こんにちは
今年の観劇初めは
ニューイヤー・ミュージカル・コンサートから
今年はオール海外キャスト
珍しい!
だいたい1~2人日本のミュージカル歌手や
元宝塚の人がキャスティングされることが多くて
コロナの時はオール国内キャストの時もありました。
それを思うと今年のキャストは豪華
ジェイ・ハリソン・ジー
2023年度のトニー賞受賞歌手
キンキーブーツ来日公演のローラ
ベン・クロフォード
今のブロードウェイのファントム
テリー・リアン
今のブロードウェイのアラジン
RENT来日公演キャスト
ケリー・エリス
でした。
お目当てのケリー・エリスの出演が決まったら
速攻チケット取りました。
その時点ですでに先行座席指定が始まってました。
それでも5列目ゲットできました。
まぁまぁ真ん中。
ラッキーでした。
でもこれがあるってことは
今回はVoices of the WestEndがないってこと!?
てちょっと悲しかったです。
さて、当日は開場前からけっこうみんな並んでて
早めにロビー開場になりました。
赤い服着てる人とかキンキーブーツのバッグ、
Wickedのパーカー、RENTのバッグ、
あとはキャストに関係なくいろんな
ミュージカル公演のグッズやかばんを持ってる人が多かったです。
私もRENTのバッグ持ってきたらよかったー
と思いましたが、
そういやファッションフリークショーのバッグでした。
ギリ、ミュージカル?かな。
そしてセットリストが入場時に配られました。
セトリを見てテンションあがりました
1幕はいろいろなミュージカルの場面を切り取って
歌だけじゃなくてお芝居も一緒に交えて
歌っていく感じで楽しかったです。
でもリハもたぶん1日ぐらいで
よくあれができたなぁ。。。
と思いました。
ちなみにMCは溝渕俊介さん。
ナレーション、通訳ともにこなしてて
言葉のチョイスも絶妙でした。
NewYork,NewYorkは男性陣3人で
なかなか層が厚かったです
Anything Goesは去年も聞いたケリーの持ち歌。
やっぱり圧巻の声でした。
タップはなかったけどちょこっとステップ踏んでくれました。
All That Jazzは女声領域なのに
それを歌いこなせるのがすごい。
なんかずっと宣伝や紹介でも
「ノンバイナリー」を推してて違和感あったけど
こういうことができるっていう意味での推し方なら
なるほどな、と思いました。
Shall We Dance?はなんかほのぼのかわいかったです。
テリーとケリーで自己紹介のシーンの
「僕はNY出身なんだ。君はロンドンだよね?」
ってのがクスっと笑えました。
Singin’ in the Rainはお茶目でした。
ベンはなんかマスコットキャラクター的な
I’ll Cover Youはテリーとジェイのコンビで
テリーがエンジェル、ジェイがコリンズでした。
最初は意外!って思ったけどすごくしっくりきました。
会場のいたるところでどよめきとすすり泣きが聞こえてきました。
2人の距離感、世界観、表情がめちゃめちゃRENTの世界で
私も大号泣してしまいました。
ケリーのOver the Rainbowは
とんでもなく壮大でドラマティックでした。
その流れからの
Luck be a ladyでなんか2幕に向けての
序章みたいな感じでした。
あっという間の1幕終わりでした。
2幕は持ち歌メドレーといった感じでしょうか。
Build a wallが思った以上に良くて
感動しました。
というか、2幕もほぼ泣いてたな。。。
ピピンもレミゼもすごい良かった
Don't Cry for Me Argentinaは
前に何かのインタビューでケリーが
「初めて演じたのがエビータだったけど
当時そんなにわかってなかったのと
技量もまだ未熟だったから
もう1回ちゃんとしたエビータを演じるのが夢」
みたいなことを言ってたのを思い出してジーンときました。
そしてキャストからのお年玉として
1曲ずつ大切なナンバーを歌ってくれました。
まずは1人1人曲の思い出を語ってくれました。
ベンだけちょっとお笑い路線でしたが
それぞれの思いが詰まった曲だということがわかりました。
やっぱりケリーのDefying GravityはWEだけでなくBWで
演じるという夢やQueenのブライアンとの出会いだったり
ほんとうに大きな道を切り開いていった曲だと言っていました。
ジェイはキンキーブーツを日本で演じることができて
さらにBWでも演じられたこと、
ショーの経歴は東京ディズニーシーのキャストだったことから始まり
日本ととてもつながりがあってありがたいと言っていました。
そしてそれぞれの思いを聞いた後、MC溝渕さんが
「キャストそれぞれに思い入れがあるように
皆さんにもそれぞれの曲に様々な思い入れがあることでしょう。
それぞれの思いに心を馳せながらお聴きください」
みたいなナレーションしててそれも泣けた。。。
Defying Gravityはいつ聞いても圧巻で
全力投球で会場自体がそのまま浮き上がって
飛んでいけるかと思うぐらいでした。
拍手も鳴りやまなくてケリーがウルウルしてた
他の曲もほんとうにそれぞれがどれも素晴らしくて
ずっと大号泣でした。
ものすごいお年玉でした。
そしてアンコールはRaise You Up!
オールスタンディングで盛り上がりました
ジェイ:ローラ
テリー:チャーリー
ケリー:ローレン
ベン:ドン
でめっちゃおもしろかったです
みんなノリノリだし踊る!
こんなに盛り上がるなら
しっかりフリ練習してくればよかった。。。
そして客席にも降りてきてくれました。
端っこの席の人とかハイタッチしてて楽しそうでした。
ちょっとうらやましい。。。
でも半径2mぐらいまでの距離で見れてよかったです
盛り上がった後のカーテンコールは
何回あったんだろう。。。
いまだかつてないレベルで拍手が鳴りやまなくて
たぶん7~8回ぐらい出てきてくれたんかな。
途中コメントもしてくれたし、
最後の方はジェイとケリーは目を潤ませながら出てきてたし、
最後の最後は笑いながら「もういいってばー!」
って感じでみんなで笑って終わりました。
でも最後の最後まで涙も止まらなくて
ずーっと泣いてました。
下のまぶた、アイラインはかろうじて残ってましたが
アイシャドウは流れてなくなりました
ほんとうに最高の観劇初めでした。
今年もきっとたくさんいい舞台が観れる気がします。