僕が仕事で行く場所はほとんど前の会社も行っている場所なのですが、僕個人としてはベースがバンクーバーからトロントに変わったので目新しい場所もあります。
よくカナダ東部の海辺に行きますが、西部とはまた違うなあと思います。
それは街の雰囲気だったり、住んでいる人種だったり、訛りだったりするわけですが、そうは言ってもカナダ国内なので、遠い外国に行くよりは楽なんだと思います。
前の会社の時に比べると長いレイオーバーが多いので、ホテルから出て観光をする事もできます。
最近ニューブランズウィック州で逆流する川を見ました。
セントジョンとモンクトンです。
このあたりは潮位の変化が大きいらしく、1日に2度川が海から上流に向かって逆流するそうです。
どこでもよく観察すると多少はあるみたいですが、このあたりではそれが波となって逆流する珍しい現象が見られます。
写真の奥が下流、手前が上流です。
奥から手前に波が向かってきているのがお分かりでしょうか。
この逆流、現地の干潮の時刻より少し前(おそらく下流の海が干潮になったすぐあと)に押し寄せてきます。
モンクトンではその波でサーフィンをしている人もいました。
波が過ぎた後も日本の川が流れる時の速さでずーっと逆流します。
川の流れの方向が変わるというのはとても不思議で万有引力の力を感じます(?)
生き物はどうやって対応しているのでしょうか。
わざわざこれを見に行くためだけに旅行はしないと思うので、仕事のついでにいいものを見せてもらえてラッキーでした。