みなさんこんにちは チェンです
みなさん子育てに悩むことありますよね。
叱りたくないのに、怒ってしまうこともあると思います。
その後に罪悪感、迷いが生まれますね。
アドラー心理学があります。
ここで重要なのは、勇気づけという概念です。
以下ご紹介します
アドラー心理学における「勇気づけ」とは「自分や他者に困難を克服する活力を与えること」です。
アドラー心理学では人間は変化し成長していくものだと考えます。
そのために困難にぶつかることは避けられません。
困難にぶつかったときにされることが「勇気づけ」です。
ここでの「勇気」とは自ら行動しようとする力のことです。
「一歩前に踏み出そうとする気持ち」と言い換えることもできるかもしれません。
新しいことを始めようとするとき、失敗に正面から向き合うとき、失敗からの経験を踏まえて前に進もうとするとき、「勇気」は大切です。
アドラー心理学では、「勇気」を持てるのは「自分には価値があると感じられるとき」であり、「自分に価値がある」と感じられるのは「自分の行動は共同体に有益だと感じられるとき」であるとしています。
一方、「勇気」をもって行動に起こそうとするときに襲われるのが「勇気くじき」です。
それは誰かの言葉であったり、自分の心の声であったりします。
例えば、新しいことを始めようとするとき。
- どうせうまくいかない
- 私よりうまくできる人がいる
- やっても無駄だ
- 忙しくてできない
- 新しく始めなくてもこまらない
などが頭に浮かんでこないでしょうか。
私たちの脳は「生きていくこと」が最優先だと言われています。
そのため、新しいことを始めることは「現状ではなくなる」、つまり「安全ではない」と脳が判断し、その行動をストップさせるような考えが出てきてしまいます。
「失敗したくない」「嫌われたくない」という思いは「勇気くじき」の一種です。
しかし、子どもの成長のためには、自分で決め、挑戦していく勇気をもって欲しいですね。
そのために親ができる「勇気づけ」の声かけがあります。
「勇気づけ」の声かけの効果
「勇気づけ」の声かけは「ほめる」とは違って「横」の関係、つまり子どもをコントロールしようとしない関係です。
子どもを一人の人間として尊重し、信じることから始まります。
「勇気づけ」の声かけの効果としては、下記のものがあります。
- 親も子どもも自己肯定感があがる
- 信頼関係を築くことができる
- 次への行動を促すことができる
その行動をする要因が外的なものになる「ほめる」とは違って、「勇気づけ」は子どもの心に訴えかけ、内的要因としての行動の動機になりえるでしょう。
私は勇気づけという言葉が好きです。
こどもの成長を願うぴったりの言葉だと思います。
みなさんもお試しくださいね。
以上チェンでした~~~~