さて、今日は余計な話など書かずにさっさと本題に入りましょうか。
今日は、こちらの感想。

ステラワース・オリジナルCD
『執事の彼』 白ルート(右)&黒ルート(左)
私はステラワースで買ったので、連動特典は黒ルートのその後。
アニメイトだと白ルートのその後。
ボイスは、緑川光さん。
何も知らない状態で聞きたいのって人と、シチュエーションCDは興味ないって人は
このままずーーーーーーっと下までいってペタだけしてお帰りくださいね。
この『執事の彼』白ルート&黒ルート。
これは、第2弾の作品。
第1弾は『幼馴染の彼』白ルート&黒ルート。
全編ダミーヘッド録音で、臨場感が半端なくとっても良い作品だったから
第2弾が出るのを心待ちにしていたところ、
なんと、緑川さん演じる執事だということで・・・・・もう何て言うの?
王道?
そして、第1弾でもさんざん悩んだのだけど、
『白ルートと黒ルート、どっちを先に聞くべきか!!』
第1弾の黒ルートでは、首絞められちゃいましたからね。
今回は・・・・・・いったい何をされるのか。。。
恐怖が・・・
いや、好奇心が・・・溢れてくるわけで。。。
メインで取り込み、枕元用のNET-PCに移し・・・
よし、決めた!!
黒ルートから行こう。
CDの中のわたし。
何歳なんだろう。
とりあえず、結婚適齢期のお嬢様。
執事の彼が起こしてくれる。
そういえば、
感応時間でも『お寝坊なお嬢様』と言われながら起こしてもらってたな。
お寝坊=お嬢様
という図式が成り立つなら、私は紛れもなくお嬢様。
だけど、今回のわたし・・・『だらしない』って言われてるの。。。
う~その言われ方はちょっと嫌だなぁ。
よし、早起きしよう。(爆)
なんて、くだらないことを妄想している間に、朝食の席へ。
ここで、白ルートと黒ルートの分岐点があります。
両親が持ってきた『お見合い』の話し。
これを受けると黒ルート。
断れば白ルートに。
白ルートはハッピーエンド、黒ルートはバッドエンド、
という風に認識していたのだけど・・・。
彼とわたしの気持ちだけを考えたら、
どちらもハッピーエンドなのではないか、と感じた。
「幼馴染の彼」では本当にバッドエンドだったから・・・。
ストーカーされて気持ち悪くて怖くて・・・。
「好き」という気持ちからは遠く離れたところに、自分の気持ちがあった。
でもね、『執事の彼』は違う。
わたしは、黒ルートでも彼の事が好き。
ただ、好きの気持ちを表さなかったせいで、彼が暴走してしまった。
わたしの誕生日に設定されたお見合い。
彼も心が壊れてしまう寸前ギリギリのところでバランスを取っている状態。
だけど、わたしだって。。。
昔から、側にいるのが当たり前だった彼。
わたしの世話を焼いてくれるのが当たり前だった。
わたしに好意を持ってくれているのは感じるけど、
それが『執事』という立場だからなのか、『彼』個人の感情なのか・・・わからない。
彼に世話を焼いてほしくて、いつまでも甘えているわたしも悪いけど、
彼だってわたしのことをいつまでも子供扱いする。
お見合いを受けたことは・・・親の立場を考えてっていうこともあったけど・・・
わたしがお見合いすることで、
彼の気持ちが見えたらいいなっていう、軽い気持ち。
そう、ホントに軽い浅はかな考え。
まさか、彼がここまでわたしの事を思い、悩み、
そして、心が壊れてしまうとは・・・思いもしなかった。
お見合いを決めたことで、最初に後悔したのはお見合い前日。
翌日のドレスを試着しているときに彼が部屋に訪れた。
わたしの事を思ってくれている。
好いてくれている。
そして、肩口に落とされたキス。
彼は動揺して部屋を出ていってしまったけど、
わたしだってものすごく動揺してる。
だけど、このお見合い。
今更、取り消すわけには・・・いかない。
政略結婚という文字がチラチラ覗く、このお見合い。
両親のため、会社のため。
わたしの気持ちとは関係のないところで動いて行く。
どう頑張っても、使用人である彼と・・・結ばれることは・・・ないのだから。
もっと早く、彼の気持ちが見えていれば・・・
安易にお見合いを受けようと・・・思わなければ・・・
お見合いから帰宅した夜。
ハーブティーを持って来てくれた彼。
様子が・・・変。
髪の毛で隠していたのに、気付かれてしまったんだ。
お見合いの相手につけられてしまった・・・キスマーク。
『あの野郎!!!』
声を荒げて、殴りに行きそうな勢いの彼を必死で止める。
『あんな奴を庇うのか』
怒りの矛先はわたしへ向かう。
だけど、わたしは嬉しくて仕方ない。
どんなに手荒に押し倒されようとも、服を破かれようと、
彼のキスは、とても優しいから。
いつも冷静沈着な彼が、全身でわたしを求めてくれる。
彼のキスも、吐息も、荒い呼吸も、甘くわたしを包み込む。
わたしを幸せにできるのは自分だけだと・・・強気な発言をし、
わたしに拒まれたら死んでしまうと・・・弱気な発言をする。
この先・・・どうなるんだろう。。。
あぁ、ダメ・・・彼のキスで、声で、快楽の高みへ押し上げられる。
思考が停止する。。。
翌朝、いつものように彼に起こされ・・・・・・・
だけど、妙に静か。
両親にわたしとのことを話すとき、他の人に見られるのが嫌だから暇を出した、と。
ねえ、言ってることが・・・少しおかしいよ?
そして、彼の服についているのは・・・・血?
ペーパーナイフで指を切ったのだと、切れた指を見せられたけど・・・
その後、誰も知らない別荘に連れていかれ、首輪をつけられ、囚われ、
彼と二人だけの生活が始まる。
彼の服にどれだけの量の血がついていたのかはわからない。
けれど、『わたし』が寝ている間に、両親にわたしとのことを話しに行き、
なじられ、『死ね』と言われ・・・逆上したんでしょうね。
きっと、目も覆うばかりの惨劇があったに違いない。
他の使用人たちの雇用の権限は執事にあるはずだから、
暇を出したというのは本当なのだろう。
あらかじめ、暇を出したということは、
『怒られるのを見られたくない』という気持ちの他に、
頑強に反対されたときには・・・殺してしまおうと思っていたのだろう。
逃げ場として誰にも知らせていない別荘まで手に入れて。
だけど、会社の社長をしている父親には秘書がいるだろう。
連絡のつかなくなった社長を心配して屋敷を訪ねてくるのは時間の問題。
そうすると、その日のうちに、遅くても翌日には発見される。
娘であるわたしと執事が消えていれば・・・疑いが彼に向くのも必至。
いつまでも気づかれずに生活ができるものだろうか。
きっと、うすうす状況が飲みこめているだろうわたし。
逃避行のような蜜月は永遠に続くわけがないと、分かっているだろう。
この先にあるのは・・・幸せな未来ではない、と。
先の見えない破滅へと向かっているのだ、と。
こう考えると、やはりこの黒ルートはバッドエンドなのかもしれない。
ここでSEのことで一言。
前作は叩くときのポコポコって音が不要だなって思ったけど、
衣擦れの音は気にならなかったと思うのよね。
ところが、今回・・・わたしのドレスの音が大きすぎ。
『衣擦れ』ってもっと密やかに聞こえた方がエロティックですよ。
服を裂く音よりも衣擦れの方が大きい音って、変でしょ。
っていう、不満点はあるものの、
声の位置は前作同様完璧といっていいんじゃないかな。
聞こえる位置が正確だから、とっても臨場感がある。
本当に、ここにいるみたい。
ヘッドホンから吐息の空気の流れを感じる。
さらに、緑川さんだからね。
キス音も吐息も切羽詰まった声も、破壊力200%
身体の芯をギュッとされて腰が砕けるって、こういうことなんだな。
そうそう、特典CDの方で、首輪をしているわたしが万歳をしてネグリジェを
脱がしてもらうシーンがあるのだけど・・・。
鎖の音がするのよね。
ってことは、首輪には鎖がついているってこと。
万歳して脱いだら・・・・鎖に引っかかっちゃうよ?
ん?どうするんだ?
着せる時も前開きじゃないと大変だよ?無理だよ?
って考えてて思いついた。
そうか、鎖の先はどこにも繋がっていないのか。
どうも、首輪に鎖とくると、
『繋がれて監禁』っていうドSプレイが・・・

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