清流に堰て止めるや落葉舟
山裾梢に別れの草紅葉
草片に斜陽映えるや秋の宵
古刹道木枯らし抜けて朝月夜
木枯にたえる鳰の尾花かな
森かげにそっと開くや馬酔木花
夕映えに竜胆いろずく草野かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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清流に堰て止めるや落葉舟
山裾梢に別れの草紅葉
草片に斜陽映えるや秋の宵
古刹道木枯らし抜けて朝月夜
木枯にたえる鳰の尾花かな
森かげにそっと開くや馬酔木花
夕映えに竜胆いろずく草野かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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月出ていざよう尾花小夜の風
山の背に茜に泳ぐ鰯雲
八朔やたわわに積しシャインかな
大空にかつぎて疎ら神輿ゆく
天高しソコダイソコダイねり廻る
三千世草夕日落ちるや虫の闇
理事長 逸村一徳 ![]()
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梢よりすき出る風と桐一葉
川面よりやさしく発る芒かな
どことなく音もなく舞う蜻蛉か
八朔や豊穣取り入る果実の里
秋風に黄金彩る稲田かな
敬老の祝いとどきし指を折る
理事長 逸村一徳 ![]()
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清涼を軒端に揺らす風鈴か
炎天を笑い散らすや鬼の百合
梅雨明けて凛とたたずむ立葵
入江より釣船いずる朝曇り
孫だんらん旬を頬ばる鰻かな
旅浴衣袂も煙る花火かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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泡満ちて父の日記念のタンブラー
梔子の離弁に注ぐ梅雨しずく
梅雨晴れ間葉裏に潜む虫を切る
鶴川台郭公槌音の新普請
学童をよぎり後押す燕かな
犬の背に散るやつつむや夕蛍
古池をとり巻く野草芒種かな
黒南風白亜柱かこむ運動会
理事長 逸村一徳 ![]()
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湘南の入江に遠き白き富士
湘南の蒼き入江と彩のバラ
箱根路や強者競う初夏の花
目に青葉行く手に注ぐ山法師
緑陰にこもれ眩いシャガの花
湘南の長浜づたい浜木綿花
竹垣根溢れ咲きしや木香バラ
朝風に橘香る曲坂
大井超え島田の丘のバラ道し
藤棚の花びら臥する子犬かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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水なし川菜花桃花の競演か
桃源の笈形大文競り火か
夜桜や梢の闇の笈形火
桃源のかすむ連山白亜引く
愛でられて紅らむ落ちる花筏
爛漫の桃花揺らすや百千鳥
理事長 逸村一徳 ![]()
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春彼岸畝に包まる芽吹きイモ
春雨に稜線朦朧山嵐かな
古しえの蔵出し雛の煌めきか
蒼天に鷹化して鳩となる
家族ずれ煙漂う彼岸西風
種まきに汗も引き込む彼岸西風
朧月古巣に戻るつがい鳥
雛段に合わせ親子の着付けかな
理事長 逸村一徳 ![]()
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軒先の鰯に添える柊花
蝋梅の梢の先に鳥一羽
早梅の梢を揺らすメジロかな
風去りて荒れ野の隅のこぼれ花
山茶花の咲しバス停なごむ朝
畔隅の朝日に芽ぶく土筆かな
理事長 逸村一徳 ![]()
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古刹堂 雪嶺眼下の 初回会![]()
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富士を背に 明鏡よぎる 鳰(カイツブリ)![]()
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掻巻きに 臥してきこゆる 虎落笛![]()
随神の 注連縄くぐり 初詣![]()
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新春の 集えし中に 口上す![]()
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理事長 逸村一徳 ![]()
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