こんにちは。
ニュージーランド在住の空写真家SkyDreamerです。
今日も僕のブログに遊びに来てくれて、
本当にありがとうございます。
気がつけば2月ももうすぐ終わりを告げ、
ニュージーランドでは夏が終わろうとしています。
今年は年初から異常気象が続き、
例年のようなカラッとした爽やかな夏ではなく、
洪水や嵐に見舞われた季節となりました。
いまだに北島の東部では、
被災の跡が生々しく、
その傷は癒えぬままです。
自然は私たちに恵みを与えてくれる反面、
時に容赦なく大切なものを奪っていく。
それはこの地球上で気ままに振る舞う、
僕たち人間に対する警告にさえ、
思えることもあります。
科学と言う大きな力を持ち、
自然をコントロールしているかのように見えても、
一度自然の猛威にさらされると、
僕たちの無力さを改めて痛感させられます。
ニュージーランドに移住してきてから、
自然と触れ合う機会が一気に増えました。
どんな大都市に住んでいても、
車で少し出かければそこには大自然がある。
そんな環境の中で暮らしていると、
人間が自然の一部であると言うことを、
いつも実感します。
そして雄大な自然に包まれると、
自然と尊敬の念が湧いてきて、
もっと謙虚に生きなくてはと思うのです。
今地球上では大きな気候変動が起き、
異常気象が頻発しています。
それは 僕たち人間の活動が原因であり、
このまま突き進めば人類の存亡にすら関わると、
科学者たちは警告しています。
にもかかわらず僕たちは科学による便利な生活を忘れられず、
今日もまた昨日と同じように生きている。
もしかしたらそれが自分たちで自らの命を、
滅ぼしてしまう恐れがあるにもかかわらず。
今回、ニュージーランド が直面した、
異常気象による災害に見舞われたことで、
僕は改めて深く思い知りました。
僕たち人間がもっと自然の前に謙虚になり、
自然をもっと尊重しながら生きるべきと言うこと。
僕たちの命が自らによって作られたものではなく、
大いなる自然によってのみ育まれているものなのだと。
大好きな自然の写真を撮りながら、
今までそんな当たり前のことにさえ、
十分な理解ができていなかった自分が恥ずかしいです。
これからは今まで以上に、
地球に優しい生き方ができるよう、
配慮していきたいと思っています。
これ以上環境が壊されることなく、
僕たちがこの美しい地球で、
これからも生きていけるように。
今日からまた新しい週間が始まりますね。
どうぞ素敵な日々をお送り下さい。
SkyDreamer