第96回箱根駅伝 結果 東京国際大学 | 箱根駅伝から始まる日常生活

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こんにちは~ おきなんです。
今回は予選会からの出場校で最も注目されていた大学の結果になります。
 
総合5位
東京国際大学
総合 10:54:27
往路 5:24:33 3位
復路 5:29:54 6位
1区ルーキーが2区の絶妙な展開をアシスト!
3区ワールドクラス!驚愕の区間新!!
5区「もう走らん!こんなとこ!」
7区学法石川の同期争い!

表彰台まであと少し、今季の勢いそのまま初シード獲得!!
 
各区間記録
 1区 丹所 健         1:03:12 区間13位
 2区 伊藤 達彦      1:06:18 区間2位
 3区 イェゴン ヴィンセント 0:59:25 区間賞(区間新)
 4区 佐伯 涼          1:02:53 区間12位
 5区 山瀬 大成       1:12:55 区間10位
 6区 大上 颯麻       1:00:26 区間17位
 7区 真船 恭輔       1:04:02 区間7位
 8区 芳賀 宏太郎    1:05:51 区間5位
 9区 相沢 悠斗       1:09:04 区間3位
10区 内山 涼太       1:10:39 区間9位

ルーキー丹所選手を抜擢した1区は展開から少し不安であったが、63分でうまく粘りきった。前1分程の差に4校がおり、すぐ10秒程後方には東洋がいる位置となり、2区の追い上げ、ライバル同士の争いが期待された。
3年連続花の2区となった伊藤選手が早々に神奈川を交わす。そこに東洋相澤選手が追いつきライバル同士の並走が始まった。伊藤選手は並走が始まってからぐっとペースを上げている。苦しそうな表情になっても離されることはなかった。キロ2分50秒で走るランニングデート・・・。
戸塚の壁で東洋に引き離されたものの昨年の塩尻選手の記録を超える66分18秒。区間2位で5人抜き、エースの役目を果たしてくれました。
留学生ヴィンセント選手を起用した3区。大学駅伝はこれが初めてだったが、快調な走り。1分程あったトップとの差も簡単にひっくり返し、さらに1分以上の差をつけてきた。個人記録は1時間を切るタイムで、本当に時計が壊れてるのではと思ってしまった。襷渡し後の余裕のある表情はマジヤバカッタ。
トップでの襷渡しとなった4区佐伯選手で青山に抜かれるが、抜かれた後も大きく崩れることはなかった。区間12位はしっかり力を出せた結果かと思います。國學院が迫ってきているが、単独2位で5区へ。
重要な5区を務めるのは前回8区6位だった山瀬選手。3kmほどで國學院に交わされるが、これは走力を考えて仕方がないこと。登りに入ってからの定点間タイムは13番目を維持。しっかり自分のペースを保って走っているように見えた。実力者が走る東海にも一度交わされるが、終盤、相手が失速した隙にこちらはペースアップ。東海を抜き返し往路3位で芦ノ湖へ。まさか3位まで入ってくるとは思っていませんでした。
復路のスタート6区も1年生大上選手を抜擢したが、こちらは少しブレーキとなってしまった。本格的な下りに入った最初にスピードに乗れなかったか。下りきってからの平地区間を最後頑張ったが区間17位。3位東海とは3分差まで広がった。
7区にはチーム内の実力者の真船選手を配置したが、後方から区間新記録で走ってきた明治阿部選手に抜かれ順位を下げることに。抜かれた時に「ついてこい」というようなジェスチャーがあったが、さすがにそのペースにはつけず、一気に離された。それでも区間7位なので悪くなかったはずだ。
8区は前回7区7位とサプライズ的な走りを見せてくれた芳賀選手。今回の箱根でもいい走りを見せてくれた。区間5位で前方の明治との差を詰めた。
そして9区まで温存した相沢選手が区間3位と快走。明治を捉え、失速した國學院も交わし3位に順位アップ。表彰台の順位までここで食い込んできた。
10区は主将の内山選手。最初は非常にゆったりと入ったこともあり、明治が追いつき並走する形に
ここで牽制のしあいでペースが上がらなかったこともあり、國學院に1分あった差を追いつかれてしまった。ペースが上がっていくも、さらに区間記録を上回るタイムできた帝京も追いつき3位争いは4人の集団に。しかし、スパート争いで敗れ5位に。初シードは良かったが、表彰台が見えていただけに最後は悔しかったと思います。
 
来年度に向けて
留学生を有しているものの、今回箱根出場した全員が区間10位以内で走った4年生が抜ける穴は小さくありません。留学生に次ぐ日本人エースの育成も必要だと思います。
3年生はトラックタイムを伸ばしてきた内田選手や中島選手に来季の活躍を期待したい。
2年生は芳賀選手一人が抜け出ているので他選手も出てきてほしいところ。三浦、渡邉選手にさらに成長が見られると面白くなりそう。
1年生は箱根1区出場の丹所選手と全日本1区出場の山谷選手には注目していきたいですね。