言葉音色~コトハネイロ~ -10ページ目
貴方の近くにいられないこと
そんなことは最初から分かってたはずなのに
どうして
僅かな奇跡を
もしかしたらなんて希望を抱いてしまったんだろう
それでも願わずにはいられなかった
変わらない貴方が
私には何より愛おしいから
あてもなく彷徨う月明かり
暗く陰った道に
照らし出される一筋の光
その先に待つ貴方に
届くことを願いながら
私は今日も
言ノ葉を探す
心にそっと湧き上がり
唇が確かになぞる音の色
奏でられるそれは
私が見つけた
言葉音色
出会えたことを奇跡と呼ぼう
うるさくてもいい
それでも何度だって私は言う
この声が枯れるまで
叫び続けよう
それが私の真実だから

