AKB48グループの有志メンバーが参加する「マラソン部」の新体制発表会が28日行われ、監督にDeNAランニングクラブの瀬古利彦総監督が就任した。瀬古監督は「芸能人の女子日本記録更新と、実業団駅伝への出場が最終目標」と宣言し、メンバーも「ボストンマラソンに出たい」などと抱負を語った。


AKB48のマラソン部は昨年、有志メンバー23人で発足し、今年4月の「グアムインターナショナルマラソン」では9人がフルマラソン、2人がハーフマラソンを完走した。今年度のマラソンシーズンには31人の新体制で臨み、ディー・エヌ・エー(DeNA)が全面的にサポートすることになった。


メンバーのうち、高城亜樹は「グアムで完走し、マラソンは楽しいなと思って今回も参加させてもらった。ハワイのきれいな景色を見ながら、ホノルルマラソンを完走したい」とコメント。島田晴香は「ボストンマラソンにエントリーできるくらいまで頑張りたい」と言い、母が元マラソン選手という前田美月は「体も心も成長できたら」と意気込んだ。


「女子は全く教えたことがない」という瀬古監督は、「どう指導したらいいか不安はあるが、小出(義雄)さんにも聞いて、レースや練習に取り組ませたい。みんなで走る楽しさを共有しながら頑張っていきたい」と話した。


さらに、タレントの西谷綾子が今年の東京マラソンで出した3時間3分3秒という記録を挙げ、「これを切るぜ、いいか!」とメンバーに声を掛けた。さらに、「メンバーが31人いるので、みんなで駅伝やらない? 実業団女子駅伝に出て、ワコールとかに勝とうよ」とハッパを掛けた。


これに驚いた島田は「こっち(マラソン部)だけ、メーンでやっていいですか?」と応じていた。




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