さあ、いよいよ8月の最終日を迎えてしまいました。
いつの間にか、日が暮れるのが早くなり・・・
もう秋は目の前・・・・・・だけど、暑い!!
今日も帰宅したら、室温は32.5度。
いつになったら、エアコンを入れなくても
パソがご機嫌で動いてくれる室温になるんだろう。
さ、そんなわけで、今日もシチュエーションCDの感想です。
シチュエーションCDに興味のない方、
内容を知らない状態で聞きたいという方は
このままずーーーーーーーーっと下までいってペタだけしてお帰り下さいね。
左側。
新撰組黙秘碌 勿忘草 第弐巻 沖田総司
ボイスは鈴木達央さん。
第壱巻の斎藤一に出てきた『わたし』と今回の『わたし』は同一人物。
なるほど!
ゲームチックに設定されてるってわけですね。
攻略相手を変えることで別の物語が展開するっていうあのパターン。
『わたし』が誰に助けられたとかっていう台詞は一切ありませんが、
両親を殺されて・・・という話の流れから、わたしは斎藤さんに助けられ
屯所の下女として置いてもらうこととなり、
吐血してしまった沖田さんの世話を近藤さんに言いつけられた、
ということみたい。
前回、斎藤さんの感想の時にも書きましたが、
私は歴史に疎くて、誰がいつ頃まで生き延びたのかとか、
どうなったとか、こうなったとか、まるっきり分かりません。
ただ、沖田総司は有名だからということなんでしょうが、
さすがの私も知ってます。
名前は。(爆)
いつ死んでしまったのかとかは知らないんですが、
ただ、このころに結核(だったよね?)を患って・・・っていうのは知ってる。
沖田さんって、とても寂しい人なんだなっていうのが聞いていて感じたこと。
近藤さんと土方さんが大好きで、とても尊敬していて、
彼らの役に立ちたくて、彼らに頼りにしてもらいたい、と強烈に思っている。
自分は守られるのではなく、守る側に居たいと思っている。
わたしを疎んじるのは、わたしが目障りだから?
違うよね。
わたしを好いてくれたからなんだよね?
咳をして吐血したということから、自分の命が長くないことを感じている。
知っている。
先のない自分にわたしが深く関わらないようにと、
意地悪な物言いをし、遠ざけようとする。
いつから?
いつから、わたしのことを好いてくれてたの?
だけどね、だけどね。
沖田さん・・・・・・・・ドS!!!!!!
この苛めっぷり・・・ディアラバの逆巻兄弟とはまた違った意味で・・・容赦ない。
刀を抜いて、わたしを殺すという沖田さん。
『そんなに殺したいなら、病気が治ってからにして』
ナイス! わたし!(笑)
夜に部屋に水を持ってきて欲しいと言いつけられた。
持っていくと、沖田さんは縁側で虫の声を聞き、月を眺めている。
色々と話をしているうちに、『月のもとで死にたい』と・・・・・。
なんだろう。。。
病を患っているから?
沖田さんが・・・とても儚く・・・側を離れたらそのまま消えてしまいそうに感じる。
沖田さんを一人にしてはいけない。
どうすればいい?
どうすれば・・・・・・。
沖田さんは絶対に嫌がるだろうけど・・・・・守ってあげたいという思いが膨らむ。
なんてことを考えていたら・・・・・・いきなりのキス。
わたしにとっては初めての出来事。
何日後なんだろうか。
夜に稽古をしていた沖田さんに夜食の握り飯を持っていってみた。
ぺろりと平らげ、もっと食べたいと言う。
作ってこようとしたら、いきなり耳もとで・・・
『キミが食べたいんですよ』
実は、この台詞で過去最大級に身体が跳ね上がってしまいました。
わたしを脅し、自分から離れるように仕向ける。
それは、先のない自分にこれ以上関わらないようにという気遣いから。。。
一旦、稽古場を後にしたけれど、沖田さんが咳き込んでいるのを聞いたら・・・
もう放ってなんておけない。
耳もとで囁かれながらのキスの連続攻撃。
あぁ、なんて・・・なんて・・・エロいキスなんだ。
わたしの本気が見たいと言う。
『例えば、僕の腕の中で死ねる?』
首を絞められながらのキス。
あぁ、どうしよう・・・。
圧倒的な快感が押し寄せてくる。
恋焦がれている人に愛されながら死ねるなら・・・それもいい・・・とすら思う。
彼に先立たれ、その後一人で過ごさなければならないのだとしたら、
今、彼の腕の中で幸せなまま・・・・・・・
彼に抱かれ、さらなる快感が身体を駆け抜ける。
・・・・あのね、沖田さん。
『わたし』、寝たんじゃなくて・・・よくてよくて失神したんだと思うよ?(爆)
だって、本当によくてよくて・・・どうしようって感じだったもの。
最後の最後。
二枚目のトラック3で・・・泣きました。
なんて静かなんだ。
死を覚悟した男の・・・
そう、まるで揺らぎのない鏡のような水面に立っているかのよう。
凛とした姿が脳裏に浮かぶ。
これから先どうなっていくのか、見届けたいだろうに。
激動の時代に自分も関わっていけると思っていただろうに。
あなたは一人で逝ってしまうつもりなんでしょう?
わたしを置いて逝ってしまうのでしょう?
連れて行ってはくれないのでしょう?
沖田さん。
あなたの凛とした静かな心を感じて、涙が止まりません。
前作の斎藤さんの時は、声をあげての号泣でした。
それは何回聞いても変わることなく。
今回は号泣ではない。
でもそれは、感動が薄いからじゃない。
彼の心と同調して静かな哀しみが押し寄せるから。
ほろほろと涙が流れ出る。
全てを受け止めてあげたくなるんだ。
今回の沖田さんも、前回の斎藤さん同様、お気に入りの作品になりました。
トラック移行も気にならないような作りになっている。
ただ一つ、気になる部分はあるんですけどね。
これは、前作の時にも感じたことなんだけど・・・
唇へのキスの時、場所が真正面でないこと。
左右にずれているから、これは耳もとか首筋へのキスなのかと思っていると、
話の流れや台詞から、実は唇だったって分かる。
うーん、お互いに口なんだから、絶対真正面でしょう。
ってか、真正面でしか有り得ないでしょ?
3作目の収録は終わってるのかな。
これからなのかな。
誰か、Rejetに近い人。
『場所がずれてるよ』
って、教えてあげて。
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