んにちは、ユウタです。

 

 

前回は長期記憶を作るためには
声を出す
ことがポイントとなっていることを

 

 

助動詞「む」の文法的意味を
例としてお伝えしました。


(まだ読んでないという人は
こちらから)

 

 

 

しかし、普通の人は
この呪文を「声に出して」と
言われると、
 
 
す い か か え て
 
 
とただ単に読んでしまうだけ。
 
 
 
ただ声に出しただけでは
長期記憶になっていきません
 
 

何度もお伝えしますが、
長期記憶を作るのに効率の悪い
暗記法での勉強は、あなたの

 

時間を無駄に大量に奪ってしまう
だけではなく、

 

 

他の科目に費やす時間が
圧迫された結果として、

 

 

総合点の低下、成績不振

をも引き起こしかねないのです。
 

 

話をもとに戻しますが、

僕は受験生時代の記憶
塾講師としての経験から、
 
 
 
もっと覚えやすくなる声の出し方
 
 
 
を見つけ出しました。
 
 
 
 
とはいえ、そもそも論として
 
あなたはなぜ習ったことが長期記憶に
なりにくいか考えた事がありますか?
 
 
 
その原因は
 
①学校は知識そのものを教える
ことを中心としている
から
 
②①のために、長期記憶を作るための
声の出し方
(=アウトプットの方法
知らない
から
 
です。
 
 
なので、ただ声を出すだけでは
長期記憶になりません。
 
 
では、そうした原因に対処するために、
 
 
どのように声を出したらいいのか?
 
 
 
それは、
 
 
 
何(誰)かに向かって伝える(発する)
ように

 
 
することです。
 
 
 
さっそくやってみましょう!
 
 
 
 
 
 
①まずは、あなたの親でも、友達でも、
究極、壁でもかわないので、
とにかく相手をみつけるのです!
 
 
 
つまりは、何でもいいので
 
 
自分が声をかけるための相手(対象)
意識する
のです。
 
 
 
次に、
 
②相手に「む」「むず」の一つ一つの
文法的意味を「伝える(教える)」つもりで
「すいかかえて」と声に出すのです。
 
「す(推量)!
 
い(意志)!
 
か(仮定)!
 
か(勧誘)!
 
え(婉曲)!
 
て(適当)!」
 
 
 
例えば、自分が先生になることを
イメージする
とよいかと思います。
 
 
あとは、そのときに
 
③「動作を伴って
できると、なお良いでしょう。
 
 
動きながら、つまり、
身振り手振りするのと同時に声を出すのです。
 
 
加えて
 
④一つ一つの意味が自然に出てくるよ
うになるまで呪文を繰り返す
 
具体的に言うと、例えば
ハリー・ポッターを想像してみて下さい。
 
 
彼が
杖を振りかざしながら、(動作)
 
呪文を唱え(伝える)
 
闇の帝王に向かって(相手)
 
杖先から魔法を解き放つ様子を…

 

 image


「エクスペクト パトローナム!」
 
そんな呪文の名前が聞こえて
きそうですよね。
 
 
彼の場合は、何度も同じ呪文を
唱えているためか、使い慣れて
いるように見えませんか?
 
 
 
あのイメージです。
 
 
彼と同じように呪文を唱えるのです。
 
すいか かえて(スイカ 変えて)!」
 
 
繰り返し、何かに向かって、
しかも6文字の頭文字が
指す各々の意味を考えながら

 
 
そうすると、
 
 
まず、
 
自分の声が耳に入ることで
人間の五感と呼ばれる感覚のうち
聴覚が刺激され
 
 
動作を伴うことで五感以外の感覚、
運動感覚も刺激されるので、
 
 
脳が主体的になって、記憶が
残りやすくなます
 
 
 
さらに誰かに向かって伝えよう、教えよう
という意識で声を出すことで

 
 
これは、今までの塾講と受験勉強の
経験からわかるのですが、
 
 
 
脳がこれは重要なことだと認識して、
その内容が長期記憶されていくのです

 
 
教材に書いてある文法の内容が
1か月で丸々暗記できてしまいます!
 
しかも、これは一人でもできる方法です。
壁を相手にしてもいいですからね。
 
 
 
そして、
 
繰り返し声に出していくうちに、
何も見ずにスムーズに記憶した内容を
引き出せるようになる
 
のです!
 
 
最初のうちは、
声に出すのが恥ずかしかったり、
嫌な気持ちもあったりする
かもしれません。
 
 
けれど、ただ声に出すだけ、
 
に比べると、暗記のスピードが
2、3倍速くなります

 
 
それに、繰り返しになりますが、
 
脳が刺激されて、勝手に
「覚えなければ…」
「自分から覚えよう」
 
という風に勉強に適した状態
になっていきます。
 
 
そうすると、スラスラと暗記が
はかどり、きっと勉強が楽しく
なると思いますよ。
 
 
 
さあ、あとは実践あるのみです!
 
今度は以下の助動詞「べし」の
6つの意味を
 
見ずに、
 
相手に向かって
 
伝えるつもりで声
に出して見てください。
 
1.推量(~だろう)
 
2.意志(~しよう、~たい)
 
3.可能(~できる)
 
4.当然(~はず)
 
5.命令(~せよ)
 
6.適当(~のがよい)
 
 
今度の呪文は
すいかとめてスイカ止めて)」
ですね。
 
 
何度言い間違えても
全く構いません。
 
 
繰り返し
1「何も見ずに意味が言える」まで、
 
2「相手に伝えるつもりで
 
3「身振り手ぶりしながら

 

声に出していきましょう。
 
以上1~4がポイントです。
 
 
これらを意識してもう1回
声に出して見ましょう。
結果が変わってくると思います。
 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
 
質問はコメント欄より受け付けて
おりますので。勉強法等何かあれば
お気軽にどうぞ。