入学式のとき
三つ編みの髪を
後ろの男児に引っ張られ
しくしく泣いてたら
先生が優しく声を
かけてくださいました。
すぐに熱を出したり
体を壊しやすい
ひ弱な子供で
両親は
幼稚園も学校も行かさないでおく、
と決めていたそうですが、
知り合いが
少し片田舎の学校を
紹介してくれたのをキッカケに
学校に行くことになりました。
電車を乗り継ぐのも
電車から見える景色も、初めてで
慣れるまで、両親が交代で
学校へ通ってくれました。
環境になかなか、なじめなく、
遅刻をよくしていたようで
父に着替えを手伝ってもらって
着替えていると
「早くしなさい!」
と、担任の先生が
怒り口調で言ったので
びっくりして泣き叫んで、
しばらく登校拒否したそうです。
その担任の先生は
出産か何かで辞められたそうですが、
私は、2年、3年と
学年が一つ上がる度に
一人で学校に行けるようになりました。
その頃からでしょうか。
私は、よく食べるようになり
みるみるうちに太り
70キロを超えるか超えないか位の
体重にまでなりました
あげくに
中学高校時代の体育の先生に
関取と呼ばれてました
今では、すっかり
そんな面影はごさいませんので
やっぱりお年頃になると
痩せるものなのかもしれません
オードリーばあちゃんでした