女の堂々とした物言いを聞いていると、
自分で嘘をついているという意識はないのかもしれない。
その言葉を発した時は、本気でそう思っている。(思い込んでいる?)
舞台の中で、被告が手記をとある新聞に載せ、
それを読んだ記者が、
『知りたいのはこんなことじゃない』
と、新聞を叩きつけるシーンがあった。
う・・・気になる。
いったい、なんて書いてあったんだろう?
その新聞はどの新聞なんだ?
(野々宮さん、教えて!)
そして、肝心の野々宮さん。
検事役でした。
検事は二人、声を荒げる熱血な人と、冷静な人。
野々宮さんは冷静な検事さんの方。
静かな語り口で被告を追い込んでいく。
被告の言い分に腹立たしい気持ちがあるだろうに、そこはあくまでも冷静に。
一つ気になったこと。
最期、死刑を求刑した時、ワントーン高い声を使ったのだけど、
反対にワントーン下げて朗々と響き渡るようにしたらどうだろうか。
せっかく声量のある響く声なのだから、重々しいほうが・・・
(と、まあ素人考え)
あ、ついでにもう一つ。
被告人の両脇に座っている警察官。
二人とも姿勢が悪い。
背筋をビシッと伸ばして、手は握りこぶしで腿の上に置く。
姿勢が悪い警察官はいませんからね。
(と、まあ老婆心)
日曜日まで、残り10公演。
悔いの残らないように、存分に演じきってくださいね。
そして、この記事を読んで、ちょっと興味あるなぁって思ったそこのあなた!
まだまだ間に合いますよ。
ただし、自由席だけど予約が必要なので、
『観に行ってみたいな』
って思った方は、野々宮さんのブログから予約してくださいね。
↓
http://ameblo.jp/nonomiyakaede/entry-11398396348
↑
この記事に劇場まで迷子にならないで辿り着ける道順が載ってます。
方向音痴の私でも大丈夫でした♪
この事件のこと、この舞台のことは、また書きたいなって思ってます。
被告と被害者たちの心理でよく分からないことがあるので、
すぐに『こう』とは書けない感じなんです。
ほら、気になってきたでしょう?
実際に舞台を見て、自分で体感してください。

人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加中。
うん、行ってみようかなって人も、行きたいけど遠いんだよって人も
よかったら、ポチっとしてあげて下さいな