こんにちは!今回は、CdS抵抗器を使って光量を測定するArduinoプログラムについてご紹介します。CdS抵抗器は、光の量に応じて抵抗値が変わるセンサーで、Arduinoを使って簡単に光量を測定することができます。

 必要な部品

  • Arduinoボード(例:Arduino Uno)
  • CdS抵抗器(光センサー)
  • 220Ω抵抗
  • ジャンパーワイヤー
  • ブレッドボード

 配線方法

  1. CdS抵抗器の一端をArduinoのアナログ入力ピン(A0)に接続します。
  2. CdS抵抗器のもう一端を220Ω抵抗を介して5Vに接続します。
  3. 220Ω抵抗のもう一端をGNDに接続します。

 配線(写真)

 

 プログラム

以下のコードをArduino IDEにコピーして、Arduinoボードにアップロードします。

 

//CdSセルに当たっている光に応じて変化する値(A0ピンで読み取る値)

int cds_value=0;

 

void setup() {

 

  //A0ピンを入力ピンとして設定する(デフォルト設定なので省略しても良い)

  pinMode(A0,INPUT);

 

  //シリアル通信の初期処理を行う

  Serial.begin(9600);

}

 

void loop() {

 

  //アナログピンA0の値を読み取る(0~1023)

  cds_value=analogRead(A0);

 

  //読み取った値を表示

  Serial.println(cds_value);

 

  //0.5秒待機

  delay(500);

}

このプログラムは、CdS抵抗器からのアナログ信号を読み取り、その値をシリアルモニタに表示します。光の量が変わると、シリアルモニタに表示される値も変わるはずです。

 

 光量が大きいときの応答

 

 

 光量が小さいときの応答

 

 

Cds抵抗器に照射される光量が大きいほど、シリアルモニタに表示される計測値は小さくなります。

 

ぜひ試してみてください!質問やコメントがあれば、気軽にどうぞ😊