こんばんは
台風は思ってたほどではなく通り過ぎてホッとしています。
ミュージカル Come From Away
いつか見たいなぁと思いつつ、来日には程遠いだろうなぁ。。。
と思ってたら。。。
AppleTVで無料で見れるってなり。。。
舞台を映像化した映画としてのCome From Awayを見ました。
本当は明日ゆっくり見るつもりが、
デイのNsがレジャーに行った後に発熱し
体調不良が続いてるとのことで急きょ仕事になったので
今日、用事を終わらせてから見ました。
Come From Awayは100分ぐらいで
インターミッションなしの上演でスピード感たっぷりでした。
何ていうか、アイリッシュパブみたいなとこで
ドキュメンタリーを聞いてる感じ。
その場にいる感じでした。
内容が実話を基にしたストーリーなので
ドキュメタリーっぽく感じるのかも。
9.11、アメリカの同時多発テロの時にアメリカの空港が閉鎖され
行き場を失った多数の飛行機と乗客を受け入れた街のお話。
小さな島に多数の旅客機が止まり、
その乗客7000人という街の人口と同じ人数を
受け入れた街の人と乗客、パイロットの5日間とその後の話。
街の人々の頑張り、フレンドリーで暖かい「おもてなし」が
ほっこりしました。
有事の助け合いって大事だなと思いました。
見返りも求めず、「みんなそうしたと思うから」
言える心になりたいと思います。
数十時間も飛行機内に閉じ込められ、
情報も伝わらず、何が何だかわからない乗客。
普通の生活を送っていた人たちが突如、難民になってしまう。
しかも乗客同士は人種、国籍も違えば話す言葉も違う。。。
アフリカ系アメリカ人のボブは優しいおもてなしに、財布を盗まれるのではと心配になったり。。。
一流ホテルの料理長アリがテロリストと同じ中東系の人種というだけで
怖がられたり、怪しまれたり。。。
息子がニューヨークの消防士という女性ハンナは
ニュースを知るに従って息子の無事を信じつつ、
この場から動けないことに葛藤を抱き。。。
街の女性ビューラが精神的に支えている場面もグッときます。
後にアメリカに戻ったハンナからビューラへ
息子は死んでいたという電話があり
二人の絆を感じました。
ニックとダイアンのカップルは有事を共に超えて
一気に絆ができた象徴で、
対比がケヴィンとケヴィンのカップルかな。
お互いの価値観の違いが出てしまった感じ。
女性パイロットのビバリーは責任感も強く
家族を心配させないようにしたり、
こんな状況になっても無事に乗客を目的地に
届けるためにリーダーシップを取っている感じでした。
誰かが主役という感じでもなく、
これがメインテーマソングという感じでもなく、
みんなが主役でみんなで曲を作り上げてる感じでした。
女性パイロットの歌う「Me and The Sky」が
あえて言うなら１つメイン曲かな。
セットも衣装もすごくシンプルで良い意味で
ミュージカル、舞台感がない。
でも実話を基にしているからか、どのキャラクターも
人間味にあふれ、感情移入ができ、
なんていうか、近い感じがしました。
笑いもあり、感動もあり、ほっこりできるミュージカルです。
ストーリーもあの時、世界でこんなことが起こってたんだと
知ることができてよかったです。
映像も良かったけど、実際のミュージカルで観たいです。