「感応時間」での検索も、ぽつんぽつんと途絶えずにある上に、

昨日の記事から


「感応時間ってどんな?」


っていう質問もあったので、私の一押しボイスCD「感応時間」の

紹介&感想をまとめて載せちゃいますね。




まずは、このボイスCDとの出会いから。




これを注文したのは3月28日。


この頃の私は、地震の影響で恐ろしいほどの睡眠不足。

夜も昼も心身がリラックスする時間がない状態。

ほんの少しリラックスできている時は、

お気に入りの声のボイスCDを聞いている時と

フェロ☆メンの歌を聞いている時。


セブンネットで諏訪部順一さんと鳥海浩輔さんの商品検索を

していたときに引っかかってきたのが、


「感応時間3」だった。


商品説明に催眠の手法って書いてあるけど、いったいどういうこと?


で、発売元のHPを見に行く。


発売元は「ひつじぐも」。


ここから直接買うこともできるようになっている。



なんか、よく分からないけど・・・買っちゃえ!



と、3作品をまとめ買い。(この時点で1~3が発売されてた)



そして、ここから私の催眠熟睡(ムフフ)ライフが始まる。





まず、「催眠」と聞いて、何を思い浮かべますか?


私、よくテレビのバラエティーでやっていたアレを思い浮かべました。

催眠術師が、10人くらいの被験者(タレントさん)に催眠をかけ

鶏の真似をさせたり、泣くように命じたり、笑うように命じたり、

そんな笑いを取ることをさせて、

最後は催眠術師の指の音などで覚醒する、というもの。


だとしたら、一人でこれ聞いて・・・平気なの?



この不安は、実際にCDを手にした時に消えました。

中に入っているリーフレットに説明がありました。


このCDは、リーディング(声優さん)の声に従っていると

自然と催眠状態へ導かれる。

そして、催眠を解くのもこの声。

たとえ、眠ってしまったとしても大丈夫。

目が覚めた時には催眠は解けているから、と。


実際、私、聞きながら寝ちゃいます。

寝れなかったのが嘘みたいに。




では、1作目から順に紹介&感想を書いていきましょうか。

録音は全作品共にダミーヘッドマイクを使って収録されてます。

ダミーヘッドマイクとは、人の頭の形をしたマイク。

ちゃんと耳や鼻が付いてるんです。

声優さんたちは真ん中に鎮座しているマイクの周りを

歩きまわって声を吹き込んでいく。

目を閉じて聞いていると、右耳から聞こえたり、左耳から聞こえたり、

頭上からだったり、下の方だったり、

真正面だったり、後ろだったりもするんです。

距離もわかります。

離れてるなとか、すぐ横にいるとか。





感応時間1 ~甘味処~

リーディング:遊佐浩二さん


設定は、私は「お客」、彼は「甘味処の店主」

道に迷った私が偶然たどり着いたお店。

ここで、甘美な体験をする。


1作目ということだからでしょうか。

身体の力を抜くリラックスの仕方がしっかりと語られています。

これは、ストレスを取ってリラックスするには良い作品。

でもね、ちょっと(いやかなり)物足りない。

時間も短め、35分。

せっかくの遊佐さんなのに、キス音などは無し。

「あまりえっちぃものは・・・苦手・・・」

って方には良いかも。




感応時間2 ~深い霧に包まれた古城~

リーディング:緑川光さん


設定は、私は「お嬢様」、彼は「執事」

自室にいる私の元へ彼が起こしにやってくる。


1作目がああだったから、2作目もあんな感じかって思ってたんです。

ところが、良い意味で裏切られました。

時間はほんの少しだけ長くなって40分。

声は艶をたっぷりと含ませた感じ。

そして、待望の・・・キス音が!

しかも、ちゅっていう軽いものではなくて・・・ディープなヤツ。

(途中で一カ所台本をめくるペラリ音が入ってたのが残念)





感応時間3 ~黒つるばみの監獄~

リーディングは鳥海浩輔さん


設定は、私は「シスター」、彼は「囚人」

監獄へ彼の面会に行き、彼の言葉に囚われていく。


この3作目はさらにパワーアップです。

時間は42分。

声は低めで少しハスキーがかる感じ。

キス音、もちろんあります。

視線を、手の温度も感じるような。

そして、2作目まではなかった終盤でエクスタシーの域まで

感覚を引っ張り上げる言葉、声、息。

これ以後の作品全てにある要素です。



感応時間4 ~ねじ巻き帽子屋の観劇ショー~

リーディング:森川智之さん


設定は、私は「パトロン」、彼は「奇術師」

夫ある身の私だが、彼の魅力の虜となり毎晩のように通い詰める。


急激に作品の時間が延びました。

64分です。

声は少し低めの艶声を思い浮かべれば、それが当たりです。

キス音、もちろんあります。

が、ちょっと(いえ、かなり)少ないんです。

帝王なのに。森川さんなのに・・・もったいない。

でも、その他の部分(セリフの部分)は・・・・・・すごく良い。

急に耳もとで囁かれ、吐息が吹きこまれる。

私はパトロンのはずなのに、彼に翻弄される。言葉で翻弄される。

そう、まるで・・・言葉攻め。

最後の最後にキスあるんですけど、録音レベルが小さい。

話言葉に合わせてボリューム調整してあるから・・・

え?待って・・・よく聞こえない・・・ってなっちゃう。





感応時間5 ~タナトスの兄弟~

リーディング:斎賀みつき、代永翼


設定は私は「人間」、彼らは「霊」

毎年、祠を訪れる私と彼らの話。


時間は58分。

感応時間初のリーディングが2人という・・・。

あ、気が付きましたか?

そうこれ・・・3Pですよ(爆)。

声は兄役が斎賀さんで青年という設定なので低めで若干の艶を乗せる感じ。

弟役が代永さん。

普段は可愛らしい声なんだけど、この作品は彼にしては低いです。

低めで、息が多めの出し方って感じ。

相手が2人ですからね、キスの量も半端ないです。

今までで一番多かったですね。

しかもディープなものばっかり。

ちょっと心配だったのが、斎賀さんが女性ってこと。

男性の役とはいえ、女性だと知っている人に囁かれて、キスされて、

自分は感じることができるのだろうか?ってこと。


これは、全くの杞憂に終わりましたがね。

もう全然気にならないっていうか・・・

「斎賀さんなら女でも何でもいい。もう好きにして」状態でした。


そして、代永くん。

息が多めの胸に引っかかる声が私の感覚にぴったりだったのか・・・

すっかり惚れてしまいました。

キスは代永くんの方が圧倒的に多い。

キス音に息を絡めてくるから、胸に響く快感も半端ない。

ただ、こんなに中盤をディープキスで煽っておいて、

終盤になったら、冷静な声音になってしまった。(特に斎賀さんが)

高まった感覚を維持できずに・・・ちょっと不完全燃焼。。。





感応時間6 ~紅玉と簪と紫龍の間~

リーディング:檜山修之さん


設定は私は「師匠」、彼は「弟子」

結婚して和菓子職人を辞めてしまう私の元へ、最後の逢瀬に来た彼。


時間は過去最長の74分。

でも、ちっとも長いと感じない。

声は低めの艶有り。

だけど、たぶん檜山さんにしてはそんなに低くしてないんじゃないかな。

この作品、全体を通して囁きがとっても多い。

耳もとでヒソヒソ話する、あの感じ。

キス音、もちろんあります。

軽いものからディープなものまで。

そのキス音に勝つくらいに凄かったのが、吐息。

この吐息が・・・ヤバい・・・ヤバいくらいにとっても・・・いい。。。

終盤、キス音に吐息が混じり、

声も冷静だったものが切羽詰まった感じに切り替わる。

自分の感覚も胸の高鳴りも、これ以上ないくらい高まる。


この「6」はまだ2回しか聞いてないですけどね。



この6作品。

何回も何回も聞いているうちに、

どんどん、どんどん深い催眠へ入っていけるようになるみたいです。

実際、初めて聞いた時よりも、何度も聞いた後の方が

より感じやすくなってます。


っていうのも、暗示なのかもしれないですが。




ひつじぐものHPを見に行ったら、

なんと、男性用の催眠CDが発売されてました。

リーディングが女性声優さんってことね。

まだ1枚だけだったけど、

反応が良ければシリーズ化されるんじゃないかな?



そして女性向け新シリーズの予約も始まってました。

もちろん、予約済み。

手元に来るのは来月の半ば過ぎ。

また感想書きますからね。



お楽しみに。









人気ブログランキングへ

ブログランキングに参加中


興味あるって人も、やっぱりよく分からないって人も



よかったら、ポチっとしてあげてくださいな