こんにちはニコ

 

最近、ツアーナースの記事が

よく読まれてるようです。

 

コロナも5類になり、

秋の修学旅行シーズンで

きっとツアーナースの需要も増えているのでしょう。

 

デビューされる方も多いのかな?

 

直接聞かれることもあるけど、

直接聞かれることで多いのは病院の業務とか

看護師一般的なことを聞かれることの方が多いかな。。。

 

コロナ渦で実習がなくて病院で働くイメージがわかないとか。。。

 

 

ということで少しそんな感じの記事も

書いて行こうかなと思います。

 

本当はブログって忘備録だったりグチだったりの

公開日記みたいな位置づけなんですが、

私もいろんな人のブログから情報収集することも多くて。。。

 

だから他の人の役に立つ記事も間に挟もうかなと思ってきました。

 

 

なので、とりあえず聞かれたりとか

過去記事の検索とかで需要がありそうなものから。。。

 

ただ、私が現在している仕事ではない部分もあるので

今の実際とは違うこともあるかもしれません。

 

 

 

今回はツアーナースについて

仕事内容、必要な条件、みんな気になるお給料事情を

書いておこうと思います。

 

 

ツアーナース

 

「タダで旅行に行けて、観光もできて

遊びながら給料もらえるなんていいよね」

って必ず言われます(笑)

 

こんなイメージでツアーナースになって

仕事中に生徒同様に旅行気分で遊びまくりクレームものって話は

いたるところで聞きます(笑)

テッパンのデビューやらかし案件です。

 

 

実際はそんな楽な仕事ではないけど、

楽しいことももちろんあります。

 

 

ツアーナースってどんな仕事か?

 

学校の修学旅行や移動教室、

林間学校等の宿泊行事、

子ども団体の宿泊行事、

スポーツ団体の合宿、

企業のオリエン研修、

シニアの団体旅行など

の移動や宿泊を伴う行事に同行して健康管理を担います。

 

団体の全体(教職員、添乗員などの同行者も含む)の

健康管理をする場合と

団体の中にいる特定の人の加配ケア要員

の場合とがあります。

 

私は子ども案件しか行ってなかったので

大人の案件のことはわかりません。

なので、話の内容は子どものことばかりです。

 

 

学校の全体を看る場合は要は

「保健室の先生の代わり」

と思ってもらうとわかりやすいかなと思います。

 

「健康管理」の中には服薬管理や経過観察、

疾病やけが、感染症の予防も含まれています。

 

 

特定の人の加配ケア要員としては

医療的ケア児のケア要員は結構多く

私も何度も医ケアの子の添乗に行ってきました。

 

医療的ケアがなくても特別支援学級の子や

重症心身障がい児の加配としても

需要は結構あります。

 

 

私は加配ケア要員で行くことも多くて

どうやったら安全に他の子たちと同じ経験ができるか、

少しでも多くの体験をしていろんなことを感じてもらいたい

と思ってお手伝いしていました。

 

 

 

 

どうやってツアーナースになるのか?

 

①ツアーナース案件を取り扱う派遣会社に登録

②都道府県の教育委員会に登録

➂直接学校と交渉する

④知人の紹介

⑤旅行会社に登録する

ぐらいかな。。。

 

私は①②④で働いていました。

➂は①②④で行った後に

再度指名の連絡をいただくこともありますし、

ごくまれに学校が求人を出している時もあります。

公立の場合は②で求人がかかります。

 

 

たぶん①で働いている人が多いのかな?

登録も手軽にできるし。

 

学校が派遣会社に依頼するパターン、

旅行会社が派遣会社に依頼するパターン、

(学校が旅行会社に依頼して旅行会社から派遣会社だったり)

教育委員会が派遣会社に依頼するパターン

があるのでどの経路でも依頼が来ます。

 

 

②はホームページとかにドーン!と出てることはなくて

私は一回紹介で行ったところから教育委員会の担当者とつながって

そこから都道府県の登録があることを教えてもらいました。

教育委員会の方から

「登録しても良いですか?」

と打診されました。

公にはなってないのかな?

 

 

⑤は私はやり方を知らないのですが

直接旅行会社からアサインされるみたいです。

 

前にペア添で出会った方はナースと添乗員と

両方の仕事をしている方だったので旅行会社に

登録してお仕事もらっていると言っていました。

 

旅行会社としても派遣会社に

ナースの依頼をしなくて済むので

お互いにメリットはありそうです。

 

ちなみにツアーナースやってる人で

ツアコンさんもやってる、もしくは

ツアコンできる資格を持ってる人は

ちょこちょこ見かけました。

給料は Ns ≻ TC らしいです。

 

 

 

ツアーナースになる条件は?

 

基本的には看護師免許があればなれます。

 

が、

ある程度の応急処置や受診の判断、

基礎疾患がある子も多いのでその知識と対応、

アレルギーや子どもに多い急病の知識と対応、

感染症と学校保健法のこと、

メンタルケアなど

が求められて、基本一人で臨機応変に対応できないといけないので

それなりの知識やスキルが必要になります。

 

一般病棟での経験が1年以上とか3年以上とかは

良く言われています。

登録先によって必要な経験年数はマチマチです。

 

 

私が仕事をしてて(全体を看る方で)

看護スキル以外で個人的に必要と思ったことは

 

①初対面の人とでも仕事ができる

②時間管理ができて先のことを考えられる

➂看護師以外の仕事もできるサービス精神

④24時間仕事モードでいられる

⑤自分の健康管理ができる

⑥地図が読める、アクセス検索できる

とかかな。。。ぱっと思いつくのが。

 

 

①は基本的に毎回違う人と仕事をしなければいけません。

学校、生徒、先生はもちろん添乗員さん、ペアのナースも。

たまに2度目3度目ということや

ご指名をいただいて次も。。。ということもあります。

 

なので毎回違う人と仕事をするのが苦痛な人は難しいです。

初めましてで4泊同じ部屋の時もあります。

 

その反面、めっちゃ嫌な人と出会っても

この1本終わればおさらばだ!と思えば

割り切って頑張れます笑

 

 

②は行程に合わせて自分で時間管理をして

動かなければいけません。

それに加えて、受診が必要そうな子がいる時、

移動があったりするとどこで受診させるのが良いか、

状態に合わせて曜日や時間、病院の場所、行程の流れ等を踏まえて

添乗員さんや先生と相談したり、

こちらから提案しないといけない時もあります。

 

 

➂はナースは本部待機とかで

暇な時間ができることがあったり、

対応する人がいない時は基本待機状態なので

忙しい添乗員さんや先生の仕事を手伝うことがあります。

 

みんなが忙しくしてる中

一人でぼーっと座ってるのも悪いし、

先生や添乗員さんはお仕事の依頼者に当たる人なのでね。

 

手伝いは義務ではないですが気配りができるかどうか。

自分が忙しい時や業務内容によっては先生や添乗員さんに

いろいろとお願いしないといけないこともあるので

お互いさまということです。

 

 

④は夜中に呼ばれることも多々あります。

寝てる最中でも呼ばれたらすぐに対応できるように

完全オフにはなれません。

 

私はトイレ中やお風呂中に呼ばれたこともあります。

疲れてて夜中めっちゃ寝入ってしまって

1回気づかなかったことがありました。反省タラー

その時はペア添でペアさんが対応してくれてました。

 

夜中の対応時の身だしなみで聞かれることがあるんですが

私はすっぴん、メガネで対応してます笑

髪の毛はちゃんととかしてます。

パジャマは人前に出られるジャージとTシャツ、トレーナーみたいな。

 

ま、でも先生も夜中の対応時はそんな感じです。

 

 

⑤は人の健康管理をしなければいけないのに

自分が体調不良になれないよね。。。

 

今ではアウトですが

1回現地で初日夜に発熱して解熱剤使いながら

数日やり切った時があります。

 

あとは睡眠不足で体調崩したこともあります。

これはちょっと事情が事情だっただけに

自分の管理だけの問題ではありませんでした。

 

あとは、、、乗り物酔いが数回。

 

そう思うとけっこうやらかしてるなタラー

 

 

⑥は初めて行く観光地でも自由行動があったりします。

解散した場所と集合する場所が違うことも多々。

自分で調べてたどり着けないといけません。

 

北海道で小樽解散のテレビ塔集合がありました。

そんなに難しくはなかったけど

調べて自力でたどり着きました。

あとは宮島解散の京都集合もあった。

でもこれは本部の先生と移動しました。

 

 

そうそう、一人で行動できることも必要かもしれません。

観光地、テーマパーク、食事など

一人で行動する場面も多々あります。

 

それから、病棟(夜勤)経験のあるナースなら大丈夫と思いますが

時差のある海外添乗の時は

時差への対応も必要みたいです。

 

私は国内のみでしたが海外案件ももちろんあります。

派遣会社からの海外案件の場合は特別な状況じゃなければ

国内を1~2年コンスタントにお仕事してたら案内されます。

私はそれをことごとく断っていました(笑)

 

何もない時は良いかもしれませんが

何かあった時の対応が自分では十分にできない

と思ったのでお断りしてました。

受診の時とかは現地のDrやNsと交渉したり

受診までいかなくても体調不良者に合わせて

宿泊先や行先での交渉も必要になってくるので

そこまでの英語力がないので。。。タラー

 

知り合いの方は海外添乗2回目の時に

イミグレで生徒が発熱で引っかかって

呼ばれて交渉とその後がものすごく大変だったそうです。

その方はその後国内のみでお仕事してるようです(笑)

 

国内でやってることをそのまま海外でできるかと

言ったら言葉や文化の問題があるので

海外に行きたい人はその辺も必要になってきますね。

 

 

 

 

 

ツアーナースの給料は?

 

契約先によってバラバラです。

大体1日あたり10,000~22,000円ぐらいです。

午後集合とか午前解散は半額の時もあります。

 

1本いくらのときもあります。

2泊3日で35,000円とか4泊5日で100,000円とか。。。

 

食事代やリネン代(行程中のすべて)、交通費(集合場所まで)

が実費負担のときもあります。

特に教育委員会や学校と直接契約の時とか。

その代わりもともとの日給単価は高いです。

 

ちなみにリネン代は宿泊費すべてではありません。

ざっくり言うと

○○青少年の家とか休暇村(かんぽの宿)みたいなところは

施設利用料とリネン代で宿泊費みたいになっていて

そのうちのリネン代です。

1回300円前後だったと思います。

4泊5日とかの場合は3泊目にリネン交換するので

2回分を実費として負担しなければいけません。

 

派遣会社を通すと日給単価は減りますが

食事代や宿泊費は全部出してもらえることがほとんどです。

ただ自由食の時は上限額があります。

1食500円~1500円程度。

観光地によっては上限額以内におさまらないこともあるので

出た分はもちろん実費負担です。

テーマパークとかではミールクーポンのときもあります。

 

 

 

ざっとツアーナースとは。。。

みたいなことを書いてみました。

 

次は実際どんなふうに動く、働くかを

書こうかなと思っています。