猫太です。

 

よく仕事やビジネスで「PDCAサイクルを回す」というような表現がでてきます。

勉強においても同じことが言えます。

 

PDCAとは、以下の英単語のイニシャルを並べたものです。

P・・・Plan(計画)

D・・・Do(実行)

C・・・Check(評価)

A・・・Action(改善、対策)

 

P→D→C→A→P→、、、、

 

という風にPDCAサイクルを回していくことで目標に近づいていきます。

 

これを勉強に置き換えるとこうなります。

P・・・Plan(計画)→授業、テスト勉強

D・・・Do(実行)→宿題、テスト

C・・・Check(評価)→宿題の直し、テストの評価

A・・・Action(改善、対策)→宿題の直しのアウトプット、テストの改善

 

日々のPDCAサイクルは、

P(授業で教わる)→D(教わったことを宿題でやってみる)→C(宿題の答え合わせ)→A(間違いの改善)

 

テスト前のPDCAサイクルは、

P(テスト勉強)→D(テスト)→C(テストの評価)→A(テストの改善)

 

となるのが勉強のPDCAサイクルです。

 

それに対して80点以下の場合に多く見られるケースはこうです。

P(授業で教わる)→D(なし)→C(なし)→A(なし)

P(塾で勉強)→D(なしor塾の前だけする)→C(宿題の評価)→A(なし)

P(課題の提出)→D(テスト)→C(テストの評価)→A(なし)

テスト前は頑張る。塾では頑張る。本人なりには頑張ってる。

どの場合も勉強のPDCAサイクルが正しく回っていないことがほとんどです。

どこに問題点があるのか。

自分だけで回せるのか。

クラブや何かしらを理由にこれらの問題の先送りをしている間、コツコツ3年間PDCAを毎日回す子も周りには必ずいます。

3年から5年後には大きな差を生むことになりかねません。

 

良い塾や良い先生からすばらしいP(授業)を受ければある種の満足感は得られます。しかし、D(宿題や日々のアウトプット)がなければ頑張ってはいても結果にはつながりません。

 

最も怖いのは、それなりに頑張っているのに結果につながらないことが当たり前となってしまったときに頑張らなくなることです。

大事なことは少しの頑張りを少しの結果につなげることです。

行動が成果として現れたときに、人はさらに動きます。

そうするためには、小さくても良いのでPDCAサイクルを正しく回すことが重要です。

 

今日はPDCAサイクルのお話でした。