我が子は人差し指にだけ極端に力が入らない。

他の指の動きは問題なく力もある。

 

作業療法で色々な手先を使った遊びをした。

トング、洗濯ばさみ、ペグ刺し、シール遊び。

 

「手先は上手に使えてますね~~。」

といつも言われていた。

 

でも、鉛筆の持ち方が全然上達しない。

(学校に通っていた時はまだよかった)

 

介助はしでものをつまむことは出来るが、

トングのようにしか使えない。

 

 

練習が足りないのかなと思っていた。

 

 

先日、療育手帳更新の検査に母は同席した。

 

検査を受ける我が子を見てびっくりした。

 

「この子、人差し指を全く使わない!!!」

 

指差しで答える問題は全て中指で指していた。

 

人差し指を使うことも教えなければと

今まで気づけなかったことに衝撃を受けて家路についた。

 

我が子の指の動きを観察して

やっと人差し指だけ立たないことに気が付いた。

(パーの形は出来る)

(人差し指1本だけ立てることが出来ない)

 

 

物を指す時は腕さしのような指先全体の指差しをする。

 

我が子はピースはできるので、

人差し指の指差しの代わりに

ピースを閉じた形で指差しすることを教えた。

ピースの指差しは簡単に定着した。

 

 

小さいものをつまむ時は親指と中指でつまむ。

中指でよくもまあ上手につかむなと感心する。

 

人差し指のぎごちなさを中指で代償していた

ということにやっと気が付いた。

 

 

 

洗濯ばさみを渡して挟ませると、

案の定人差し指は全く使わずに親指と中指ではさんでいた。

 

 

アドバイスを頂いたので、

人差し指で挟むことを意識させながら、

洗濯ばさみの練習をしている。