2024年4月10日(水)
今日もお休みだったので、昨日の残り作業に取り掛かります。
昨日気づいたこととは、ブレーキレバーです。
それもSC68モデルで使用していたブレーキレバーのことです。
ブレーキレバーは以前にAVDB社製品へ交換していますが、当時は(今も?)国内流通が
乏しかったため購入にはeBayを使うなどで対応していました。
しかし、昨日の作業後、ふと目に留まった「SC68用ブレーキレバー」が何となく気になりました。
既にバイクは無いものの、一部のアフターパーツは純正品と入れ替えてから下取りに出したので
ブレーキレバーも手元に残してありました。
よく見ると、どうやらSC68用のブレーキレバーが使えるような感じがしたので検証することに。
↓ ①純正のブレーキレバー。
↓ ②現在使用しているAVDB社のブレーキレバー。
↑ 矢印のところが地金色(シルバー)になっているのは、マスターシリンダー側の取付部と
レバー側の取付部との隙間が狭く、動きが滑らかじゃなかったのでペーパーで塗装面を削り、
隙間を広くしたときの跡です。そのままでは取付けできなかったと言うことです。
↓ ③SC68で使用していたDIMOTIV(ディモーティブ)社製 タイプ3アジャスターレバー。
↑ DIMOTIV製品の国内正規代理店であるREDNINE(レッドナイン)社の取扱品。
↓ 3本を並べて比較。
↑ 長さは調整できるアジャスタブルタイプ。
↓ ②と③には純正には無い「レバーが折り曲がる」機能付き。
↑ レバーが曲がることにより、転倒時のレバーへのダメージが軽減されます。
↓ レバーアジャスターの位置などが違うのもそれぞれの特徴。
↓ 当然、支点や作用点は純正と変わらないので力点に掛かる力が微妙に変わるのかも。
↓ DIMOTIVのレバーが入っていたケース。
↑ 形状がだいぶ違いますね。純正はどちらかと言えば「外国人用の手」が基本か。
↓ AVDBのレバーもかなり違いが出ます。
↑ 機能性と言うより見た目の好みによる部分が大きいかも。
実際に装着してみることに。
↓ 原点。
↓ 今使っている。
↓ 思った通り、ちゃんと装着することができました!
↑ 作動状況も問題なく、精度もAVDB社製品より高いと思います。
↓ 形状も三者三様なので特性が少し変わるかも知れませんが、逆にマッチするかも。
ちなみに、DIMOTIVのレバーもカラーが選べますが、SC68のときは本体もエクステンションも
チタンで統一していました。
今まで使っていたのはブラックなので、ちょっと違和感があります。
補修部品で単品の部品設定があればブラックに交換したいと思っていますが、ネット検索では
流通していないようでした。
念のため、DIMOTIVの正規代理店であるREDNINEへ確認したところ、単品で購入することが
可能なようで、問い合せすれば見積りと納期を教えてくれるそうです。
次いでにSC68用のレバーがSC79に取付可能か確認したところ、「SC68用は2016年まで」の
適用とのことでした。
<ここが盲点!>
商品ラインナップにはSC68までしかなく、SC79用が無いことは知っていましたが、そのため、
当然ながらSC79には使えないだろうと思っていました。
正規代理店からの返答でもわかる通り、メーカーとして「SC79用のラインナップは無し」として
いるので、疑う余地も無かった訳です。
<ここに気付いていれば>
今更ながらAVDBのサイトで再確認してみると、適応年式が2001年~2024年と表示されて
いました。
購入時はeBeyのサイトしか見ていなかったので気付くことができませんでした。
<自己責任で!>
結果、SC68用のブレーキレバーがSC79にも流用できましたが、正式な適用ではありません。
流用部品の多くは正式に取付できることをメーカーが正式に認めていないことが多いため、
使用する際は自己責任の範疇となります。
ちなみに今回はブレーキレバーのみの記事です。クラッチレバーについては私も確認できません。
これらの内容を知ったうえで「こんなこともできる」と言う1つの情報として参考程度に活用して
もらえると幸いです。
まだまだ知らないことがたくさんあるのだと気づかされた案件でした。
《今日の一言》
「今年の花粉は?」
◆解説◆
いつもより花粉の存在を強く感じる今日この頃。
何故か夜になると鼻がつまり、くしゃみが出てきて煩わしくなります。
バイクに乗るにしても花粉は大敵。
薬を飲むと眠くなったりするので、できれば避けたいのですが、、、。
今年の花粉は一筋縄ではいかないかも知れません。