2024年1月27日(土)

 

本日、いつもお世話になっているドリーム店へリコール作業をお願いするために

連絡しました。

 

以下は問い合わせ時の内容です。

 

<悪人パンダ>

ネットニュースでGoldWingにリコールが出たのを知って連絡しました。

HONDA 2輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索 ページにて

車台番号から検索した結果、リコール対象になっているので作業してほしいの

ですが。

 

<ドリーム店>

まず、現時点で部品が揃ってませんし、入荷までに時間が掛かりそうです。

また、燃料ポンプを確認し、リコールで交換が必要な不良品かどうか調べる必要が

あります。

 

<悪人パンダ>

部品の入荷が遅くなるのは仕方ありません。バイクを持っていく手間があるので、

どこを確認すればよいか教えてくれれば自分で調べて連絡しますが。

 

<ドリーム店>

バイク(現車)と共にドリーム店で確認したことがわかる写真等が必要で、

車体番号の石刷りも必要となるため、直接バイクを確認する必要があります。

作業は30分くらいで終わります。

メーカーに情報を送り、その後、交換対象の可否判断、部品の手配、入荷、

作業となります。

 

<悪人パンダ>

わかりました。来週の休みに持ち込みます。

 

以上です。

 

ちょっと面倒くさいですが仕方ありませんね。

ちなみに、リコール作業のほとんどの場合、対象範囲内の全ての車両を作業対象と

することが多いですが、2社以上のメーカーから同型同性能の部品を供給している

場合、製造期間が特定できても対象車両が特定できない場合があります。

逆に1社のみの部品供給でも生産ロットで良品・不良品の判別ができる場合も

あります。

 

どちらにしろ、私の場合は「現車を確認して生産ロットからの判断」になります。

 

ちなみに、パーツリストを確認してみましたが、補修部品としては1種類しかありませんでした。


M/Tはエンジンが止まってもどうなるか想像がつきますが、DCTの場合、

エンジンが止まったらクラッチの締結はどうなるのか?ギヤは固定されるのか?

変速できるのか?ニュートラルになるのか?などなど、、、。

ちょっと想像がつきませんね。

 

何はともあれ、交換しないで済むならそれに越したことはないですが、

交換対象なら一刻も早く作業してもらいたいものです。

 

<追伸>

不具合(リコール)の内容が保安基準に該当する部品(車検検査該当項目)で

あればリコール作業を完了していないと車検に通らない可能性があります。

9年前に巷を騒がせた「タカタ社製エアバッグのリコール」ですが、

このリコールの場合、交換作業が未実施だと車検に通りません。

 

 

 

《今日の一言》

「リコールを普通とは違った角度で受け入れる人」

 

◆解説◆

「リコール」と聞けば、心穏やかで居られないのが普通の人の心情と言うもの。

ユーザーからすれば「この上ない不安」としか思えません。

 

部品が無いから作業できない ⇒ 部品が入荷するまでにリコール対象部品が原因で

事故等が発生したらメーカーが全て責任を取ってくれるのか?など、心中穏やか

じゃない人も多いかと。

 

それでも、稀に違った角度でリコールをうまく利用する人が居ます。

 

例えば、今回の燃料ポンプに置き換えて見た場合、

 

燃料ポンプは10年10万kmくらいで寿命が来ると仮定したら、

3年目の4万kmの時点でリコールにより対策された部品に交換するよりも、

燃料ポンプが壊れるまで乗り続け、壊れた時点でリコールを受ければこれまで

使用していた部品より高い耐久性が保証された部品を無料で交換できることに

なります。

8年目の9万kmで壊れたらそこで新品になるので、ある意味そこから10年

10万km経過するまで部品の耐久性が延長されたも同然になります。

ただし、交換するまではエンストのリスクが常に付き纏いますが。

 

過去にこのような考えで「あえてリコールを受けない人」を見たことがあります。

考え方はその人次第ですが、驚きですね。

まぁ、10万kmを超えるような乗り方の人の中でも特殊な事例だと思います。