さて、今日は20日に発売になった『禁断吸血鬼~白薔薇ノ王子』の感想。
ボイスは下野紘くん。
感想を書く前に、ちょいと嬉しいことを。
この禁断吸血鬼のシリーズ。
前回(1作目)もそうだったんだけど、
フリートークで声優さんに話してもらう台詞の募集をしてるんです。
Twitterで。
前回は、どんな感じのものにすればいいのか分からなくてパス。
そうしたら、ブロ友のmakotoさんが見事選ばれた。
もう、これを聞いたら俄然やる気が出てきましたwww
そうして今回。
やっぱり募集があったので今回は応募。
応募数が多いみたいだよって聞いてたので、
ま、無理だろうと。
本編を聞いた20日。
この日はフリートークまで聞く余裕が無かったんです。
ほら、
21日はプチ旅行で普段とは比べ物にならないくらい早起きしなくちゃだからww
昨日、旅行のことをブログにUPした後で、いつものようにTwitterとなうにも
ブログ更新のお知らせを載せた。
そうしたら、makotoさんのなうに、2度目の採用と載っていた。
『おぉ!さすがmakotoさんだわ』
と、ブログを読みに行ってみたら・・・
『ブロ友さん何人かも採用されてる』とあるじゃないか。
え、他には誰?
って、慌ててフリートークを聞いてみた。
最初に出てきたのはmakotoさんの応募した台詞。
フリートークの後半に、マテウス様からのメッセージがあった。
ん?
これって・・・・・・・私のじゃないか~~!!
やはりブロ友のりんさんの台詞も採用されてるということで。
うくく、仲間率、高っwwww
やっぱりね、嬉しいものですね。
選んでもらえて本当に感謝です♪
これからもますます応援させていただきます!
ということで、本編の感想へ。
まず驚いたのが、数日に渡っているということ。
前作、紅薔薇ノ王では一日の流れ・・・せいぜい数時間というところ。
ところが、今回の白薔薇ノ王子は出会ってから、幾日も経つ。
あ、屋敷に閉じ込めるわけじゃないですよw
マテウス様が通ってくれるww
そうそう、前作と同じように、全編ダミーヘッドマイク録音のこの作品。
いわばヘッドホンテストとでもいうのだろうか。
左右、前後の位置関係をしっかりと教えてくれる。
これをしないダミヘCDが多いんだけど、
私は、こうやって位置関係をしっかり示してくれる禁断吸血鬼はありがたい。
どうも、私の耳は指向性が悪いみたいなのだ。
顔に貼りつくように付いているからか、後ろからでも外耳の内側が見える。
そのためか、普段でもどこから音が聞こえてくるのか分かりにくい。
ダミヘCDの場合、
普通の人が理解できるように音の指向性が設定されているだろう。
そうすると、私にしてみると、普段と聞こえてくる音の向きが違うから
前なのか後ろなのかってのがものすごく分かりにくい。
こういう風に『これが前』、『これが後ろ』と最初にハッキリさせてくれると、
それを参考にして自分と彼の位置を特定することができる。
私にしてみれば、とってもありがたいステップ。
それと、前回はことあるごとに入っていた『タイトルコール』。
『聞いている私たちは何を聞いているのか分かっているのだから不要だ』
と、前回の感想に書いたんですが、今回は見事に外してくれました。
タイトルコールは、最初と最後だけ。
うんうん、すっきりとしました。
バッチリです。
完璧です。
これで途切れることなく物語の中に入っていられます。
ありがとうございます。
さてさて、幾日も通って来てくれるマテウス様。
どうやら、今回の出会いは『再会』のようだ。
わたしは最初の出会いを思い出したくて、真実を知りたくて、
でも、マテウスは教えたくない。知らせたくない。
やっぱりね、マテウスは若いなって感じがします。
実際、若いんだけど。(ヴァンパイアとしては)
マクシミリアン様は『王』の名に相応しい強引さと気高さがある。
たぶん、息子のマテウスには、強引さはない。
マクシミリアンが仲間や人間の度重なる裏切りのために
自ら孤独へと落ちていっていたのと違い、
マテウスは自分の存在自体を忌み嫌っている部分があるようだ。
そして、たった一度の失敗をずっとずっと引きずっている。
永遠に続く孤独に絶望しているのか。
ヴァンパイアとしては若いマテウス。
誰かを血族に加えた経験はない。
今作は思いっきり吸ってくれてますねww
泣きながら、血族に加える方法が分からないと絶望しながら・・・。
それでも、『吸血鬼』としての本能に逆らうことができずに。。。
そうか、キーワードは『愛』なんだ。
それも、『互いを思う愛』。
私がヴァンパイアに惹かれる理由が分かった気がした。
それは、『永遠の愛』。
永遠に続く孤独を知っているヴァンパイア。
その孤独の辛さを知っているからこそ、『愛する』ことに誠実になる。
身をもって永遠に続く愛なんてないと実感しているが、
それでも、心は『永遠の愛』を求めているんだ。
自分は人間だから、たかだか残り数十年。
その残りの人生を心から愛する人と過ごしたい。
自分が死ぬ時に、
『あぁ、この人を愛せて良かった』 と。
『私の永遠の愛は、真実の愛は、彼で間違いじゃなかった』 と。
『愛』に包まれたまま、逝きたいんだ。
彼に出会えた喜び。
彼を愛せた幸せ。
彼に愛された記憶。
これらの思いに浸って逝けるのなら、
『素晴らしい人生だった』
と、胸張って言える。
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