虫追いて触れて香や楠葉かな
紫の芳し匂う桐の花
炎天にアロマの香か桃の里
古垣や匂て覆う十薬か
夕闇に匂い漂う花の栗
凛として蓮の中に立つ地蔵
雨だれやそそりて芳る山梔子花
草むしり韮の香に食そそう
理事長 逸村一徳 ![]()
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虫追いて触れて香や楠葉かな
紫の芳し匂う桐の花
炎天にアロマの香か桃の里
古垣や匂て覆う十薬か
夕闇に匂い漂う花の栗
凛として蓮の中に立つ地蔵
雨だれやそそりて芳る山梔子花
草むしり韮の香に食そそう
理事長 逸村一徳 ![]()
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燕交う夕暮れ告げる声音かな
燕子花齢重ねし八重の花
黒南風や肌身にしみる八十寿かな
支柱棚隠元つるに青時雨
鬼マタタビ青空隠す芒種かな
シルバーに映える白桃早梅雨
理事長 逸村一徳 ![]()
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鳥沢の尾根飛び立つ雉一羽
犬目宿燕飛び交う古街道
薫風に野鳥鳴きかうジオの里
マリ蹴りて子犬背追う風光る
宵月にかぐわし漂う吸葛
山道の緑陰いとや風光る
古街道岩かけ道に春の雨
理事長 逸村一徳 ![]()
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惜春に友の別れとかすみ空
清流の滝の瀬めぐる花笩
鶯の声なき後に山笑う
青空や抜き出る藤に蜂も舞う
春泥を歩く野道に花一片
古街道淡き花びら弥生尽
理事長 逸村一徳 ![]()
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啓蟚や芝根もたげる長捏か
麗らかな花笑み桜の乳母車
春暁のまどろみ醒めぬ鳥の声
まどかなる川辺よぎるつがい鴨
源流の古武士偲や蝶(カワヒラコ)
春風に放つ餅投げ弁財天祭
理事長 逸村一徳 ![]()
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風雪に老いてなお咲く臥竜梅
玉堂の掛け軸代えて春隣
夕東風や茜に映える棚すそ野
犬連れて身ぐるみ外す二月尽
蝋下萌の川面の土手や青むかな
柊を刺して豆まく軒柱
理事長 逸村一徳 ![]()
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老なびて孫らと囲む雑煮箸
小夜嵐餅花ゆれるや小正月
朝まだき七草がゆの湯気が立
下萠に臥せて歩や子犬かな
蝋梅の甘く香や月の霜
寄せ鍋に気高く漂う無人会
理事長 逸村一徳 ![]()
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清流に堰て止めるや落葉舟
山裾梢に別れの草紅葉
草片に斜陽映えるや秋の宵
古刹道木枯らし抜けて朝月夜
木枯にたえる鳰の尾花かな
森かげにそっと開くや馬酔木花
夕映えに竜胆いろずく草野かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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月出ていざよう尾花小夜の風
山の背に茜に泳ぐ鰯雲
八朔やたわわに積しシャインかな
大空にかつぎて疎ら神輿ゆく
天高しソコダイソコダイねり廻る
三千世草夕日落ちるや虫の闇
理事長 逸村一徳 ![]()
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梢よりすき出る風と桐一葉
川面よりやさしく発る芒かな
どことなく音もなく舞う蜻蛉か
八朔や豊穣取り入る果実の里
秋風に黄金彩る稲田かな
敬老の祝いとどきし指を折る
理事長 逸村一徳 ![]()
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