肌寒い、雨の一日。
午後の生徒さんがキャンセルになったので、午後はお休み。
久しぶりにハードディスクのバックアップなんかしてみたり。
溜まってた録画しているもろもろを消化してみたり。
そうそう、『面白いよ』と勧められていた『アキバレンジャー』見てみた。
6話と7話だけだけど。
うん、確かに面白い。
私に馴染みの深いアキバが舞台ってこともあるけど。
今シーズンこそ戦隊モノを見てみようと思って2話目で断念した私には珍しい。
で、戦隊モノとは何の関係もないけれど、
こんな記事を見つけた。
臨床心理士に聞いた!なぜ女性は吸血鬼ドラマにハマる?
ここのところ、アメリカから上陸する映画やドラマに、吸血鬼モノが多い気がしませんか? 例えば、ティーン..........≪続きを読む≫
これ、記事の最初の方に、
吸血鬼モノの作品のターゲットが若い女性だと決めつけ、
【どうして大人の女性向けではなく、若い女性に向けてしか
吸血鬼モノの作品は作られないのでしょうか?】
と、投げかけている。
ホントに?
ホントにそう?
じゃあ、私を含めて、
私の周りで吸血鬼にハマっている『大人の淑女』たちは対象外なの?
っていうか、だいたい作品の中で吸血鬼に血を吸われるという
何とも羨ましい役を演じている女性がたまたま10代もしくは20代前半って
だけの話で、作品のターゲット年齢層自体がそんな狭い範囲に
設定されてるわけでもないだろうに。
そもそも、主人公の年齢しかターゲットじゃなく、
それ以外の年齢の人はターゲット外だとしたら、
私たち大人は何を見ればいいというのだ。
『失楽園』のような
ドロドロとした男の願望だけに頼りきったものしかないじゃないか。
この年齢になるまでに、それだけの年数を経験して生きてきた。
10歳の感覚も、20歳の感覚も、25歳の感覚も、覚えている。
知っている。
だからこそ、作品の中の人物に自分を重ね合わせるのも簡単なこと。
私たち大人の方が、経験値が高いってことを忘れてもらっちゃあ困る。
主人公の年齢=ターゲット
なんて、バカな図式を堂々と掲げないで欲しい。
と、少々噛みついておいて・・・・・
この記事の臨床心理士が考える、吸血鬼に惹かれる理由というのが、
1、新しい命をこの世に生み出す女性の本能
2、吸血鬼の孤独や哀しみ自分の心の傷を共鳴
3、命を捧げる恋に惹かれるのは傷ついた心の現れ
と、臨床心理士ならではの考えが述べられている。
でも、そうかな。
吸血鬼に惹かれている自分。
だけど、吸血鬼との間に子供ができるとは考えたことがない。
だって・・・なんか無理そうでしょ?www
吸血鬼に自分の首筋を差しだすのは、母性なんかじゃない。
吸血鬼に魅惑され、女性として、一人の女として、吸血鬼に惹かれ、
彼と共に生きるのが一番の望みだけれど、それが叶わないのなら
自分の全てを差しだしてもいいと思えるほどの愛情を感じる。
吸血鬼の孤独や哀しみに自分の傷が共鳴するから惚れるのではない。
共鳴じゃないんだ。
自分の愛情で彼の孤独が、哀しみが、少しでも薄れることができないかと。
全力で愛したいと思うんだ。
愛情を与えるのではなくて、全てを包み込む愛情。
癒し、守りたいという愛情。
これは、母性や父性という区分けじゃない。
それぞれの性がもっている本能なんかじゃない。
これが、『愛』でしょ。
別に吸血鬼相手じゃなくても同じこと。
だけど、一方通行な『愛』は疲れるんだ。
エネルギー切れになっちゃう。
だから、言葉が必要。
行動が必要。
吸血鬼は、私の血を欲するという態度で、
『わたしが必要』なんだと、的確に分かりやすく表現してくれる。
共に生きようとしてくれても、
たとえ血を飲むだけの存在だとしても。
私が死なないように、自制してくれているということだから。
私を大切に思ってくれているということだから。
私が、彼を包んであげたいように、彼にも私を包んで欲しい。
私が、彼を癒してあげたいように、彼にも私を癒して欲しい。
私が、彼を必要だと思うように、彼にも私を必要として欲しい。
私が、彼に触れたいと思うように、彼も私に触れたいと思って欲しい。
これはね、ギブ&テイクじゃないの。
私がこうしたから、
同じように、こうしてくれなくちゃ嫌っていうのじゃないの。
私と、同じ気持ちを、同じようなことを思っていて欲しいってこと。
二人の気持ちがシンクロするのが一番ステキなことだと思うから。
私のありったけの愛情を向けたい人がいる。
吸血鬼じゃないけど・・・(いや、吸血鬼を演ってるけどwww)
彼の愛を受けられたら、
二人の気持ちがシンクロできたら、
どんなにステキだろう。
なんだか、泣きたくなってきた。
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